【プラ板ディテールアップ工作】爆速で大量生産出来る便利工具

ディテールアップ
スポンサーリンク

こんにちは、おらプラです。

ディテールアップ工作でプラ板を切り出して使うことがあります。

ふつうは下書きをして、それをデザインナイフなどで切り出すと思うのですが、たくさん作るときや、台形などの複雑な形を作るときは面倒に感じます。

そんなときに便利な道具を1つ紹介します。

WAVEさんが出している『ディテールパンチ』という道具なのですが、

「爆速・正確・大量」にプラ板を切り出せてとても便利

なのです。

私はプラモ屋で偶然みかけて衝動買いしてみたのですが、珍しく成功した衝動買いになりました(笑)

基本的な使い方以外にも、いろいろ応用法も紹介します。

まだまだアイデア次第で広がると思いますので、考えてみてください!

スポンサーリンク

10秒でコレ作れます

これが大量生産できます

ずばり何が出来る道具なのか?

それは、上の写真を見てくださればわかると思います。

10秒もかからず、上のようなプラ板を切り出すことが出来るのです。

すごいでしょ?

「こんな形、何に使う?」

と思ったあなた、ちょっと想像力が足りないぞ~。

WAVE・HGディテールパンチ!

WAVEディテールパンチ

それを可能にする道具が、WAVEさんの「HGディテールパンチ」です。

紙に穴を開けるパンチは誰でも知っていると思います。

紙に2つ丸穴を開けて、バインダーなどに綴るときに使うアレです。

アレと同じ構造なのですが、これは、

  • プラ板を切り出せる
  • (丸穴じゃなく)様々なパターンで切り出せる

のが特徴です。

私は「台形2」チョイス

私はプラモ屋で熟慮(貧)した挙げ句、「台形2」というパターンを買いました。

個人的に、一番使う形だと思ったからなのですが、他にどんなパターンがあるかについては後述します。

使い方

紙用のパンチと同じですね

横から見た写真ですが、一目瞭然、使い方説明しなくてもわかるでしょ?

プラ板を挿し込んで上から押すだけ

プラ板を挿し込んで、上からハンドルを押すだけです。

紙よりも力は必要ですが、子供でも大丈夫なぐらいの固さなので安心です。

たったこれだけで、プラ板から先ほどのパターンが切り出されているのです。

かんたんに大量生産できるというのがわかってもらえるかと。

注意点「厚いものはダメ」

プラ板0.3mmまで

使用上の注意点は、プラ板の厚さが0.3mm以下に限定されていることです。

これ以上厚いものを切り出すと、刃が傷んでしまうようですし、切り出せなくなるのでしょう。

私は0.3mmまでしか使っていませんので、実際はわかりません。もう少し厚くても大丈夫そうな予感はしますが。

使い道はアイデア次第です

この道具の面白いところは、使い方がアイデア次第でけっこう広がることです。

基本的な、私でも思いつく使い方をいくつか紹介しますね。

重ねて厚くする

重ねて

まず、0.3mmの厚さまでしか切り出せないという弱点についてですが、これは重ねることで克服することが出来ます。

正確に同じ形状で切り出せますから、重ねて接着すれば、簡単に好みの厚さに出来るのです。

これで0.9mm

自分で切り出したものを重ねた場合、バラツキが大きくてけっこう修正が必要ですが、この場合は少しヤスリがけをする程度でお手軽に出来ますよ。

「部分」で使う①

使いたい「部分」を選ぶ

連続したパターンで切り出したものを、そのまま全部使う必要はありません。

むしろ、必要な部分を選んで使う場合がほとんどでしょう。

ダクトみたいな

何枚か重ねるだけで面白い形状を作り出すことができます。

例えば上のようにダクトっぽくすることが出来ますよね。

「部分」で使う②

台形部分だけカット

台形部分だけをカットして使う場合もあります。

例えばこんな

ジャンクパーツによるイメージですが、貼り付けてこんなアクセントにしたり。

重ね方を工夫してカッコよく

間にプラ板を挟んでも良いですね(適当ですみません)

ただ重ねるだけじゃなく、間に違うプラ板を挟んで接着することで、これまた違った感じにすることもできます。撮影のための適当工作で申し訳ないですが、さっきのものよりダクトっぽく見えるでしょう?

画像出典:WAVE様公式サイト

上手にやると⬆こんなものも作れる可能性があります。

四角だけでも便利

長方形のプラ板としても楽ちん

台形じゃない、残りの長方形の部分としても使いやすいです。

正確な長方形を切り出すのも面倒なときありますからね。

T定規と合わせて使えばかなり作業が進みますよ。

T字定規はWAVEのHT385がおすすめ「薄くてコンパクト」
プラ板の工作にはT字定規がとても便利。あるなしで工作の面倒さ・正確さが雲泥の差です。T字定規はどんなものか、使い方を説明して、そのうえで、私愛用のWAVEのHT385(小さい方)がどうしておすすめなのか解説します。1000円もしないコスパ最高レベルの優れもの。

スジボリガイドとしても

スジボリガイドにも使える

私はスジボリが下手なので、しっかりとしたスジボリガイドとして使うこともあります。

ガイドテープよりも頑丈ですし、台形のようなデザインってスジボリでよく使うじゃないですか。

私が台形2のパターンを選んで買った理由の一つでもあります。

どの形を買う?

ディテールアップ工作をするとき(+スジボリ時)、爆速で正確に大量にプラ板を切り出せることはすごく便利です。

自分で切り出すより間違いなく正確ですし、何より時間の節約が半端ないレベルです。

それはわかってもらえたかと思います。

さて、ディテールパンチは、いろいろなパターンが発売されています。

どんどん新しいパターンが増えています。

表にまとめるとこんな感じです。

四角 2種
台形 6種
3種

(⬆2023年8月現在)

私は「台形2」だけ使ってます。台形は自分で作るの面倒なので選びました。

どんな形があればベストなのか?考えて買うのがオススメ。

いくつもあるとかさばります(笑)

理想は取替式なら良いのになあ。

ともかく1つ選んで使ってみてください。