こんにちは、おらプラです。
先日、100均材料を使って雪景色のジオラマを作りました。
それが思いのほか面白くて、
「他にも100均の材料でジオラマ材料ないかな?」
と思って探してみました。
すると、100均(ダイソー)に「装飾グリーンモス」というものがあったのです。
草を作りたいときにはかなり便利そうです。
大きなスケールのときはそのままで、小さなスケールのときはハサミで細かく切って。
試しに簡単なジオラマ作例を作ってみましたので、その作り方をどうぞ。
草地のジオラマを安く作れますよ。
100均の装飾グリーンモス
これが100均(これはダイソー)で買ってきたものです。
材料は感想藻
緑のモジャモジャで、いかにも草の材料として良さそうですが、材質はなんでしょうか?
「乾燥藻」という材料が書いてありましたので、樹脂などではなく天然のものなのですね。
もともとの用途もミニチュア?
もともと何に使うのかと思えば、上の写真のように、ミニチュアの飾りを作る用途のようです。
応用とかじゃなく、そのまんまジオラマの材料みたいなものですね。
さすがダイソー様、貧乏モデラーの強い味方です。
テスト製作「岡本太郎の犬」
岡本太郎の作品のミニチュア像
岡本太郎のミニチュア(海洋堂製)があるのですが、ケースに入れてあるだけでなんとも味気ないと思っていました。
これは「犬」という題名の作品ですが、じつはこれ、庭に置く植木鉢(背中の穴に植物を植える)なんです。
この土台に緑を生やして、庭っぽいジオラマにしてみます。
庭っぽく
ケースの土台に木工用ボンドを塗って、ただそこに乾燥藻を置いていくことにします。
乾燥藻は手で持つと毛糸の塊を持っているような感覚です。
天然材料らしいなと思うのは、ところどころパラパラと崩れ落ちていくところです。
毛足の長さは長短混ざっていまして、長いものですと3cmくらいあるかもしれません。
今回置き始めてから気づいたのは、
「スケールに合わせて短くしないと、違和感が出てしまうかな」
ということです。
今回のミニチュアは庭の置物ということで、スケールは大きいものですから、これだけ長いまま使ってもなんとかなったと思っています。
同じく岡本太郎の「座ることを拒否する椅子」を並べてみました。
スケールは違うのですが、良しとします。
かなりフカフカの庭になってしまっていますので、リアル志向のジオラマとしてはかなり疑問符が付きますが、雰囲気重視ということでご容赦ください。
雰囲気はいいでしょ?
テスト作例「マシーネン・フリードリッヒ」
続いて、以前製作したマシーネンのフリードリッヒをやってみます。
木片を台座にしてあって、これはこれで気に入っているのですが、これに草を生やしてみます。
フリードリッヒは1/20というスケールですので、乾燥藻がこのままでは、長すぎると思いました。
細かく切って接着
まずは、ハサミで細かく切ることにしました。
長さは適当ですが、長くても5mm程度ぐらいを目指しました。
木製の台座を草地に
本当はキットを外してからやりたかったのですが、接着してしまってあるようで(どうだったか忘れてしまいました)、外せませんでした。
仕方がなく、土台にそのまま木工用ボンドを塗りたくっていきました。
そして、細かく切った乾燥藻を上からパラパラと撒くように置いていきました。
「もっと細かく切ったほうがよかったかな?」
と思いましたが、このまま進めます。
全面に敷いてみました。
どうしてもスキマが出来そうになるので、そういうところはかなり細かく刻んで、ほとんど粉のようになったものを、振り掛けて隠しました。
注意点としては、上から押さえつけてしまうと、草がペタっと寝てしまうので、そっと置くようにしたほうがボリューム感があって良いような気がしますよ。
100均材料まだまだありそう
最後に、土台からはみ出したところをはさみで切りそろえて、完成です。
なかなかいい雰囲気になったと思っています。
ジオラマと言うほど立派なものではないですが、たったこれだけで雰囲気がグッと上がるので、楽しいものですね。
専用の道具や素材が販売されていますし、たぶんそちらのほうがより適しているのかな?と思います。使ったことがないのでわかりません。
でも、私のように、
「ちょっと手を入れて、手軽に少し雰囲気が上がればいいな」
という感じでジオラマを作りたい人にとっては、100均の材料はかなり助かりますよ。
なにしろ、安い!
安いということは、キットや他のものにお小遣いが使えますからね!
たぶん、他にももっと使える材料が眠っているはずです。
探してみたらいいと思いますよ~。