【P-38Jライトニング⑤】完成。F35ライトニングⅡと並べる

飛行機
スポンサーリンク

こんにちは、おらプラです。

タミヤの1/48飛行機P-38Jライトニングを作ってきました。

前回で製作は終了したので、完成写真を撮って製作を振り返ったります。

  • 「巨大な双胴戦闘機」という特徴を見るためにメッサーシュミットと並べたり
  • 「ライトニングの系譜」のためにF35ライトニングⅡと並べたり

楽しい撮影でした。

スポンサーリンク

完成写真で振り返る

P-38Jライトニング

いざキットを買ってみると、子供の頃からよく知っている機体だというのが第一印象でした。

普通の戦闘機と違って2つの胴体が後ろに伸びて、それをつなぐように尾翼がある変わった形の戦闘機。太平洋戦争の映画などで観た知識で、山本五十六の乗る機体に襲いかかって撃墜したのはこの機体じゃなかっただろうか?

子供心に「嫌な戦闘機」として認識していたように思います。

大人になって、プラモデルを作って改めてそのデザインを手に取ると、

「なんて斬新な飛行機なんだろう」

と素直に思います。エンジンをただ2つ積みたいだけなら、別に双胴にしなくても爆撃機みたいな形にすればいいだけなのに、あえて2つの胴体を伸ばしたというアイデア、すごいと思います。

今回銀色のスプレー塗装をするうえで、下地を3種類作ってやってみましたが、はっきりと分かるのは2つだけという結果でした。よーく見ると3種類に分かれていることが(作った自分には)わかるのですが、パッと見て2種類ですよね。

目指した完成図とは残念ながら違ってしまいましたが、次に銀色の機体を塗装するときには再チャレンジします。

この機体に乗っていたエースの彼女マージさんの顔写真。

当時のアメリカの余裕を感じますな。

撃墜マークが日章旗というところが、日本人としては心痛く感じます。戦争ってよくない。

ただ、戦争に使う道具だけど兵器はとてもカッコいい機械という想いは消せないんです。

そういえば、この飛行機は操縦桿じゃなくてハンドルを両手で持って操縦していたそうです。

飛ぶだけなら自分にも出来るかな?なんて思ったり。

脚の塗装は筆塗りでやった関係上、機体と違う色になってます。

違うほうがカッコいいと思います。塗装指示は同じ色なので正しくはありませんが。

ミラーで反射して機体の下を見る仕組み

左右のブーム(双胴のこと)には内側にミラー状のデカールを貼ります。

これは、機体の下側を見るための仕組みだということがわかって感心しました。

たしかにこの形をしていると、下側への視界が狭いですからね。

普通に組んでいけば、主翼や尾翼が左右対称に組み立てられます。

絶対狂うことがない仕組みで、このあたりがタミヤなんですよね。

私の作っているプラモの範囲で、戦車についてはタミヤ以外の海外製のキットでも作れる自信は出てきたのですが、飛行機プラモはタミヤ以外に手を出す勇気がありません。

海外製どころか国内メーカーのハセガワですら「難しそう」と尻込みしてしまいます。(初飛行機プラモでハセガワのブルーインパルスで失敗したトラウマのせいです。実際は同じように作れるのかもしれません)

パーツがバチピタなだけじゃなくて、作り方が本当にストレス無しで工夫されているんです。

飛行機買うなら次も絶対タミヤだな(苦笑)

大きい方の燃料タンクを選択しましたが、これは正解だったな。

細い補助アームがお気に入り。

キットには関係ないことですが、エアブラシを使いたい誘惑が大きくなってます。

筆塗りが楽しくてやめるつもりはないのですが、サーフェイサー吹いたり、ベース色の塗装をしたり、今回のようにメタリック調の塗装だったり、あったら便利だろうなと思い始めました。

缶スプレーは財布に痛いし、微妙な調整できないし、寒い冬にミスしやすいし・・・。

高くて簡単に買えるものでもないので、もう少し自分のプラモデルライフに必要なのか考えたいと思います。

他戦闘機との比較

メッサーシュミットとP38

今回作ったP38は、とても大きな戦闘機でした。

「まるで爆撃機じゃん」

と思うくらい大きかったので、同じスケールのメッサーシュミットと並べてみました。幅は倍くらいありますね。どんな飛行性能だったんでしょう?

このデカさで速くて同じような俊敏性があったとしたら、敵としてはかないませんが、傑作機と言われているということはそうだったのかな?

ガンダムでいえば、巨大なジオングがガンダムと同じように動くみたいなものか。

ライトニングⅠとⅡのコラボ

ライトニングの新旧そろいぶみ

そういえばそもそもこのキットを作ってみたきっかけは、

「F35ライトニングⅡの『Ⅱ』ってなんなんだ?」

と思ったことでした。

両方とも同じロッキード社(現在はロッキードマーティン)の戦闘機ですが、「絶対的存在」F35にライトニングの名前を継がせるくらい、P38は傑作機だったということのようです。

私の認識では「大戦機は小さく現代期は大きい」と思ってるのですが、P38の大きさはやはり異常ですね。(ちなみにP38は陸軍機で空母には積まない用途。幅が広すぎますね)

こういうのもプラモの楽しさ?

実機が好きでその延長でプラモデルをつくる人もいると思いますが、私は実機の知識はなくプラモデルで実機の背景を知るという人間です。

タミヤの説明書は実機の歴史や背景など詳しく書いてあって読み物として面白いので、プラモを作って知識を得て、それが次のプラモに連鎖していくという楽しみがあります。

次はどの機体作ろうか?(タミヤの、ね)