こんにちは、おらプラです。
タミヤ1/35仏戦車B1bisを作っています。
前回は海外モデラーさんの生み出したブラック&ホワイト手法に挑戦して、下地まで終わったところです。
お手本の写真をみながら、なるべく近い感じになるように作業を進めています。
今回は下地の上から本塗装をして、ブラック&ホワイトがどのように作用するか見ていきたいと思います。
本塗装はとにかく薄く
お手本の色(説明書ではなく本のほう)と同じように塗装するのに、手持ちの塗料から近い色を選びました。スチールグレーという色です。
いつもならファレホはウォーターパレットの上で使いますが、今回は100均の使い捨てパレットを使いました。
「(ラッカー塗料使用の著者の場合)8倍に薄めてほぼ透き通った状態にしてエアブラシをする」
と書いてありました。
そんなに薄めるのならば、通常のパレットで水をたっぷり入れたほうが塗りやすいと思ったのです。厳密に量ってはいませんが、5倍くらいに薄めました。
まずは目立たない場所で
最初に目立たない場所を使ってテストします。
ファレホをかなり水で薄めた状態なので、はじいてしまって塗りづらいのです。(水性塗料はこれが弱点?)普段通りの塗装だと「薄めすぎちゃった」状態ですからね。
一度で仕上げるわけではないので、少しずつ色が付いていけばいいので大丈夫。
スチールグレーはくすんだ水色のような色なのですが、ちゃんと下地の違いがわかる状態で色が着いていると思いました。薄め具合はこれくらいで大丈夫だな?
自分が思っていたよりも明るい水色ですが、塗装が進んでいくとウェザリングでどんどん暗くなりがちですので、なんとかなると踏んでます。
ブラック&ホワイト手法では、下地を隠してしまっては意味がありません。下地のグラデーションが見えるように、まるで青い透明フィルターをかけたように仕上げたいはずです。
薄いものは重ね塗ればいいので、とにかく薄く薄くを心がけていきました。薄いからといって何度も塗り重ねるわけじゃないので、とくに面倒でもないですし。
頑張った側面の装甲に入ります。
「ああ、こんな感じになるのか!これはいいかも」
このときは嬉しかったですねえ。
「行ける」
と自信がついたので、あとはシャバシャバと塗っていくだけです。
筆ムラとか関係ないし、通常の塗装のように塗りつぶすわけでもない(塗りつぶしてはいけない)ので、本塗装はむしろ気楽でした。
あのー、コレ自分が塗ったんですか?
この時点で今までの自分より上手に塗れているような気がするんですけど!(聞き流してね)
ブラック&ホワイト手法、すごいぞ!
お手本ではメリハリを付けるために、ところどころハイライト的に色を塗ってました。
見様見真似で塗ってみました。
デカール貼り
何種類かのデカールが付属していましたが、今回は説明書の塗装は無視していますので、適当に好きなものを選びました。
次回はフィルタリングとウォッシング
本塗装が無事に出来て、ファレホ筆塗りでもブラック&ホワイトが出来そうだと目処が立ちました。
とはいえ、本の解説では「まだまだこれからが本番」とばかりに、ウォッシングやらウェザリングの各工程を説明されています。
今まで我流と言うか、系統だって勉強したことがなく戦車を塗ってきましたし、これをいい機会にして解説どおりに進めてみたいと思いました。
上手な人がやっているとおりに、最後まで真似してみます。
次回はフィルタリングとウォッシング、そして残りの塗装です。