【ドラゴン・ティーガーⅠ極初期型】④戦車長は宇宙人?

戦車
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こんにちは、おらプラです。

ドラゴンのティーガーⅠ極初期型を作っています。

前回は車体本体の塗装を終えました。

ウェザリングをして仕上げる前に、苦手なフィギュアの塗装を行います。

目標は低く、上出来じゃなくてもいいから無難な「人間」になればいいなと思ってます。

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人間、顔です。

何はともあれ顔から

このキットにはフィギュアが付属していませんでした。

私、フィギュアは超苦手なくせに、人のいない単体の戦車模型はあまり食指が動きません。

「戦車と兵隊がいるワンシーン」が好きなんだと思います。

なので別売りのフィギュアを選んで準備しました。

冬季迷彩に合うように「冬服を着ているドイツの戦車兵」が見つかってよかったです。

造形の彫りも深いし、すごく格好良いフィギュアです。

塗装は顔から。これがなんとかならなければ服だけ塗っても仕方がないので。

明るい肌色を凸部に塗る

これまでいくつかフィギュアの顔を塗ったり、教科書を読んだりして、頭の中ではなんとなくイメージは出来てます。

肌色一色じゃなくて、暗いところと明るいところを塗るのがコツだということは理解してるつもり。

写真で見てビックリ!

ドイツ人の目が何色かわかりませんが、とりあえずくすんだブルーで塗ってみました。

老眼でも「うわ、失敗したか?」と思ってましたが、写真で見るととんでもない塗りざまですね。

ここまで酷いとは・・・。

もちろんこれで終わるつもりじゃなくて、目を描いてから、上下を肌色で塗って目を狭めていく作戦です。

どこがおかしい?

上下を肌色で塗ると目が細くなってきました。

でも、なんかおかしい。どこがおかしいかわからないけど、違和感は感じます。

目が下にあるのかな?

観察した結果、なんとなく彫り込まれた目のモールドより、下に眼球を描いてしまっているのかも知れないと気づきました。

やり直し!

肌色で一度塗りつぶしました

もう一度やり直しです。

肌色の時点で、よーく目のモールドを見極めて、眼球の位置を決めたいと思います。

どうしても小さい目が描けない

1/35のフィギュアの顔って小さいから、塗るよりも先に、まずは見えません。

一番細い筆でチョコンとブルーを置いたつもりが、やっぱりこうなっちゃう。

目で見ている時は、そこそこうまく塗れているように見えているから老眼は厄介なのです。

拡大鏡をもっと倍率高いのに変えようかな。

注意深く肌色で目を細くしていきます

先程と同じように、肌色で目を塗りつぶして目を細くしていきます。

うーん、二の舞かこれ?

ん?さっきよりいいかも?

さっきより目の位置が高く塗れていたせいか、バランスがとれているように見えます。

よく見りゃひどいけど

写真でアップすると酷くて見れたものじゃありませんが、一応人間の配置になっているような気がしますよ!

目の周りに黒い線を入れたいところですが、思いとどまりました。

「絶対失敗する。ここでやめておこう」

服を塗ります

ネットで調べながら

ネットでドイツ軍の冬服を画像検索し、それを見ながら服を塗っていきます。

帽子のマークは銀色

帽子には鳥と何かのエンブレムが付いていますが、これは銀色で塗ります。

「このエンブレムをミスると、そうとう怒られるな・・・総統に」

などと独り言言いながら塗っていきます。

モールドがしっかりしているので簡単でした。

ベルトは革の色

お、いい感じになってきました。

顔はアップにしなければ、そこそこ見れるので合格点。

手袋とか

服が真っ白でまったく立体感ありません。このフィギュアはすごくメリハリがついているのに、これではもったいないです。

シワなどの影に薄いグレーを

服装のシワがちゃんとモールドされているので、奥まったところに薄いグレーで影を入れていきました。

ちょっと小汚い感じになってきましたが、真っ白よりは断然雰囲気ありますよね。

ドライブラシで白を

グレーで影を塗ると、いかにもな感じではっきりとしていますので、最後に白でドライブラシをかけて、凸部を白くしていきました。

グレーがぼやけていい感じになったと思います。

帽子に赤い線

戦車長の帽子は赤い線で縁取られたものもあるようで、ワンポイントになるかと期待して赤く塗りました。(結果はほとんど目立ちませんでした)

フィギュア、これで完成とします。

遠目に見るかぎりは、問題ないかと思います。

少なくとも宇宙人じゃない。地球人に出来ました。

次回はウェザリングして完成!

次回は戦車にウェザリングをほどこして完成です。

フィギュアを塗って後顧の憂いは断った!

あとはティーガーⅠを思う存分仕上げるだけじゃー。