こんにちは、おらプラです。
タミヤの1/35、JSU-152を作っています。
前回は連結履帯をロコ組みしたあとに、転輪の位置を間違って付けている間違いに気づきました。
プラモをぶん投げたくなりましたが、気を取り直して続行です。
履帯を全部バラして廃棄処分、予備で付いていたベルト履帯を使うことにしました。
課題は「ベルト履帯をどうやってたるませるか?」です。
ベルト履帯で組立て続行
ベルト履帯は輪っかにして巻くだけなので楽ちんです。
ただ、ベルト履帯はまっすぐにピーンと張ってしまうので、金属の塊であるはずの履帯に重みが感じられません。
たるませる工作が必要になりますが、その前に他の組立てを進めておきます。
転輪の間違いを直してあるので、今度はしっかりと車体上部が取り付けられました。
ケアレスミスが悔やまれます。
ドイツ戦車のような凝りに凝った形状でもなく、どうやって作ったかすぐにわかるような形してます。だがそれがいい!かっこいいです。
エッチングパーツも含めて、燃料タンクや工具などを設置していきます。
続いて履帯のたるませ工作に入りますが、ベルト履帯をたるませる方法は、主に2つあります。
ベルト履帯をたるませる①「転輪に接着」
まずやってみる方法は、上の転輪に接着してたるませる方法です。
これは簡単でいいのですが・・・
今回のキットではうまくいきませんでした。
履帯を上の転輪に強引に接着してしまうのですが、転輪の径が大きいほど履帯との接着面が増えて下方に引かれる(たるんだ状態で固定)のです。
今回は転輪が小さいのでうまく出来ませんでした。
ベルト履帯をたるませる②「ピアノ線」
やはり2つ目の方法、ピアノ線に頼るしかないようです。
- 車体に穴を開ける
- ピアノ線を挿し込む
- 履帯がピアノ線で押さえつけられてたるんだ状態になる
わけですが、このときピアノ線を使うのが重要です。
アルミ線や真鍮線(でさえ)では、ある程度履帯を押さえつけることが出来ますが、けっこう変形しやすいのです。その点、ピアノ線は曲げるのが大変なほどなので安心です。
しかも細くて目立たないので、この場合は最適な材料です。
たるみが自然な感じになるように、ピアノ線の位置を決めます。
この戦車は左右で転輪の位置が違います。
左右一緒の戦車なら、左右でピアノ線を貫通させるとより頑丈になります。
この場合は車体側面に挿し込んだだけで不安だったので、中にプラ棒をつけて補強しておきました。
ピアノ線は履帯の上にあることになるので、よく見ると見えてしまいます。
3枚上の写真でははっきりとピアノ線見えていますよね。
ただ、サフ、塗装、汚しなどを進めていくと、じつはあまり目立たなくなるものなんです。
ちょっと先走って今後の様子だけ見てください。
消えてなくなることはないのですが、アラ探しをしなければわからないんじゃないかなと思いますが、いかがでしょう?
組立て完了
キットにはフィギュアが付属していましたが、ちょうど中古でソビエト兵を見つけたのでそれを使ってみました。
殺気立った戦車プラモなので、私は休憩中の様子が好きなんです。戦場のちょっとホッと出来る瞬間で少し平和。
次回は塗装です
次回は塗装をしていきますが、今回ちょっと頑張ってやったのが「識別帯の筆塗り塗装とハゲ」です。
塗装はいつもどおりファレホ筆塗りです。