こんにちは、おらプラです。
私はスジボリの道具としてクレオスのラインチゼルを使っています。
以前の紹介記事でも書いたのですが、
「ラインチゼルは時々抜けるのが欠点」
なんですよね。
集中して作業しているときにスポッと刃が抜けてしまうと、手が止まりますし、なによりプラモに傷がついてしまいます。
そこで、なんとか抜けを防止できないかと考えていて、良い方法を見つけました。
接着したりテープで止めるより確実に解決できますし、便利にもなるんです。
ラインチゼルの愛用者さん、抜ける悩みから開放されて、もっとスジボリがはかどりますよ!
ラインチゼル最大の欠点「抜ける」
![](https://oremoplamo.com/wp-content/uploads/2021/02/OVRD5198.jpg)
クレオスのラインチゼル
私はスジボリの道具として、クレオスのラインチゼルと、ファンテックのスジボリカーバイドを使っています。
とくにラインチゼルの彫り心地が好きで、使用頻度は高いです。
ところが、このラインチゼルには欠点があるんです。それは、
「彫っているときに刃がスポッと抜けやすい」
んです。
これさえ解決できれば、もっと使いやすくなるんだけどなあ。
テープや瞬着でやってみたけど・・・
私はなんとか解決しようと、瞬間接着剤やテープで固定してみました。
瞬間接着剤は固定力は強いものの、刃を交換するごとに接着し直しです。
せっかく刃の太さを変えられるのに、これでは億劫になってしまいます。
また、テープで固定するのはやはり交換が面倒ですし、なにより固定力も不安定でした。
ダイソーの2mmのシャーペンで解決
そこで、
「なにか代わりになる持ち手はないんだろうか?」
と思ったんです。
![](https://oremoplamo.com/wp-content/uploads/2021/03/OVRD6446.jpg)
チゼルの径は2mmです
チゼルの直径を測ってみると、2mmでした。
「ピンバイスで代用するのもあり?」
「樹脂か木製で持ち手を作って固定してしまう?」
などと考えますが、どれも一長一短です。
そんなときに登場したのが、シャープペンシルでした。
![](https://oremoplamo.com/wp-content/uploads/2021/03/OVRD6444.jpg)
シャーペンに2mmってあったのか!
ダイソーはよく行きますが、じつはシャーペンのコーナーがとても充実しているんです。
0.1mm単位で揃っていますし、まさかの直径2mmというものもあるんですよね。
「シャーペンに2mmってあったのか!」
と驚きました。
![](https://oremoplamo.com/wp-content/uploads/2021/03/OVRD6445.jpg)
2種類あったので両方買ってきた
しかも2mmだけで2種類もあったんですよ。
とりあえず両方買ってきて、試してみました。
![](https://oremoplamo.com/wp-content/uploads/2021/03/OVRD6447.jpg)
完璧じゃないか!
使ってみると、チゼルの刃はスポッと入りますし、しっかりと固定されてちゃんと使えるんです。
100円で解決できたよ!
この方法のメリット・デメリットをあげてみます。
メリット
刃が抜けません
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使い方はシャーペンと同じ
![](https://oremoplamo.com/wp-content/uploads/2021/03/OVRD6450.jpg)
ノックノック!
そもそもの目的ですが、これでチゼルの刃は抜けないのでしょうか?
手で持って引っ張ってみると、
目一杯引けば抜けるけど、使用上抜けることはない
のです。
純正のホルダーより強いです。
収納もワンタッチです
![](https://oremoplamo.com/wp-content/uploads/2021/03/OVRD6448.jpg)
シャーペンのように収納も簡単
使い方はシャーペンとまったく同じで、ノックすれば出てきますし、ノックして刃を押せば引っ込みます。
つまり、シャーペンの中にチゼルの刃を収納できるというわけですね。
刃の交換が不要になります
当然、替刃の数だけ準備すれば、刃の交換が不要になります。
スジボリの幅を書いておけば、使いたいものをすぐに手にとって彫ることが出来ます。
ちょっと道具箱がせまくなりますけど。
デメリット
多少、デメリットもあります。
向きが固定じゃない
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受精ホルダーのように向きが決まらない
ラインチゼルの純正ホルダーは、差し込むと方向が決まっています。
平面になっている面を上にすると、チゼルの刃が垂直になるのですが、これはとってもいいところです。
ところが、シャーペンは刃がどこを向いているかわからないんです。
刃をよく観て、しっかりと垂直に当てなければいけないんです。
スルスルと回転することはないので、問題なく使えますけど。
使いにくいものもある
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使ってみるまでわからない
私は2種類買ってきて試しましたが、ダイソーはいつも同じものがあるとは限りません。
その時その時で、お店に並ぶものが違うんです。
私が行ったときは上の2種類でしたが、あなたが行ったときにあるのは違うモデルかもしれないんです。
そうすると問題になるのが、
「買って試してみるまでわからない」
ということです。
私が買った2種類のうち1つは、やや固定力が弱くて、ちゃんと使えるものの不採用にしました。
もう一度お店に行き、使いやすいほうを必要数買ったんです。
まあ、無駄になっても100円だけなので、そのあたりは我慢かな。
ラインチゼルをもっと使いやすく!
![](https://oremoplamo.com/wp-content/uploads/2021/03/OVRD6453.jpg)
使いやすいですよ!
もちろん、解決策としてピンバイスを使うとか他の方法もあります。
でも、やっぱりいちいち交換するのが面倒になると思うんです。
それならいっそのこと、100円の2mmシャーペンを買ってきて、専用にしてしまえばいいんです。
刃は抜けないですし、しっかりと使うことが出来ます。
刃の交換も不要になります。
収納もできちゃいます。
上にデメリットを書きましたが、ハッキリいえばデメリットというほどでもないものばかり。
クレオスのラインチゼルを使って「抜け」に悩んでいる人がいたら、試してみるといいですよ。
スジボリがはかどりますし、工作に集中できますから!
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