こんにちは、おらプラです。
初めてのFSSプラモとしてIMS1/100破烈の人形を作っています。
前回まででおおまかな組立てが終了したので、ここでメインのボディ色を缶スプレー塗装します。
普段筆塗りしかしていない人間が缶スプレーをたまに使うと、やっぱり初歩的ミスが多発します。
「ま、こうなるよね~(ため息)」
めげずに修正とかします。
どうして缶スプレーにしたのか
まず、いつも筆塗りしかしていないのにどうして今回缶スプレーを使うことにしたのか、少し説明させてください。
「MHはいつも美しくて汚れていないイメージ」
なので、筆塗りでは上手に塗れない気がしたからです。
とくに面積の大きな大きなキットの場合はなおさらです。
「戦車を筆塗りは出来るけど、車は筆塗りできない」と思ってます。
そこで、
「メインの装甲はスプレーで塗装して、他の色を筆塗りしようかな」
と考えました。
塗装の手順について
スプレーやエアブラシを使う場合は、色ごとにマスキングが大変じゃないですか。
私はあまりマスキングという作業をしたくない横着人間ですから、最初の1色だけのスプレーならばやろうという気になりました。その後の部分塗装にはマスキングいらないので。
ただ、普段は使わないラッカー塗料ですので、家の中では出来ませんし、乾燥させるだけでも家族からブーブー言われそう。
なるべく風の弱い日を選んで、外に出て缶スプレーしなければいけません。(北海道の11月なので)寒いんですよ、これが。
缶スプレーは色選びが難しい
さて、問題は色選びです。
ファレホなら色数も豊富で選択の幅が広いし、エアブラシなら自分で色を作れるのでしょうが、缶スプレーとなると一気に選択肢が狭いんですよね。
しかも、サイトの色見本と実際の色がぜんぜん違うこともよくあります。
「破烈の人形は、薄いグレーにやや青みが混ざった感じ?」
という微妙な色なので、そんなスプレーは見つかりません。
そこで、タミヤが航空機モデル用に発売している缶スプレーから、AS26ライトゴーストスプレーというのを選びました。
『現用米軍機および自衛隊機に使われている制空迷彩色です』
という説明でした。
タミヤ・エアーモデルスプレーシリーズは航空機の微妙な色合いを再現しているので、他のシリーズよりニッチな色合いが選べるので重宝するかもしれません。
どうやら航空機の腹側(下面)に塗られる薄めのグレーのようなのですが、
「それはつまり空の色に似せているわけで、少し青味があるんじゃないか?」
と想像しました。
ネットで「えいやっ」とまとめ買いして、試しに吹いたときのドキドキ感わかります?
「うーん、指定色よりはかなり濃いグレーだけど、これはこれでカッコいいんじゃない?」
ホッと一安心。
スプレー塗装のミスと修正
実際に缶スプレーしていきますが、やっぱり慣れていないし下手ですから、ミスも多発しました。
教科書の方法を注意してたつもりだったんですが・・・。
塗装のミス
「スプレーは少量ずつ何度もやること!」
なんて書いてあるのに、いざやるとやっちゃいますね。
- 吹き付けすぎて塗料が垂れた
- パーツのところで吹き終わってポツポツができた
という、典型的なミスです。
乾燥してから神ヤスで修正して、スプレーし直しです。
とくにシールドのような、大きくて起伏のないパーツでは目立ってしまいますから手を抜けません。
「結局手間がかかるんだから、最初から丁寧にやれよ」
って話です。
ヤスリがけのミス
あと、肩をヤスリがけしたときに、金属ヤスリで変な当て方したところが、キズで残っていました。
こういうのがあるから、サーフェイサーチェックが必要なんでしょうね。
目に見えないミス
あと、写真ではないのですが、うまく塗れたと思っていたのによく見ると塗料が塗りきれていない(塗装が薄い)ところがありました。
とくにパーツの角とか、スプレー当たりにくい小さな面とか。
これは塗り重ねたところもありましたし、(スプレーがなくなった後で)気づくのが遅くて放置した場所もあります。
下地と同系色だと見分けがつきにくい老眼の辛さ。
次回は
とにもかくにも、これでスプレー塗装を終えました。
「指定色ではなかったけど、外れるならこっち方向に外れてほしかった」
という色を選べました(青っぽすぎるとイヤでした)し、ミスもかなり修正できましたし、慣れないスプレー作業は終わりです。
「あとは慣れた土俵、筆塗りじゃあ~!」
と気分は良かったですね。
次回は筆塗り塗装をしていきます。
よろしくお願いします。