【初めてのレジンキット】ダッカスを作る理由「おれを踏み台に(略)」

FSS他
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こんにちは、おらプラです。

初めてレジンキットを作ることになりました。

キットの名前はボークスの「ダッカス・ザ・ブラックナイト」(の小さい方)です。

申し訳ないことに、じつはダッカスは当て馬で、本当に作りたいキットを失敗しないように作る「練習台」です。

それはともかく「初めてレジンキットを作る」という経験は、とてもワクワク感でしたし、

「ちゃんとやれば、初めてでもいちおう作れるんだな」

とも思いました。

同じように感じて尻込みしている人、「興味あるならチャレンジするべし」ですよ。

私が作っていった様子を見れば、たぶん自信持てます。

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どうしても作りたいキットと出会った

これが作りたい

私は永野護氏のFSSが好きです。

長年、プラモは難しそうで手を出してきませんでしたが、先日初めて「破烈の人形」を作りました。

【IMS1/100破烈の人形1】初めてのFSSプラモ。開封と洗浄
IMS1/100Bang破烈の人形を作ります。自分にとって初めてのFSSキットになりますが、いろいろ作るのが難しそうです。まずは開封してキットの様子を観察しつつ、お風呂でパーツ洗浄をしてみました。完成するのか不安たっぷりなスタートでした。

でも、プラモを作る人ならご存知でしょうが、FSSの主戦場はレジンキットです。

レジンキット・・・少量生産のガレージキットの一種で、レジンを主材料にしたもの。圧倒的な完成度と引き換えに、独特の作り方が必要で、お値段も高い。つまり「高くてもいいからメチャクチャかっこいいのが欲しい」という人向けのマニアックな世界です。

「レジンキットのカッコいいやつ欲しいな~」

と思ってはいましたが、技術的にもお財布的にも高嶺の花だったんですよ。

でも、そんな気持ちを吹き飛ばすようなすごいキットを、ネットで見かけてしまったのです。

それが、トイズプレスから出ている「焔星」でした。

「これは絶対作りたい!」

と燃え上がり、勢いでポチッとしてしまったのでした。

ぎゃあ、すげえ

到着して開封した時には、思わず声が出ました。

「ホエ~、どうすんだこれ?」

ネットで勉強しました

プラモは多少経験を積んできましたが、レジンキットは完全無知です。

そこで、youtubeの「吉本プラモデル部」の動画を観てゼロから勉強です。

経験者からすればこの時点で苦笑するレベルだと思います。

でも、恐るべきことに開封してあまりのカッコよさに感動した私は、あろうことかもう一つポチってしまったのでした。

作れるかどうかもわからないのに、憧れが勝ってしまったのです。

「手に入る時に買っておかないと手に入らない」

という、レジンキットの脅迫観念にとりつかれたのもあります。

「初心者が作れるものじゃない」と脅される

「天才・谷明(たにあきら)の傑作を、初めてのやつが作れるわけないだろ!」

と経験者にアドバイスされました。

アドバイスというより、むしろ脅しと言えるレベルでした(笑)

私も当然自信はないし、憧れのキットを無駄にしたくないという気持ちは、人一倍強かったと思います(貧)。

「じゃあ練習してやろう」

「それなら、比較的作りやすいと言われるボークスのキットで練習してみたらどうか?」

と思いつきまして、ちょうど再販されていたものを買うことにしたのでした。

「小さいダッカス君、ちょっと来て」

練習っていったって、ボークスさんのFSSキットはとてもお高いものが多いです。

5万円を超えるものはザラですし、20万円近くするものもある恐ろしい世界。

ちなみに「焔星」は5万円です。

「できるだけ安いもので練習を」

と考えると、行き着く先は1/144スケールで小さめな、ダッカス・ザ・ブラックナイトになったというわけです。(2万円台・・・金銭感覚崩壊していた)

「5万円のキットに憧れ、4万円のキットをついでに買い、3万円のキットを練習に買う」

我ながら恐ろしいことをしたと思っています。貧乏人のすることではない。

でも、先に書いておきますが、ダッカスを作り終えた時点で値段以上の経験をさせてもらったと思っていますし、カッコよさにも満足していますyo。

このぶんなら、残りの2つも間違いなく満足すると信じています。

次回は

前置きが長くなりましたが、次回から作り始めていきます。

特別なことはなにもせず、勉強したとおりに、基本通り作っていくだけですので、きっとレジンキット初心者には参考になると思うんですよ。

最初にも書きましたが・・・「あなたにもきっと出来る!」

次回からお付き合いください。