こんにちは、おらプラです。
マスキングテープというと、あの黄色くて100均でも売ってるアレを思い浮かべるでしょう。
絶妙な粘着力と、貼りやすさと、安さ、文句なしです。
ただ、私のような不器用人間では、1つ弱点がありまして、それは、
曲線を上手にマスキングできない!
ということなんです。
練習して技術を上げればいいのでしょうが、私はあっさりとあきらめて、道具の力に頼って曲線をマスキングしています。
タミヤさんの曲線用マスキングテープ
どうして曲線をマスキングしていくのか、仕組みを解説していきます。
道具に頼っていいじゃない、だって、簡単だもの。
曲線用マスキングテープとは?
タミヤさんから販売されている「曲線用マスキングテープ」は、4種類の幅が準備されています。
12mm・5mm・3mm・2mmの4種類です。
曲線を作るうえで、細いほうが曲げやすいですが、あまり細いとその後残りの面をマスキングし直す手間が増えます。
私は3mmのものを使っています。
マスキングテープ自体の素材も少し違っていまして、普通は薄い紙状ですが、これはナイロン系の材質です。
この素材は引っ張ると伸びるのですが、そのおかげで、曲線にフィットさせやすいということになります。
お値段も数百円。通常のものよりは高いですが、1つ買うとかなり保ちますので、高い印象がしないのが嬉しいところ。
違いを試してみると
プラ板にマジックで円を書いて、それに沿ってマスキングしてみます。
違いがわかりやすいと思いますので。
まずは通常のマスキングテープを使ってやってみました。
同じような太さに細くカットして使っています。
私の不器用さを見られるようでお恥ずかしいですが、だいたいこんな感じになると思います。
とにかく外側をラインに合うように注意しながら、余った内側をダブらせていきますよね。
続いて曲線用マスキングテープを使うと、どうなるのでしょうか。
同じように慎重に外側をラインに合わせて貼っていきますが、適度に伸びるので、曲線に合わせやすいんです。
内側の余りの感じが、通常のものとはちょっと違う感じでしょ?
これは内側を余らせるというよりも、外側を引き伸ばしているからです。
これが本当に貼りやすいのですよ。
本当に曲線を作れる!
そして、一番の違いは、上の図で解説します。
通常の紙製のマスキングテープは伸縮性がないので、、どれだけ丁寧にやっても結果的には直線の連続で曲線に似せています。
曲線用のものは、伸縮性のおかげで、正真正銘(?)の曲線になるんですよ。
これで曲線マスキングも怖くない
曲線用マスキングテープを使えば、曲線や曲面のマスキングの難易度が、グッと下がります。
もちろん、これを使ったからといって、必ず狙ったラインに仕上がるとは限りません。
そこはやはり慣れが必要になります。
でも、通常のマスキングテープで曲線を作る技術の習得を考えれば・・・
比べ物にならないほど簡単!
です。
しかも、上で書いたとおり、仕上がりもちゃんとした曲線になりますから、見た目も違いますよ!
個人的に細いほうが使いやすいです。細いものでラインを作り、余った場所は通常のテープで埋めればいいので、太いものは必要ないかなって思ってます。
⬇ただ細くて貼りやすいものも「曲線向け」に代用できますが、間違わないでくださいね。