【ヘッドルーペ】老眼でのプラモデル作りには欠かせない拡大鏡

組立・工作道具
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こんにちは、おらプラです。

私は昔から近眼でメガネなしには生活できません。

ところが、最近は少しずつ老眼といいますか、手元が見えにくくなっています。

マンガを読むときも、細かい文字は少し顔から離したほうがよく見える始末・・・。

当然、プラモデル作りには大問題で、拡大鏡を買って使っています。

いろいろなタイプがありますが、私は頭に付ける『ヘッドルーペ』というタイプです。

もう、これなしにプラモデルは作れません。

老眼の人・老眼予備軍は、絶対に使ってしあわせになるべし。

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細かいところが見えません!

写真で見るとわかるんだけど・・・(悲)

私の老眼はまだ軽度と思いますので、これから先が思いやられますが、現状ではこんな感じです。

スジボリ

スジボリを彫るのに、工具の先をあてますが、狙った所に合っているのかどうかがわかりません。

多少ずれても、ずれたことがわからないので、自分ではまっすぐのつもりなので困ってしまうんですよね。

スミ入れは、色がハッキリしているのでまだ問題ないです。

合わせ目消し

合わせ目消しが必要な場合に、合わせ目が消せません。

なぜなら、

「そもそも、消せたかどうかがわからない」

からです。

ゲート跡もハッキリとは見えないので、爪で触ってみて引っ掛かりで判断する感じ。

塗装

塗装は、筆先が狙った所に合っているかどうかがわかりません。

プルプルする手で、

「よしっ」

と塗ってみたら、周りにはみ出すことが多かったですね。

ところが、失敗に気づけばまだいいほうで、下手すると、

おらプラ
おらプラ

よしっ細かいところなのに上手に塗れた!

と思ってたのに、

奥さん
奥さん

なんかはみ出しまくりで汚いわ~。下手だわ~

となっているから恐ろしいのです。

拡大ルーペが便利です

そこでネットで調べてみると、拡大鏡というものがたくさん販売されていることに気づきました。

高齢者社会ですから、読書や手芸など、みんな老眼に苦しんでいるのですね。

スタンド型とヘッドルーペ型

拡大鏡は大きく分けて、2種類あります。

  1. テーブルの上に置いて手元を拡大するスタンド型
  2. 頭につけて目の前にレンズを持ってくるヘッドルーペ型

です。

私はヘッドルーペ型を使ってます

私はバンドにしています

どちらも良さそうですが、私の場合はプラモ専用のスペースがないので、どこでも作れて片付けの邪魔にならない、ヘッドルーペ型を選びました。

ヘッドルーペはメガネのように耳にかけるタイプと、ヘッドバンドのように頭に巻くタイプがあります。

私の使っているものは、両方から好みのほうを選択することができます。

メガネ使用者は、当然ヘッドバンドを使うことになるでしょうね。

ヘッドルーペの良いところ

レンズ交換で倍率5種類

私のは倍率が5種類付いていました

どの製品も、たいていはレンズが倍率ごとに数種類付いています。

私のものは5種類でした。

「○倍」

と言われても、実際に使ってみないと「どの倍率がいいかわからない」と思ったので、5枚も付いているものにしたのです。

ちなみに私が使うのは、普段は2倍で、ここぞというときに3.5倍です。

倍率が高いとかえって見づらい場合もありますし、目も疲れやすいです。

切り替えがラクです

黒い部分が回転運動しますので、自分にちょうど良い場所に持ってきて調整できます。

使いやすいところに一度合わせれば、動かすことはあまりありません。

そして、作業を中断するときなどは、白い部分の回転軸を跳ね上げることができます。

拡大鏡をつけていると、焦点が合う場所以外は見えません。

誰かと話すときや、テレビを見るときなど、一時的に外すのに便利な機能だと思います。

もとに戻せば、レンズの角度は元通りですから、調整し直す必要もないのでいいですよ。

LEDライト付いてます

一応LEDライトが2個付いています。

おでこから照射するので、手元が影になりにくいのです。

でも、めちゃくちゃ明るいというわけでもないので、あくまでも補助的なものだと思ってください。

メガネ使用者でもOK

前述の通り、私の使っているものは、ヘッドバンドとメガネのツルタイプを付け替えることができます。

メガネを使用している人は、ツルタイプしかないものは避けたほうが良さそうですよ。

ヘッドルーペの注意点

ヘッドルーペは欠点もあります。

慣れるまで距離感がつかめない

これはスタンド型も同じ欠点だと思いますが、慣れるまで距離感がつかめません。

たとえば左手でパーツを持って、右手で塗装する場合を考えてみましょう。

拡大ルーペで観ているパーツと、拡大ルーペの外にある筆の距離感がつかめないので、

「塗ろうとして筆を近づけると、なぜかパーツじゃなく自分の左手に塗ってしまった」

という事故がおきちゃうんですよね。

塗料ならまだ汚れるだけですが・・・。

「こりゃ使いにくいわ」

と私も最初は思いましたが、慣れるとわかってきますのでしばらくの辛抱です。

おでこが痛くなる

ゴムクッション

おでこに当たるところに、ゴム製のクッション材が付いています。

ところが、作業時間が長くなると、おでこが痛くなってきますね。

見ていませんが、きっとおでこには跡が付いていると思います。

布を挟んだりすれば解決します。

私はヘッドバンドかニット帽をかぶって、その上から巻くようにしています。

拡大ルーペとともにプラモ人生を歩む!

交換レンズの収納の箱もついていました

最初こそ慣れが必要でしたが、今ではもう、

「これなしにはプラモを作れない!」

と感じています。

実際、不可能でしょう。

スタンド型であれヘッドルーペ型であれ、老眼の方はぜひお試しを。

「老眼になる前にプラモデルをもっと作っておけばよかったなあ」

と思うときもありますが、拡大ルーペのおかげで楽しめているのも事実です。

拡大ルーペと一緒に、プラモデル人生を歩む!

「見える・・・見えるよ!」

お互いにプラモデル、楽しんでいきましょう。