初めて飛行機プラモを作る人が読む本「ゼロから始める・・・」

おすすめプラモ本
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こんにちは、おらプラです。

30年ぶりにプラモデル作りを趣味として復活して、ガンプラ、戦車、マシーネンなど楽しんでいます。

せっかくプラモ趣味を始めたんだから、子供の頃は作らなかったもの・・・戦車とか飛行機とか船とかも作りたいと思っています。

ですが、やっぱりガンプラと比べると独自のノウハウがあるみたいで、難しいと感じてしまいます。

とくに、飛行機とか船は、

「説明書どおりの順番で組み立てればいいわけではない」

ような雰囲気を感じますし、専門用語も多くて尻込みしてしまいます。

そこで、飛行機模型を初めて作る初心者向けの、入門書を買って読んでみました。

モデルアート誌が別冊で発売している、

『ゼロから始める飛行機モデルの製作術総ざらい①』

というのですが、これがものすごく良かったのです。

この本のどういうところがオススメなのか、ご紹介したいと思います。

初めて飛行機モデルを作るなら、ぜひ読んでから作ってください。

飛行機自体の基礎知識から、作り方の手順、いろいろな塗装の方法など、飛行機モデルのことがよーくわかりますよ。

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モデルアート誌の別冊

読み応えあります

これは、スケールモデルの専門誌の1つ、『ModelArt』誌の別冊として発売されている本です。

ガンプラなどの特集が多いホビージャパンと比べて、ちょっと大人なプラモ専門誌だと思います。

私はたまたま戦車模型の参考に1冊買ったのですが、そのなかでこの本を宣伝していました。

キットは買ったけど手つかず

私は飛行機モデルを作ったことがなくて、超初心者です。

じつはもうキットだけは買っていまして、タミヤのメッサーシュミットが手元にあります。

箱の中身は見ましたが、いったいどこから手を付ければいいのかわかりませんし、そのままにしてあります。

「説明書通りに組み立てていけばいいんじゃないの?」

と思うのですが、どうやらそんな単純ではないみたいです。

ガンプラなら、説明書を見れば大体の製作工程は想像できるのですが、飛行機はよくわかりませんし、実際、説明書の順番は参考程度のようなんですよね。

そこで、ちょうど発売されたこの本に飛びついたというわけです。

①とあるけど②以降もセットで必要?

ちなみに、①とありますが、これは続巻もあることを意味しています。

現時点(2021/6)では、まだ①しかなくて、②以降はありません。

実は私、買う前に直接問い合わせてみたんです。

「この本は、①だけだと制作の途中までとかですか?」

と。すると、

「大丈夫です。①だけでも飛行機模型の製作は基礎から最後まで全部解説してありますよ!」

とお返事をいただきました。

実際、①だけで製作工程はかなり理解できましたし、もうすでに私の手の届かないような応用まで入っていました。

「初めて飛行機モデル作るのに、基礎を全部知りたい」

と思っている人なら、この本で足りないところはありません。

初心者にオススメしたい理由

写真がとても多いのが助かります

中身を写真で紹介するのはご法度だと思いますので、ほんの部分的に写真を混ぜながら、内容の具体的な良さを紹介しますね。

飛行機の専門用語も解説してあります

飛行機の構造がわからない人は多いはず

この本は、実際の飛行機の構造と専門用語について解説してあります。

これは、初心者にはとっても助かるんですよ。

私は飛行機の構造は、

「羽根、タイヤ、コックピット、エンジン」

ぐらいしかわかりませんでした。

けっこうそういう人は多いんじゃないですか?

そうすると、

今、何を作っているかわからないので楽しくない

ですし、

塗装の汚し方とかもわからない

のです。

プラモ作らなくても読み物として面白いです

「レドームは必ず黒に塗装するもの」

と言われても、

それがどこのことを言ってるのか?

どうして絶対に黒色なのか?

わからずに作っていくわけですね。

飛行機の構造と名前を知ることで、とても勉強になりますよ。

キットの年代別比較がわかる

ガンプラと違って、飛行機などのスケールモデルは、同じ機体でも古いもの新しいものがあります。

そして、たくさんのメーカーが同じ機体を作っていたりします。

そのあたりの事情を、解説してくれているページもあります。

「このキットは古いけど評判がよく、作りやすい」

とか、

「構造が古いから初心者は避けたほうがいいよ」

とか。

組み立ての基礎から各種塗装まで

たくさんの作例で手順を解説してくれます

この本は、全体で5、6機の飛行機を作例にして、組み立ての超基礎から塗装まで解説してくれます。

ノウハウを活かして組み立てた作例と、そのまま組んだ作例とが比較されていたり、筆塗りでの塗装やエアブラシでの塗装、中にはシルバーの塗装だけに限定しているものもありました。

例えば同じヤスリがけでも、ガンプラとは違いましたし、接着剤の付け方も同じとは言えませんでした。

「正直、ここまで違うものとは思っていなかった!」

現代機も大戦機も

現代機も大戦機も

飛行機モデルといえば、たいていが戦闘機でしょう。

大きく分けて現在の軍備の中心である現代機(F35とかトムキャットやファントムなどのジェット戦闘機)と、大戦機(第二次世界大戦で活躍したゼロ戦などのプロペラ機の、両方が解説されているのが嬉しいところでした。

私は大戦機のメッサーシュミットを作りましたが、現代機のメカメカしいものも今度作りたいと思いました。作りたいと思わせてくれます。

初めて飛行機モデルを作る人へ

5つの作例ですべて解説済みです

この本が、中級者以上の方にどう受け取られるのかはわかりません。

でも、私と同じような、

  • 初めて飛行機モデルを作りたいと思った人
  • 飛行機についてほとんど知識がない人
  • 購入から組立塗装まで一貫した知識がほしい人

には、本当に役立つ本だと思います。

飛行機モデルを数個作っただけでは、この本に書いてあることを全部やれないんじゃないでしょうか?

作業工程の写真も多くて手抜きがなく、文章もわかりやすかったですよ。

読み物としても面白くて、プラモ作らなくても、戦闘機好きな男の子にはたまらない本です。

⬆タミヤの新しいモデルなので、初心者には最高だと思いました。

パーツの合いが素晴らしいですし、なにより人気のメッサーシュミットです。エンジンも見れます。