こんにちは、おらプラです。
マシーネンクリーガーのノイスポッターを作ります。
ノイスポッターというのは、シュトラール軍の無人偵察機なのですが、特徴的な頭部に長いパイプ状の胴体がつき、細くて長い腕が2本グーンと伸びています。
他にはあまり見ないデザインですよね。
空中を浮いて移動するので脚はなくて、以前から「なんか面白い形してるなあ。作りたいなあ」と思いつつ、入手できなかったのです。
それが最近再販のタイミングで買うことが出来たので、作ることが出来ました。
開封
今年2023年はマシーネンクリーガー40周年ということで、特別版のパッケージです。
横山宏さんの箱絵も好きなのですが、ジオラマ写真もすごくいいですね。
パーツ数はそれほど多くはないようですし、左右対称じゃない場所が多いので、楽しく作れそう。複数生産嫌いです。
透明パーツで飾り台が付いていますが、どうしても目立ってしまうし、針金等で浮かせて飾れるようにしたいですね。
アルミ線、真鍮線、ビニールコード、スプリングなど、プラ以外の素材が多く同封されています。
マシーネンクリーガーキットの魅力の一つだと思っています。
組み立て開始
頭部から作り始めます。
マシーネンシリーズはどれもそうなんですが、パーツそれぞれの形がかっこよくて、惚れ惚れしながら作れます。
例えば可動箇所が多いガンプラだと、内部のフレームなど機能に特化してデザインされているパーツがあるものですが、マシーネンはほとんどが外から見えるから見た目重視。
実在はしないけど、戦車や飛行機などのスケールモデルに近い感覚で作れるのがマシーネン。
要所要所に金属パーツが使われているので、効果的にググッと精密感がアップします。
頭部の下からビニールコードを出して、ガイドに通す場所があるのですが、うまく通せずに壊してしまいました。難しいですよこれ(泣)
鉛シートでガイドのようなものを作り直して接着しました。
もともとパイピングでよく使う方法なので、いずれにしろこの方法に作り替えたかもしれません。
接着後に合わせ目消しをする場所が多いので、どんどん先行して接着していきます。
頭部は平面に近いところと、複雑な曲面のところが混在していて、ヤスリがけはラインを壊さないように注意しました。
ビニールコードで別パーツがぶら下がっていたりするので、パーツを壊しそうで怖いですね。
背中に背負う変な筒型のパーツ(反重力装置だそうです)は、ギザギザ面で合わせ目消しが超難しいです。
目立つ場所だけしっかりやって、あとは放置気味にしました。みんなどうやって消してるんでしょコレ。
横山宏さんのマシーネンクリーガーは、もともと市販されている他のプラモのパーツを組み合わせてベースにしているはずですが、頭部はもともとなんのパーツなんでしょうか。
原型がわからないように作られているので、生半可な知識では答えは見つかりませんが、気になります。
飾るために
展示方法ですが、下部の球体に穴を開けて、そこに針金を刺して土台に固定させます。
真下に穴開けて、真下から挿し込むのが一番安定するでしょうが、ちょっと工夫して斜め後ろに挿し込む形式にしてみます。
「前から見たときに針金が後方で見えにくく、浮遊感がある」
ことを狙ってみたんですが、効果はのちほど。
少なくとも「製作中はめちゃくちゃ扱いづらい」方法でした。
形が見えてきたぞ
全体を組み上げて行って、反重力装置を背負わせました。
腕折れる
ノイスポッターの腕は左右違う形ですが、すごく細いのは一緒です。
ヤスリがけするのに、ペーパーでくるんで動かしていたら、ヤスリがけの動きで折ってしまいました。うっかり。
接着はしましたが、段差は出来てしまうし直線にも疑問があります。
とりあえず組んでしまって強度を上げた状態にして、かるーくヤスリがけをしてリカバリーしました。
人によってはコレを全部真鍮線で作り変えると聞きます。一瞬頭をよぎりましたが、上手にできる自信がないのでやめておきました。
金属線にビニールコードを指定回数巻き付けていきます。
コレを何に使うかというと・・・
中の金属線を抜くと、昔の電話の受話器に付いているコードのようなものが出来上がりました。
今の人は電話の受話器のコードといっても知らないんでしょうね。
マシーネン作ってる世代ならわかりますよね(笑)
組み立て終了
このノイスポッター、自立しないしアンテナも多いし、腕は折れそうだし、安定して置くのが難しいです。
いくつかの部分に分けて塗装すると都合良さそうですが、私は全部くっつけてしまったのでとってもやりづらかったです。
ただ、各所がコードなどで繋がっているので、分けるのも工夫が必要な気がしました。
下部に挿し込んだ針金は適度に曲げて写真のように土台(木片)に付けてあります。
これがまたビヨンビヨン揺れて大変でした。
次回は
次回はノイスポッターについて来るフィギュア「エディ・アムゼル君」を作ります。
その後は塗装準備です。