こんにちは、おらプラです。
子供の頃に憧れつつも、作れなかったマシーネンのプラモデルを作っています。
前回は開封して、ガンプラとは違う雰囲気にワクワクしながら組み立てました。
次は、塗装に入る前に、
「ここは後ハメ加工しておいたほうが塗装しやすいよ」
という場所の加工と、アンテナの小改造を行っていきます。
とくに後ハメ加工は、塗装のしやすさが全然違ってくるので、やって良かったです。
こういう知識を残してくれているマシーネン好きの方々に感謝です。
使った道具
タミヤ・薄刃ニッパー

タミヤ・デザインナイフ

ヘッドルーペ

タミヤ・ピンバイス(&ドリルセット)

デジタルノギス

後ハメ加工➀サイドキャノピー

操縦席両側の透明サイドキャノピー
操縦席の両サイドにつくサイドキャノピーの透明パーツ。
これを先に取り付けてしまうと、その後の塗装をする時に、つねにマスキングしなくてはならず、面倒です。
そこで、後ハメ加工を行うことで、すべての塗装が終わってから透明パーツを取り付けられるようにするのです。
やり方は超簡単です。
透明パーツに付いている3本のダボピンのうち、下側の2本を短くするのです。

本来この長さのダボピンを

半分から1/3にカットする
半分から1/3程度でいいでしょう。
試してみればわかりますが、ほんの少しダボピンが残ってさえいれば、しっかりハマりますのでご安心を。

本来透明パーツの後に付けるこのパーツ
本来は、上の写真のパーツを先につけると、透明パーツが付けられません。

でも、後ハメ加工をしておけば

ハメられるんです!
透明パーツに塗料が付かないようにするうえで、とっても便利な加工ですよ。
加工に1分! 絶対にやるべき加工です。
考えた人のヒラメキに感謝です。
後ハメ加工②座席シート

座席につけるシート2パーツ
操縦席の中には、最後にパイロットのフィギュアを乗せますが、シートのパーツも後ハメ加工しておくと塗装が簡単です。

ダボピンを2つ全カットしておくだけ
これも加工は超簡単で、シートのパーツのダボピン(下側)を2本を切っておくだけです。
これも加工1分!

この中につけた状態で塗装するのは面倒ですよね
これも絶対にやったほうがいいですよ。
アンテナを真鍮線に改造

フリードリッヒのアンテナ
マシーネンには写真のようなアンテナが付いています。
これは縮んだ状態ですが、写真の作例を見ても伸びていたほうが断然格好いいです。

作例もこんなふうに

思い切ってカット!
そこで、アンテナの部分を写真のようにカットして、真鍮線と金属スプリングで改造するのです。
この改造はみなさんそれぞれのやり方があるみたいですが、いずれにしろアンテナは伸ばすのが定番のようですね。

ウェーブさんの真鍮線とスプリングパイプを使いました
私は安価で手に入りやすいWAVEさんの真鍮線とスプリングを使用しました。
両方で250円だったかな。

スプリングNO.1は外径1mm
このスプリングは、サイズ表を見れば内径が計算できます。
外径1mmのもので、だいたい内径0.6mmですから、0.5mmの真鍮線が入るだろうという計算で買いました。

こんな感じです

外径1mm
まずはパーツにピンバイスで1.0mmの穴を開けてみます。

真っ直ぐに開くかな?
試しにスプリングを挿入してみたら、ちょうどいい感じでした。

うん、いいかんじ。

適当な長さに切って、アンテナの先を付けてみました
作例や箱絵を参考に、だいたいの長さでカットして付けてみました。
「このアンテナが伸びるんだから、当然先っちょにはこれが付くんだよな?」
と円筒形の部分を付けてみたんですが、どうにも格好悪いです。

何も付けないほうがいいのかな?

先に何も付けない
そこで、円筒形のパーツを取り除いてみました。
うん、こっちのほうがシンプルで格好いいような気はしますね。
私はこれで良しとします。
とりあえずアンテナが真っ直ぐに立ってよかったと安心しました。
後ハメ加工・小改造まとめ

透明パーツもシートもまだ付いていません
先人の知恵を拝借して、後ハメ加工と定番のアンテナ改造を行いました。
上の写真はすべて塗装した後ですが、透明パーツもシートも、フィギュアも最後に取り付けます。

シートはこんな感じになります
難しい加工が必要なら、塗装順序を変えたりマスキングで対応するのでしょうが、なにしろニッパーでパチンパチンするだけで完了という手軽さですから、ぜったいにやったほうが便利ですよ。
次回は、サーフェーサーをスプレーしたり、下地を塗装したり、筆塗り全塗装の準備をしていきます。
初めて使う「胡粉(こふん)ジェッソ」というものも塗っていきますよ。
どうぞお付き合いください。