プラモデルの「スケール」とは?
プラモデルにはほぼ書いてあります
「スケール」は、プラモデルでは「縮尺」のことです。
プラモデルにはほぼ設定してあって、箱などに書いてあります。
よく見るものだけでも、
1/8、1/12、1/20、1/35、1/48、1/60、1/72、1/100、1/144、1/350、1/700
けっこう種類ありますね。
1/144とか1/100とか
例えば1/144と書いてあると、「ひゃくよんじゅうよんぶんのいち」と読みます。
数学の分数ですね。
1:20というような書き方もありますが、意味は同じです。
ガンプラのスケール
ガンプラでは、ほとんどのキットが、1/60、1/100、1/144という3種類のスケールで作られています。
上の写真でわかるように、同じガンダムでも大きさが全然違いますね。
スケールの意味
それでは「スケール」が何を現しているのかといいますと、
本物に比べてどれだけの縮尺率で小さくしたものか
です。
例えばガンダムは全高18mですが・・・1/144スケールでは、
18m×1/144=18/144m=0.125m=12.5cm
となります。
実際に測ってみると、ちゃんと12.5cmになっています。
スケールいろいろ
箱では判断出来ないよ
本物(?)の大きさが違うと、こんな状況も生まれます。
バウンドドッグは巨大なモビルアーマーなので、1/144でも箱がこんなに大きい。
ガンダムは小柄なモビルスーツなので、1/100でも同じような大きさですね。
箱の大きさで見分けようとしてはいけませんよ~。
スケールが同じでも
上の写真はすべて1/144という同じスケールのプラモデルですが、けっこう大きさ違いますね。
スケールが同じものを比べると、大きさの違いがわかります。
閃光のハサウェイに出てきたメッサーというモビルスーツは、けっこう大きいんですね。(23m)
個人的にお気に入りの機体です。
スケールが違うと
逆に、スケールが違うものを比べても、大きさがバラバラで比較できませんね。
1/20の男の子は、1/35の大人の兵士よりも巨大です。
スケールが大きいとカッコいい
一般的に、スケールが大きいものほど、カッコいいと言えるかもしれません。
小さくする時には省略する箇所も出てきますし、再現度が低くなりがちです。
あと単純な話ですが、大きなものって存在感があるので、まったく同じ形でも、迫力があるんですよ。
モデラー格言「大きいは正義、重いは正義」
スケールで呼ぶ
あと、プラモデルのキットを話題にする時に、モデラーはスケールで語る時があります。
例えば、
「タミヤのサンゴー(1/35)タイガー」
「イッチョンチョン(1/144)のガンダム」
とかね。
プラモを買うときはスケールに注目!
プラモデルのキットを買うときは、スケールに注目してみましょう。
最初はスケールが小さなものが作りやすいでしょうが、大きなものに挑戦するのも満足感がありますよ。