C面とは
C面とは、直交する2つの面で出来た角を、落としてできる面のことです。
これはプラモデル用語としても一般的ですが、工業用語としても通用しますよ。
以下に図解しますので、すぐに「ああ、あれがC面か~」ってわかると思います。
図解!C面

例えば直方体があったら

角を落として出来た面、ココがC面です
上の図では1箇所ですが、どこの角を落としてもC面は出来ます。
直方体だと12個作れますね。

円柱でも
直方体だけではなくて、例えば円柱でも・・・

角を落としてC面ができました
直方体と円柱のC面の例を見て、ピンと来る人多いんじゃないですか?
ガンプラなどのロボットでも、角がこういうふうになっている(そしてカッコいい)のを見たことありますよね。
実際の例

よくみるとC面が作ってある
ガンダムの胸部ですが、ところどころ、C面がデザインされているのがわかります。

C面がないもの
この戦車は逆にC面はなくて、エッジが直角のまま残っています。

C面有り無しの共存バランス
上のガンダムの腰は、C面がある場所とない場所が共存されている感じです。
C面なしでエッジが立った角もピリッとしてカッコいいですし、C面がある場所も「メカってこうだよね」というカッコよさを感じます。
C面は「あるとカッコいい、無いからカッコ悪い」ものではなくて、お互いに引き立て合うものだと思います。
C面があるから、立ったエッジがカッコいい。
立ったエッジがあるから、C面が際立つ。
デザイナーってすごいですね。