こんにちは、おらプラです。
初めての戦車プラモに挑戦ということで、タミヤの軽戦車38tを作っています。
前回は、戦車プラモ組立て最大の難関とも言える履帯を作りました。
「初心者でも失敗なく出来る履帯の組み立て方法」をネットで見つけ、そのおかげでミッションコンプリート。
今回は、塗装の下地としてサーフェイサーと胡粉ジェッソを塗ります。
そして、定番のかんたんな改造を行いまして、さらに戦車に荷物を増量することにします。
戦車に荷物を満載した写真を見まして、それがとても格好良かったので、突然の方針転換です。
使った道具
タミヤ・薄刃ニッパー
タミヤ・デザインナイフ
ヘッドルーペ
タミヤ・ピンバイス(&ドリルセット)
デジタルノギス
ファレホ・ホビースプレー(黒)
リキテックス・胡粉ジェッソ
100均の平筆
タミヤ・エポキシパテ
追加購入したもの
戦車に載せる装備品がもっと欲しくて、追加購入しました。
こういうオマケにお金を投入できるのが大人の強みですね(笑)
タミヤ・連合運車両アクセサリーセット
タミヤ・Ⅳ号戦車車外装備品セット
WAVE・真鍮線CラインNo.2 0.5mm
ファレホのサーフェイサー黒スプレー
これからサーフェイサーをスプレーして塗装に入っていくわけですが、戦車に持ち手を付けると便利だそうです。
ガンプラと違って、完成した姿でずっと塗装を行うからでしょう。
家にあった空き瓶に両面テープを貼って、そこに戦車の底をグイッとくっつけます。
持ち手はなんでもいいのですが、ビンを使っている人が多いのは、ある程度の重さで安定するからだと思います。
フェレホのサーフェイサースプレーは、アルコールの臭いがしますので、私は屋外でやります。
ファレホ自体はまったく臭いがしないのですが、このスプレーはしますので、私のような環境の人は要注意ですよ。
今回は黒でやるか、パンツァーグレーでやるか迷いましたが、黒のサーフェイサーを選びました。
細かいディテールも消えず、成功したんじゃないかなと思います。
大好きな胡粉ジェッソ
次は、マシーネンクリーガー製作ですっかり気に入った下地材「胡粉ジェッソ」を塗っていきます。
ツルッとしたプラ表面に、適度でランダムな凹凸が出来て、情報量が手軽に増えてカッコいいのです。
胡粉ジェッソについて詳しく知りたい人はこちらの記事をお読みください。
胡粉ジェッソを塗り始めるときは、毎回ドキドキします。
なんともいえない背徳感があるんですが、最終的には格好良くなることがわかっているのでためらっってはいられません。
この38tという戦車は鋳造ではなく鉄板製なので、本来ツルツルでもいいのかも知れません。
私は胡粉ジェッソが好きなので塗りますが、スケールモデル的には間違っているかも。
銃口に穴あけ改造
私は戦車初挑戦ですし、あまり欲張ってはいけないのですが、最低限やりたい改造があります。
簡単で、かつ、優先的にやるべき改造だけを選んでやっていくことにします。
※制作手順が前後しますがご了承くださいね。
まずはなんといっても、銃口に穴を開けることです。
機銃に開ける必要はないかもしれませんが、最低限主砲は目立つので穴を開けたいところでしょう。
ピンバイスがないと出来ませんが、これは格段に完成度がアップするのでやるべきです。
穴の径は、主砲が0.8mmで機銃が0.3mmです。(定かではありません。すみません)
あまりギリギリの径にすると、ミスるとやばいので多少余裕を持って選びました。
中心を狙うのが難しかったですね。
アンテナを真鍮線で改造
次はキットでは省略されているアンテナを真鍮線で作ります。
箱絵でははっきりとはわからないのですが、
「たぶんここからアンテナが伸びてるんだな?」
と思われる部分がありますので、そこに0.5mmの穴を開けます。
ピンバイスは、あると楽しくて、ついつい穴を開けたくなる不思議な道具です。
WAVEさんの真鍮線「Cライン0.5mm」というのを買ってアンテナにします。
装備品追加します
「戦車ってどういうもの?」
と、いろいろネットで調べていたときに、戦車に荷物がたくさん載っている写真を見つけました。
それがとても格好良くて、
「よし、これにしよう!」
と思いました。
タミヤからはいくつかそういう装備類が販売されていたので、上の2つを買いました。
上のものは連合軍のものですが、カバンなどはどちらでもいいと思うので「あり」ということで。
載せるものを選ぶ
適当にいくつか切り出して、写真を参考に載せていきます。
もちろん置くだけで接着はしていません。
最初からキットに付いていたものも合わせて、大体の配置を決めました。
戦車本体の塗装は後回しにして、まずは装備品の塗装をしてしまうことにしました。
今回採用したのは、
バッグ3個、グルグルの布2個、オノ、ヘルメット、水筒2個、バール、燃料タンク、道具箱、木の箱
です。(ワイヤーはこの後不採用に)
これは失敗作
じつは牽引ワイヤーを電気コードと鉛テープ(釣りに使うもの)で自作しました。
でも、いまいち格好良くならず、意気消沈してボツにしました。
エポキシパテで自作に挑戦
装備品を配置してみて、
「いかにも出来合いの物を置いただけという感じで、なにか物足りない」
という印象を受けました。
写真を見て格好いいのは、ある意味適当な感じといいますか、乱雑に積んだ感じでした。
そこで、エポキシパテを使ういい機会と思いまして、練習がてら自作してみることにしたのです。
うーん、無謀な気がします。
エポキシパテは2色のパテを混ぜることによって固まっていく、粘土状のパテです。
まさに粘土のように形を作れますので、自作パーツを作るのには最適なアイテムです。
今回作りたいのは「シートを丸めたもの」です。
そこで、板状に薄く伸ばして、それをグルグルと巻いていきます。
何度か大きさを失敗してやり直しをして、なんとか完成です。
ちょっとめくれた感じにしたり、車体に沿って折れたようになっていたり、工夫してみました。
まあ、自分としては大満足です。
思ったよりはマシに出来ました。
青いものは「なにか折りたたんだ青い布」のつもりで、黒っぽい色しかない戦車なのでワンポイントとして、青色にしました。
「戦場でそんな目立つ色があるわけない」
と言われても気にしません。(笑)
次回は筆塗り塗装です
これで、戦車本体の塗装の下地の準備が出来て、戦車に載せる装備品もそろいました。
次回はいつもどおりファレホ筆塗り全塗装をやっていきます。
塗装は基本的にジャーマングレーのベタ塗りで、履帯だけ多少違う色です。
ま、シンプルな塗装プランですね。
戦車模型は塗装で終りというよりは、その後のウェザリングがメインみたいな感じです。
私の構想としましては、
「とにかく汚しまくっていけば、そのうちそれっぽくなるだろう」
という臨機応変な計画です。
とりあえず次回、塗装を一気に終わらせます。