こんにちは、おらプラです。
私は昔から近眼でメガネなしには生活できません。
ところが、最近は少しずつ老眼といいますか、手元が見えにくくなっています。
マンガを読むときも、細かい文字は少し顔から離したほうがよく見える始末・・・。
当然、プラモデル作りには大問題で、拡大鏡を買って使っています。
いろいろなタイプがありますが、私は頭に付ける『ヘッドルーペ』というタイプです。
もう、これなしにプラモデルは作れません。
老眼の人・老眼予備軍は、絶対に使ってしあわせになるべし。
細かいところが見えません!
![](https://oremoplamo.com/wp-content/uploads/2021/01/OVRD3904.jpg)
写真で見るとわかるんだけど・・・(悲)
私の老眼はまだ軽度と思いますので、これから先が思いやられますが、現状ではこんな感じです。
スジボリ
スジボリを彫るのに、工具の先をあてますが、狙った所に合っているのかどうかがわかりません。
多少ずれても、ずれたことがわからないので、自分ではまっすぐのつもりなので困ってしまうんですよね。
スミ入れは、色がハッキリしているのでまだ問題ないです。
合わせ目消し
合わせ目消しが必要な場合に、合わせ目が消せません。
なぜなら、
「そもそも、消せたかどうかがわからない」
からです。
ゲート跡もハッキリとは見えないので、爪で触ってみて引っ掛かりで判断する感じ。
塗装
塗装は、筆先が狙った所に合っているかどうかがわかりません。
プルプルする手で、
「よしっ」
と塗ってみたら、周りにはみ出すことが多かったですね。
ところが、失敗に気づけばまだいいほうで、下手すると、
![おらプラ](https://oremoplamo.com/wp-content/uploads/2021/01/in257830106301101213334.jpg)
よしっ細かいところなのに上手に塗れた!
と思ってたのに、
![奥さん](https://oremoplamo.com/wp-content/uploads/2021/01/in257830106301101213339.jpg)
なんかはみ出しまくりで汚いわ~。下手だわ~
となっているから恐ろしいのです。
拡大ルーペが便利です
そこでネットで調べてみると、拡大鏡というものがたくさん販売されていることに気づきました。
高齢者社会ですから、読書や手芸など、みんな老眼に苦しんでいるのですね。
スタンド型とヘッドルーペ型
拡大鏡は大きく分けて、2種類あります。
- テーブルの上に置いて手元を拡大するスタンド型
- 頭につけて目の前にレンズを持ってくるヘッドルーペ型
です。
私はヘッドルーペ型を使ってます
![](https://oremoplamo.com/wp-content/uploads/2021/01/OVRD4012.jpg)
私はバンドにしています
どちらも良さそうですが、私の場合はプラモ専用のスペースがないので、どこでも作れて片付けの邪魔にならない、ヘッドルーペ型を選びました。
ヘッドルーペはメガネのように耳にかけるタイプと、ヘッドバンドのように頭に巻くタイプがあります。
私の使っているものは、両方から好みのほうを選択することができます。
メガネ使用者は、当然ヘッドバンドを使うことになるでしょうね。
ヘッドルーペの良いところ
レンズ交換で倍率5種類
![](https://oremoplamo.com/wp-content/uploads/2021/01/OVRD4416.jpg)
私のは倍率が5種類付いていました
どの製品も、たいていはレンズが倍率ごとに数種類付いています。
私のものは5種類でした。
「○倍」
と言われても、実際に使ってみないと「どの倍率がいいかわからない」と思ったので、5枚も付いているものにしたのです。
ちなみに私が使うのは、普段は2倍で、ここぞというときに3.5倍です。
倍率が高いとかえって見づらい場合もありますし、目も疲れやすいです。
切り替えがラクです
黒い部分が回転運動しますので、自分にちょうど良い場所に持ってきて調整できます。
使いやすいところに一度合わせれば、動かすことはあまりありません。
そして、作業を中断するときなどは、白い部分の回転軸を跳ね上げることができます。
拡大鏡をつけていると、焦点が合う場所以外は見えません。
誰かと話すときや、テレビを見るときなど、一時的に外すのに便利な機能だと思います。
もとに戻せば、レンズの角度は元通りですから、調整し直す必要もないのでいいですよ。
LEDライト付いてます
一応LEDライトが2個付いています。
おでこから照射するので、手元が影になりにくいのです。
でも、めちゃくちゃ明るいというわけでもないので、あくまでも補助的なものだと思ってください。
メガネ使用者でもOK
前述の通り、私の使っているものは、ヘッドバンドとメガネのツルタイプを付け替えることができます。
メガネを使用している人は、ツルタイプしかないものは避けたほうが良さそうですよ。
ヘッドルーペの注意点
ヘッドルーペは欠点もあります。
慣れるまで距離感がつかめない
これはスタンド型も同じ欠点だと思いますが、慣れるまで距離感がつかめません。
たとえば左手でパーツを持って、右手で塗装する場合を考えてみましょう。
拡大ルーペで観ているパーツと、拡大ルーペの外にある筆の距離感がつかめないので、
「塗ろうとして筆を近づけると、なぜかパーツじゃなく自分の左手に塗ってしまった」
という事故がおきちゃうんですよね。
塗料ならまだ汚れるだけですが・・・。
「こりゃ使いにくいわ」
と私も最初は思いましたが、慣れるとわかってきますのでしばらくの辛抱です。
おでこが痛くなる
![](https://oremoplamo.com/wp-content/uploads/2021/01/OVRD4411.jpg)
ゴムクッション
おでこに当たるところに、ゴム製のクッション材が付いています。
ところが、作業時間が長くなると、おでこが痛くなってきますね。
見ていませんが、きっとおでこには跡が付いていると思います。
布を挟んだりすれば解決します。
私はヘッドバンドかニット帽をかぶって、その上から巻くようにしています。
拡大ルーペとともにプラモ人生を歩む!
![](https://oremoplamo.com/wp-content/uploads/2021/01/OVRD4013.jpg)
交換レンズの収納の箱もついていました
最初こそ慣れが必要でしたが、今ではもう、
「これなしにはプラモを作れない!」
と感じています。
実際、不可能でしょう。
スタンド型であれヘッドルーペ型であれ、老眼の方はぜひお試しを。
「老眼になる前にプラモデルをもっと作っておけばよかったなあ」
と思うときもありますが、拡大ルーペのおかげで楽しめているのも事実です。
拡大ルーペと一緒に、プラモデル人生を歩む!
「見える・・・見えるよ!」
お互いにプラモデル、楽しんでいきましょう。