綿棒に水転写デカールがくっついてイヤ~。対策2つあります

初心・初級者
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こんにちは、おらプラです。

水転写式デカールを貼る時に、

綿棒で水分を吸おうと思ったら、綿棒にデカールがくっついてしまった!

という失敗することありませんか?

誰でも1度は(いや何度も、か)経験することで、場合によってはデカールがダメになったりしてイラ立ちますよね。

実は簡単に防げる失敗なんです。

初級者の方は、次の2つやってみて、デカール貼り得意になってください!

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デカールを貼る時に・・・

こうやりますよね?

一般的に水転写式デカールを貼る時の作業を見てみましょう。

デカールをパーツの上に置く

デカールを水に浸して台紙から離れたら、それをピンセットでパーツの上にずらします。

この時点でデカールはヌルヌルと動きます。

水分やマークセッターなどがデカールとパーツの間にあるので、デカールが水面を浮遊しているような状態だから、ですね。

綿棒で水分を吸い取る

デカールの場所が決まったら、綿棒で水分を少しずつ吸い取り、デカールをパーツに密着させます。

このとき、綿棒は上から抑えるというよりも、くるくると回転させるとデカールがキレイに密着します。

基本的な方法なので、大半の方はこうやってますし、間違いではありません。

綿棒にデカールがくっついて失敗!

綿棒にデカールがくっついてきた!

ところが、初級者のみなさんを悩ませる現象がありまして・・・それは、

綿棒でクルクルと水分吸い取ってたら、デカールが綿棒にくっついてきちゃった!

というものです。

「あちゃー、またか。パーツの方にうまく戻さなきゃ・・・」

とパーツに戻そうとしますが、しつこく綿棒から離れずに、苦労した経験あるでしょう?

焦ってやっているうちに、デカールが破れちゃったら意気消沈ですよねー。

たぶん、これを経験していないモデラーはいないんじゃないでしょうか。

失敗しない対策方法

これにはちゃんと対策方法があります。

かんたんに出来ることばかりなので、ぜひ実践してみてください。

①綿棒を濡らしておく

綿棒を水で濡らしておくだけ

1つ目の対策方法は、水分を拭き取る前に綿棒を濡らしておくことです。

たったこれだけ。

どっぷり濡らすというよりも、1度水につけたあとにティッシュ等で水分を吸い取った状態にするのです。

つまり綿棒が乾いた状態ではなく、塗れた状態になっていれば大丈夫です。

これであら不思議、デカールが綿棒にくっついてくることが激減しますよ。

綿棒が完全に乾いていると、一気に水分を吸い取ってしまう分、その勢いでデカールも吸い上げてしまうんじゃないでしょうか?

ということは、実はこの失敗は1枚目のデカールのときに起こりやすいと言えるかもしれませんね。

2枚目からはすでに綿棒は塗れている状態になっているはずですから。

②綿棒を使わない

綿棒の代わりに筆を使う

2つ目の対策方法は、綿棒を使わず筆を使うことです。

筆は塗料を吸わせて使うものですから、もちろん水分を吸い取ることにも使えるんです。

吸い取った水分をティッシュ等に移す

私は100均の平筆を使ってますが、なんでも大丈夫だと思います。(平筆がいいでしょう)

デカールの上に筆を走らせると、適度に水分を吸い取ってくれます。

水分を吸ったら筆をティッシュ等につけ、水分を移します。

そしたらまたデカールから水分を吸い取る。これを繰り返していくだけです。

筆にデカールがくっついてしまうことはありません。

デカールの調整時間も長くなって一石二鳥!

この筆を使う方法には他にも長所があります。

水分をゆっくり吸い取ることで、デカールが自由に動く時間が長く、ゆっくりと慎重に位置決めする余裕があるんですよ。

「水分取った貼ってたら、微妙に位置が違うことに気づき、ズラそうと思ってもうまく動かない」

ということも減らせるんです。

オススメ!筆を使ってデカール貼ろう

筆を使ってデカールを貼る快適さよ!

2つの対策方法、どちらも簡単ですぐに出来るものですが・・・

個人的に、筆を使う方法をオススメします。

デカールがくっついてくる失敗を減らせるだけじゃなく、デカール貼り全体を通してミスが少なくなるからです。

私は筆で慎重に位置決めしながら水分を吸っていって、最後のトドメだけ綿棒でやるようにしています。

綿棒を使う時点でデカールがほとんど密着した状態なので、綿棒にくっつくということもありません。

デカール貼りが苦手な人ほど、1度筆で貼る方法を試してみてはいかが?