こんにちは、おらプラです。
プラモデルをスプレーで塗装していて、ひび割れたことってありませんか?
私は初めて目にするまで、「塗装がひび割れる」という認識がなかったので、ビックリしました。
「スプレーが不良品だったのか?」
とさえ思いました。
でも調べてみると、スプレー塗装によるひび割れは、やり方がまずいとなってしまうことがわかりました。
スプレー塗装でひび割れる原因と、予防方法、ひび割れ後の修正についてまとめました。
スプレー塗装によるひび割れ発生!
私がプラモデルをスプレーで塗装していて、初めてひび割れを経験したのがこのときでした。
「キレイに塗れた」と思ってて、乾燥後の状態を見ようと思ったら、そこにあったのは無残にひび割れたザクでした。
「え、うそ? なんだこれ? スプレー不良品?」
って思いました。
あわててネットで調べてみたら、
スプレー塗装でひび割れるのは、やり方がまずいから
ということがわかったのです。
思い返せば、
「1回目でなるべく塗りつぶしたい」
と、スキマを見つけては何度もスプレーしていました。
それが原因だったようです。
塗装がひび割れる原因
私の失敗もそうですが、初心者ほど、
「早くキレイにしたい」
と思うので、スプレーを厚く何度も吹き付けてしまいがちです。
塗料が乾燥して縮んでいくらしいのですが、その時に塗膜が厚いと、引っ張る力が強くて、塗料がプラから剥がれてしまいます。
これがひび割れというわけです。
塗装ひび割れの予防法
スプレー塗装で塗膜がひび割れる原因は、塗装が厚すぎるからです。
それでは、それを予防する方法はどうすればいいのでしょうか?
薄く塗装することが一番
当然ですが、塗装を薄くすることができれば、それが一番の予防法です。
でも、どのくらい薄めなら大丈夫なのか、どのくらい厚いとダメなのか、初心者にはわかりづらいですよね。
そして、「薄くきれいに」というのは、なかなか出来ないのも初心者です。
そこで、
塗膜を薄くすること≫塗装をキレイにすること
という意識でやるしかないです。
塗装がキレイになっていなければ、上から塗り重ねることで、あとでキレイにするようにしたほうがいいのです。
今回はひび割れ対策ですが、筆塗り塗装をキレイに仕上げるコツも、やっぱり「薄く重ね塗り」ですので、プラモデルを塗装する上で、常に心においておくべき注意点かもしれませんね。
下地を荒らしておく
プラモの表面を、1000番などの細かいヤスリで荒らしておくのも予防法です。
1000番くらいのヤスリですと、モールドを消したりする心配がないので安心です。
パーツをヤスると、ツヤがなくなっていくので、見た目でわかります。
パーツの細かいキズに塗料がくいつくので、乾燥した時にひび割れにくいのです。
ついつい塗膜が厚くなってしまったとしても、ある程度ひび割れを防いでくれますので、
「一応毎回やっておくか」
という感じで備えておくほうがベターでしょう。
塗装がひび割れてしまったら
ちなみに、もしも塗膜がひび割れてしまったら、それを修正するのは難しいです。
上から塗り重ねても、消えることはないですよ。
一歩後退ですが、一度塗膜をヤスってなめらかにするか、溶剤で洗い流してしまうかしか方法がありません。
ハッキリ言って面倒くさいですし、モチベーションもガタガタです。
「なんとかなるかも」
と作業を続けることだけは無意味なので、それだけは知っておいてください。
経験者は語る・・・
説得力あるでしょ!(泣)
スプレー塗装におけるひび割れまとめ
私は筆塗り塗装しかしないのですが、サーフェイサーでスプレーすることがあります。
エアブラシを使わない人は、スプレーを使わざるを得ない人もいるでしょう。
塗膜を薄くすることを第一に、
どのくらいでひび割れて、どのくらいまで大丈夫なのか
を経験で学んでいくしかないようです。
- 塗膜はキレイにするよりも、まずは薄いことが大切
- ヤスって荒らすのは、やって損なし!
- 修正は落としてやり直ししかない
以上、スプレー塗装によるひび割れのまとめでした。
初心者のみなさん、お互い成長してプラモデルライフ楽しんでいきましょう。