こんにちは、おらプラです。
節操なくいろいろなジャンルのプラモを楽しんでいますが、久しぶりに戦車を作りたくなりました。
テレビや映画などの影響を受けやすい自分は、作りたいものもコロコロ変わります。
今回は荷物を満載した写真をミリタリー雑誌で見て影響を受けました。
製作方針
キット
自分は戦車に詳しくないので、キットを選ぶときはタミヤのHPから第一印象で選んでます。
戦車自体のかっこよさと、フィギュアのポーズの雰囲気で気に入ったものを買うのです。
今回は3号突撃砲というものにしたのですが、すごく低い車体と短い主砲がいいなと思いました。
「Ⅲ号突撃砲」にはいろいろなバリエーションがあって、今回選んだのは「B型」というものらしいです。違いはよくわかりません。
どう作る?
戦車模型は過去に2つ作りました。
初めてのキットとして38tというもので、次は迷彩が目を引いたフランスのR35というものでした。
今回はこれまでやっていないことをやってみたいので、
- ドロドロの汚れをつけてみたい
- 荷物を積み上げる改造をやってみたい
に挑戦します。
使った道具
タミヤ・薄刃ニッパー
タミヤ・デザインナイフ
ヘッドルーペ
神ヤス
まずは開封です
パーツを出してみると、車輪の数が多いので車体の大きさがうかがえました。
自分のなかではこれまで作った戦車の中では一番の重量級になりそうです。
エッチングパーツも付属していましたが、一番うれしいのは主砲(というのかな?)が金属の筒状パーツで付いていたことです。
筒状のパーツは、プラより金属のほうがビシッとしてます。
このキットの履帯(りたい・キャタピラのこと)はゴム履帯といって、グニグニと自由に動くものです。
これまでに作ってきた戦車キットは連結履帯といって、
「細かくパーツ分けされてて作るのは大変だけど、完成するとリアルでカッコいい」
ものでした。
ゴム履帯は逆で、
「作るのは簡単だけど、あまりリアルではない」
というものでした。
初めてのゴム履帯なので、いい経験になりそうです。やっぱり趣味はいろいろなものを経験したいじゃないですか。
組み立て開始
組み立て始めてまず驚いたのが、この戦車にはサスペンションが付いていることです。
針金の弾力を利用して、車輪が上下にスイングします。
これはゴム履帯が自由に形が変わるからこそできるものなので、連結履帯ではないのは当然ですね。
戦車プラモの歴史的にはおそらく、
ゴム履帯➡連結履帯
と進化してきたはずですが、私は逆に遡って経験することになったわけで、
「うひょー、サスペンション付きかよ!すげえ」
と思ってしまいました。
ゴム履帯は1箇所接着すると、もう完成です。
「履帯作るのが面倒くせえなあ」
と思っていたので、これはこれで嬉しいですね。
ただ、ゴム履帯は写真のようにたるまないので、履帯の重量感がまったく感じられません。
「これが、ゴム履帯が廃れていった理由なんだな」
と理解できましたが、たるませる方法はあるみたいなので、後ほどやってみます。
要所要所に使われるエッチングパーツがいいアクセントになっています。
コクピットの中もとても細かく作らています。
本当ならば中も全部塗装するのでしょうし、それがこだわりというものでしょう。
でもフィギュアを載せるとほとんど見えなくなるので、私は中を塗装しないことにします。
塗装の時にお見せしますが、まったく塗り分けはせず、車内の色で適当に塗っただけです。
パーツの合わせ目消しはほとんど必要ないのですが、主砲の側面(ほとんど目につかないけど、一応見える)だけは消しておきました。
手間もかからない場所ですので。
戦車に詳しい人は、
「ほう、ここがこうなってるんだ~」
と内部メカを作っていくのも、見えるかどうかに関わらず、楽しみの一つなのでしょう。
残念ながら私にはただ面倒なだけ。
ここを省いてフィギュアをもう一体つけてくれたほうが嬉しいかもな。
次回は
これでキットとしての組み立ては終わりです。
これからいくつか改造というか工作をしていきます。
次回は「ゴム履帯をたるませる工作」をやってみます。
やり方はあっていたと思いますが、残念ながらあまりうまく出来ませんでした。