こんにちは、おらプラです。
プラモ製作で使うサーフェイサーですが、いろいろなメーカーから種類が豊富に出ています。
それはいいのですが、
「種類が多すぎて、違いがよくわからない(困)」
と思ってしまうことありませんか?
色や番手(粒子の細かさ)は数字や見た目でわかるのですが、私が最初よくわからなかったのが、
「プライマー成分が入っているかどうか?」
でした。つまり、
「金属やレジンにも使えるのかどうか?」
が、わかりにくかったんですよね。
そこで、各メーカーのサーフェイサーの種類や特徴を一覧表にまとめてみました。
サーフェイサーを選ぶポイント
表にまとめる上で、次のような項目別にしました。
番手
番手とはサーフェイサーの粒子の細かさの目安で、やすりの番手とイコールと考えてもいいです。
例えば600番でヤスリを掛けた表面の傷は、1000番のサーフェイサーでは消すことが出来ません。
下記の表で「?」と付いているものは、メーカーの公表値ではなくて、体感的なものです。
色
色は表面の状態が見やすいグレーが基本ですが、下地塗装としての効果を持たせるためにバリエーションが準備されているシリーズがあります。
例えば赤を塗る前のピンクサーフェイサーとか、白を塗りたいから白サーフェイサーとかです。
プライマー成分
通常のサーフェイサーはプラスチック専用ですが、金属パーツやレジンなど様々な素材にも使用できるように、プライマー成分を含んだものがあります。
プライマーをかけてからサーフェイサーするという、2度手間が省けて便利です。
ラッカー塗れるか?
水性塗料のために展開されているシリーズは、上からラッカー系の塗料を塗ることができませんので、注意が必要です。
ラッカー塗料を塗るとサーフェイサーが溶けてしまいます。
あなたに合うサーフェイサーを探せ!
メーカー | 名称 | 番手 | プライマー | ラッカー | 色 |
タミヤ | ファインサーフェイサー | 1000? | ○ | ○ | 4色 |
スーパーサーフェイサー | 1000? | × | ○ | グレー | |
クレオス | Mr.サーフェイサー | 500 | × | ○ | 5色 |
1000 | |||||
1200 | |||||
Mr.フィニッシングサーフェイサー | 1500 | × | ○ | 4色 | |
Mr.水性サーフェイサー | 500 | × | × | 3色 | |
1000 | |||||
Mr.プライマーサーフェイサー | 1000 | ○ | ○ | グレー | |
ガイアノーツ | サーフェイサー エヴォ | 1000? | ○ | ○ | 10色 |
ファレホ | ホビーペイントスプレー | 500? | ○ | × | 9色 |
タミヤについて
タミヤのラインナップはシンプルです。
プライマー成分が含まれ、色数も多いファインサーフェイサーに対し、スーパーサーフェイサーを選ぶ理由は、安価なことだけだと思います。
ファインサーフェイサーが完全上位。
クレオスについて
クレオスは一番ラインナップが豊富ですね。
最近は水性塗料専用のサーフェイサーも出ています。
番手も種類が多いので選択肢が広いのですが、実はプライマー成分を含んだものはプライマーサーフェイサーだけで、色数も1色しかありません。
ガイアノーツについて
ガイアノーツは色数の多さ、そしてプライマー成分入りということで「間違いがない」ラインナップです。
他にもメカサフなどバリエーションがあるのですが、今回は省略してあります。機能的には同じですので、実は10色よりもっと選択肢が多いと思っていいでしょう。
ファレホについて
ファレホは水性塗料専用ですが、プライマー成分を含んでいて、かつ色数が多いです。
「水性塗料を使う人ならば」という条件付きですが、ガイアノーツと同じく「間違いがない」使いやすいアイテムです。
ちなみに私は
私は水性塗料ファレホの筆塗りがメインですので、ファレホのホビーペイントスプレーを中心に、タミヤとクレオスをよく使っています。
金属パーツを使う場合はタミヤのファインサーフェイサーかファレホで、番手をいろいろ変えたいときはクレオスです。
ガイアノーツさんはなんとなく縁がないですね。
サーフェイサーまとめ
以上、各種サーフェイサーを一覧表にしてみましたが、いかがでしょうか。
種類や色数など増えていく可能性がありますし、体感的な評価も入っていますから、正確なデータなどは各メーカーのもので確認してください。
サーフェイサーは種類が多いですが、
「使うものが決まると、同じものを使い続ける」
ようになるので、最初に選ぶときが分かりづらいだけです。
いくつか試してみて、好みのサーフェイサー、使いやすいサーフェイサーを見つけてください。