【長門withポントス7】張り線して完成「もう艦船模型作らない」

艦船
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こんにちは、おらプラです。

ハセガワ1/350長門を、ポントスディテールアップセットで作っています。

前回は塗装の様子をお伝えしましたが、今回は完成です。

作った艦橋とか砲塔とかを積み上げて、張り線をして終わりです。

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醍醐味!艦橋を積み上げていく

これまでコツコツ作ってきた艦橋を、積み上げていくのは艦船模型の醍醐味と言えるかもしれません。

駆逐艦のときもいい気分でしたが、戦艦となると艦橋の高さも格段に違いますし、複雑に入り組んだ構造がとてもかっこよく感じます。

それでは積み上げていきます。

木甲板2段の上に

木甲板シールを貼った2段の上に・・・

リノリウムを1段

リノリウムの階層を付けて・・・

もひとつリノリウム重ねて

グレーの階層がついて

さらにグレーの階層追加して

各階層を貫通する6本の柱を差し込んで

日本の戦艦の特徴(全部ではない?)として、真ん中の巨大な柱とは別に、6本の柱が放射状に差し込まれています。当時は世界を驚かした構造と説明書に書いてありました。

私の工作技術なので、うまく差し込めるか不安だったのですが、さすがスルッと入りました。日本の技術は本物もプラモもすごい!

艦橋完成です!

艦橋が組み上がりました。

木甲板の層、リノリウムの層が外からも見えますし・・・

横から見ると積み上がった階層が美しい

横から見ると各階層の構造や貫通柱などがかっこいいです。

エッチングパーツを利用すると、窓枠や手すりや各階層をつなげる階段がちゃんと観えるのでとくに嬉しいです。

まさに城のようです。

張り線(伸ばしランナー)

伸ばしランナーでロープ類を張り線

艦船模型の張り線は私は2種類に分けています。(本来何種類に分けるべきかは知りません)

1、ロープ類の白い張り線=伸ばしランナー

2、その他のアンテナ線=すべてメタルリギング

伸ばしランナーの作り方については事前に別記事にしましたので、よかったら読んでください。

伸ばしランナーの作り方【「伸びずに切れる」失敗する理由も解説】
伸ばしランナーの基本的な作り方を解説します。そして初心者がやりやすい失敗「うまく伸びずに切れてしまう」の理由と対策を解説します。この1つのポイントさえ注意すれば伸ばしランナーは簡単です。ぜひ練習してマスターしてください。

「白い張り線(ロープ)は旗の上げ下ろしなどに使うもので、本数は少なくてもいいから、必ず2本セットにするといい」

と上級者のアドバイスを見ましたので、それだけは守ってやってみました。

旗も付けてみましたよ

こういうシールが付いてきていました

水転写式デカールとは別に、日章旗などの旗がシールで付属していました。

ネットで調べてみると、暗号のようなもので使われたみたいです。

この4つの旗で「長門」らしいです

ミリタリー系のモデラーさんは実物や歴史についての知識が半端ないので、素人には本当に助かります。

張り線(メタルリギング)

その他の張り線はすべてメタルリギングを使います。

前回雪風のときに買ったものが残っているので、それを使いました。

「巻いてあるだけなのでどれだけ残っているかわからない」

のが問題でしたが、長門のぶんは保ってくれました。

メタルリギングはピンセットじゃなきゃつかめません

最初の1本

最初は短い場所で試して、前回の経験を思い出します。

瞬着の付け方とか「ああ、こうやってたんだった」と蘇ります。

「張り線ってどこに張ればいいかわからない」

と思うのですが、上級者の写真を参考にして、自分に張れそうな簡単なものを選んで張っています。

おらプラ
おらプラ

「ポスターのような実物大の塗装例」がキットに付属していましたが、それに張り線の場所が書いてありました。それに気づいたのは完成後です(苦笑)

完成です!

ハセガワ1/350戦艦長門(昭和16年開戦時)withポントスディテールアップセット、完成です。

出来をどうこう言うレベルではありませんが、致命的なミスなく完成できたので嬉しいです。

プロペラシャフトは銀色に塗装するの忘れてました

艦載艇のみなさま

木甲板はこんな感じ

駆逐艦雪風と戦艦長門の大きさ比較

「エッチングパーツを組み込んだ艦船模型の圧倒的な詳細感」

を感じた駆逐艦雪風。

「大きい船を1回作ってみたい」

と選んだ戦艦長門。

気の遠くなるような膨大なエッチングパーツにおののき、

こんがらがる製作手順に頭がパンクしそうになり、

毎日目が疲れて老眼が一気に進行した気がした艦船模型2隻目でした。

私のプラモ棚ではかなりのスペースを取り、時々眺めてニンマリしています。

作るのが大変だったけど、できてしまえばつい目が行ってしまう巨大な船体。

大満足です。

山登りに行って帰るときに、その山を下から眺めて振り返るような、そんな気持ちが近いかもしれません。

野外撮影

棚に飾る前に、恒例の野外撮影をしておきました。

大きな船なので、一度飾ると出すのが大変ですから。

背景はもろ地上で木なども写ってますし、戦艦ぽい感じには出来ませんでした。

ただ、太陽光の力で模型がカッコよく写るだけでも儲けものです。自己満足ですみません。

シルエットにすると大きさが誤魔化せて、なかなかお気に入りです。

「どうせなら背景に木を入れるなよ」と言う話ですが、すぐに壊れそうなこれを持って遠くに移動するのが怖かったのです(笑)

艦船模型はこれでやめます

艦船模型はこれで満足しました

1隻目で艦船模型の詳細感に感動して、2隻目で巨大な船を作って完成させることが出来て、とても満足です。

先ほども書きましたが、棚で一番眺めているのは艦船模型です。

それでも、やはり私には艦船模型は合わないようなのです。

「作っている作業感が半端ない」

「精神力を試される感じが辛い」

と感じてしまいました。

かといって、一度エッチングパーツの良さを知ってしまうと、「キットのままお手軽に」作る気もしないし・・・。

プラモデルは作る工程こそが楽しいと思っているのですが、艦船模型については製作途中よりも完成品のほうに比重が大きいというべきでしょうか。

自分はもっと気楽に、自由に作れるプラモデルジャンルが合っているようです。

でも、艦船模型を作ったからこそエッチングパーツや張り線のことも経験できましたし、作ってよかったなと思っていますけどね。

最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。