【かぶとむしドローン】#2内部に歯車などを仕込む

いろいろ作ろう
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こんにちは、おらプラです。

フジミ自由研究シリーズかぶとむしを使って、ドローンのように改造してます。

前回は仮組みをして、どのような「メカ・カブトムシ」にするか構想を考えました。

今回は加工しながら、内部に歯車などのメカをそれっぽく仕込んでいきます。

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背中を切り抜こうとして失敗

マジックで下書き

まずは背中のパーツに開口部を設けるために、パーツを切らなければいけません。

どのような形で切り抜くか、マジックで下書きを行いました。

けがき針とかスジボリの道具で

そしたら、そのラインをケガキ針やスジボリ用道具などで何度もなぞって、うまく切り抜けないかとやってみたのですが・・・

バラバラに・・・

プラが分厚くてまったく切り抜ける気配がないので、ニッパーで少しずつ切り落とそうと試行錯誤しているうちに、バキッと割れてしまいました(泣)

クリアパーツなのでひび割れしやすいし

クリアパーツって硬くてひび割れもしやすいので、こういう作業はとてもやりにくかったですね。

ヤスリなどで形をなんとか整える

下書き通りにやるのはもう不可能なので、もっと大雑把な開口部にすることにします。

ヤスリで形を整えました。

これをベースにします

結局、上のような形になってしまいました。

側面部分がゴッソリとなくなってしまったので、別の方法を考えます。

ジャンクパーツをフル活用

艦船模型のジャンクパーツ

ジャンクパーツで側面の壁を作り、囲って出来た空間に内部メカを仕込むこととします。

長さなどを調整してハメました

詰め込むメカは本物の腕時計のジャンクパーツ

中に詰め込むメカは、本物の時計のジャンクパーツを使うことにしました。

ネットで調べてみたら、アクセサリーなどに使う用途なのか、けっこう見つかりましたよ。

まずは薄く置いてみた

歯車は金属なので、瞬間接着剤で固定しますが、プラのジャンクパーツは通常の接着剤を使いました。

まずは薄く1面に広がるように、歯車を設置しました。

奥行きを出したい

歯車はすごく薄いので、

「このまま空間全部に歯車を詰め込んでいくのは大変すぎる」

と気づきました。

ジャンクパーツの中からかさ上げに使えるような形状のパーツを見つけて、それを設置しました。

この丸い板の下にも、歯車が「ちょい見え」したほうが、ギッシリ感が出ると考えましたが、どうでしょうか。

ああでもない、こうでもない

歯車もいろいろな形がありますが、ただビッチリ詰め込んでいくと面白くなさそう。

プラパーツを適度に混ぜながら、「それっぽい」感じに並べていきました。

まずは1つ歯車を置いてみて、行けそうだったら接着。

そしてまたもう1つ置いてみるといった流れです。

サイドにプラ板で壁を

ある程度出来てきて、まだまだ増やしますが、このあたりで側面を完全に作ってしまうことにします。

一番最初に付けた艦船模型ジャンクの壁に、プラ板を貼り付けます。

お尻に近いところ

また、最初に切断失敗して開口部が大きすぎるので、これもジャンクパーツで開口部を狭くしてみました。

そしてさらに詰め込んで

そしてさらにジャンクパーツ&歯車を詰め込んでいって、内部完成とします。

使ったジャンクパーツは、バイクのシリンダー・船の排気管・クレーンアームなどです。

こういうときは艦船や戦車などのミリタリーモデルの細かいパーツが役立ちますね。ガンプラはパーツが大きめだからあまり使えませんでした。

ポリパテ盛り付ける

ポリパテを多めに盛る

内部の開口部以外は、もともとのカブトムシに近い形にしたいので、ポリパテをたっぷりと盛り付けました。

埋めるならポリパテ!特徴と基本的使い方「エポパテとの比較」
ポリエステルパテ(通称ポリパテ)は、空間を埋めるのに便利なパテです。肉抜きや不要なモールドを埋めるときには、他のパテではダメなことが多いです。ポリパテの特徴や基本的な使い方を実践例と一緒に紹介し、エポパテやラッカーパテとの比較もしてみました。

こういう空間を埋めるなら、ポリパテの出番です。

ヒケないし、乾燥後の加工も楽だから。

多めに盛るのが安全策

ポリパテはヒケないので、必要なぶんだけ盛り付ければ大丈夫なのですが、もしも盛り付けが足りないとやり直し修正が必要になって、乾燥時間がもったいないです。

なのでかなり多めに盛り付けておきました。

ヤスリで形を決めていく

ヤスリで形を作っていきました。

カブトムシ本来の蛇腹状にすればベストですが、私にはちょっと難しくて出来ません。

そこで、のっぺりした面でいいから、外形のラインだけ合わせるようにヤスリがけしていきました。

シンプルに

とりあえず出来た!

とりあえずヤスってみましたが、よく見るとポリパテに気泡がいくつかありました。

ポリパテを上手にこねないと、気泡が入っちゃうんですよね。

小さな修正はラッカーパテで

気泡の穴はヤスってもヤスっても出てくるので、ラッカーパテで埋めたほうが早いです。

乾燥したらヤスリがけ

ただ、このままではクリアパーツとポリパテとラッカーパテで、ちゃんと形になっているかわかりにくいのです。

そういう時はサーフェイサー

こんなときは、サーフェイサーで色を統一すれば、形をちゃんと見て把握しやすくなります。

今回の場合金属パーツが多くて。どうせ塗装前にプライマーなどの下地を塗る必要があるので、まとめて黒サフをスプレーしました。

こんな感じになるのかと確認

お、形になってきたぞ。

内部メカ、なかなかいいぞ~。

次回は

次回は塗装を行っていきます。

ファレホ筆塗りでやりますが、今回は2つのテーマと言えるでしょう。

  1. 内部メカをメカっぽく
  2. それ以外は本物の虫っぽく

です。

メカは下手なりにでも出来ると思います。普段作っているプラモがメカ系ばかりだから。

ただ、昆虫や動物などの自然のものは、まったく経験がありません。せいぜい人間のフィギュアですけど、今回のは原寸大(1/1スケール)だからなあ。

誤魔化しきかないなあ。

次回最終回の塗装です。どうぞお付き合いください。