こんにちは、おらプラです。
プラモ作りを始めて、少しずつ出来ることが増えてくると、うれしいものです。
仕事で出来ることが増えるより、プラモの腕が成長したほうがうれしいのは私だけ?
さて、塗装前にパーツの合わせ目が気になって、ヤスリがけをして消したくなった人に、ひとつアドバイスがあります。
上級者にとっては当たり前なことなのでしょうが、私はこれを知るまでは、
ヤスリがけでモールドが消えまくっていた!
のです。
完全に消えないまでも、薄くなってしまったり、修正しようとスジボリしたらはみ出したり、散々でした。
「当たり前」のことも、気づかなければ無意味。
ヤスってもモールドが消えない・スジボリでの修正もラクな方法
ぜひ習得してください。
超簡単です。「知ってるか、知らないか」です。
パーツの合わせ目消しの流れ
初心者がやる失敗
私は最初、「パーツの合わせ目消し」をこうやっていました。
- パーツを接着剤で接着。ムニュッが大切だと聞いて、たっぷりと。
- ムニュを含めてパーツ表面をヤスッていく。
- 合せ目が消えた時は、近くのモールドが薄くなっている。
- 残ったモールドを頼りに、スジボリで深くする。
以上です。
「なるべくモールドをヤスらないように・・・」
と注意してはいましたが、やっぱり多少は薄くなってしまうんですよね。
そして、これまた拙い技量でスジボリをするのですが、残ったモールド自体が薄いものですから、スジボリがはみ出してしまうんです。
せっかくのモールドが台無しだ~(泣)
正しい方法
私は正しいと信じていましたし、
「モールドを消してしまうのは、ヤスリの腕が足りないから」
「うまくヤスれるようになりたいなあ」
と反省していました。
的外れだったとは思いませんでした。
正しい手順は、次のようになります。
- 接着する。
- 近くのモールドをスジボリして深くしておく。
- 合せ目を消すためにヤスる。
- ヤスられてもモールドは深さをキープしている。
ただ、順番変えるだけです。
モールドが深い時にスジボリすれば、初心者でもミスが減ります。
たったこれだけなんです。
「たったこれだけかよ!」
と怒っちゃった人も、一度やってみてください。
ミスの確率が絶対に減ります。
ミスの多い初心者だからこそ、ミスを減らすことはちゃんとやるべきとは思いませんか?
実際の例
ザクを作った時に、腕を接着して、合わせ目を消しました。
接着剤とムニュッでモールドが埋まっていますし、派手にはみ出したムニュッはかなりものです。
これを先にヤスッていたら、きっとモールドが埋まってしまったと思います。
そこで、先にモールドをスジボリしました。
心配だからと、最初からあまりにも深くしてしまうと、プラが貫通してしまうかもしれません。
少し深くしてヤスり、また少し深くしてヤスり、というのを、感覚がつかめるまでは繰り返したほうがベターかもしれませんね。
初心者はヤスる前に彫れ
何も難しいことではないですし、ただ順番を変えただけ。
賢い人なら、最初から気づいてやってるかもしれません。
でも、私のように「な~んにも考えず」ヤスって失敗してる人、いるんじゃないですか?
「初心者はヤスる前に彫れ!」
ですよ!
テクニックがなくて、リカバリーも出来ない初心者だからこそ、防止策をちゃんとやるべきなんです。
お互い、成長してプラモを楽しんでいきましょう!
もしかすると、(そんなバカ)あんただけの可能性もあるかもね
いやあ、半分ぐらいはそうでしょ?(そうであってくれ!)