こんにちは、おらプラです。
ガンプラなどにスミ入れしたあと、必ずはみ出した部分が出来ますので、そこは拭き取らなければいけません。
ところが、私はその拭き取りが超下手で、苦手でした。
拭き取りが苦手だから、スミ入れ自体も苦手意識が出来てしまって・・・。
うまくいけば格好良くなるスミ入れだから、なんとかうまくこなしたい!
そこで、今まで綿棒でやっていた拭き取りを、ガイアノーツのフィニッシュマスターに変えてみたのです。
最初は欠点も感じたのですが、それが勘違いと気づいてからは愛用しています。
スミ入れの拭き取りがうまく出来ない初心者は、まずはこれで慣れてみては?
スミ入れの拭き取りって難しいですよね
スミ入れは必ず拭き取りをしなければいけません。
塗料をちょん付けするところで、よほど細い筆で慎重にやらない限り、余分な塗料がはみ出してしまうんです。
それを綿棒などで拭き取って、狙ったラインだけをバシッと決めたいわけですが・・・
スミ入れ消えてしまう
スミ入れの拭き取りでよくある失敗が、
はみ出した塗料を拭き取ろうとして、肝心のスミ入れも消えてしまう
ことでしょう。
周囲が汚れる
また、スジボリの奥から吸い取った大量の塗料によって、スジボリの周囲が汚れてしまうことが、副次的に起こってしまいます。
結局やり直し・・・となればまだいいほうで、ヘタすると塗装自体ににじんでしまって、拭き取れず塗装からやり直しになってしまうことも。
綿棒からフィニッシュマスターへ
その原因は、私の綿棒使いがヘタなせいもあるし、乾燥時間の加減もあるでしょう。
でも、この綿棒ってやつが、案外曲者だったりするのです。
私はガイアノーツから出ているフィニッシュマスターという道具を使うことで、スミ入れの拭き取りが出来るようになりました。
フィニッシュマスターとはどういうものか知ってますか?
ゴムとスポンジの中間?
フィニッシュマスターは簡素なプラの持ち手の先に、白い特殊な物体を付けて使います。
この白い物体の素材が良いもので、ゴムのような硬さをもっていて、それでいてスポンジのように液体を吸い取ってくれるのです。
毛羽立ちがない
この素材は綿棒のように毛羽立ちが一切ありません。
毛羽立っていないということで、毛羽が塗装面に付くことも防げますし、下で説明しますが、拭き取りがとっても楽になるんです。
フィニッシュマスターの良いところ
余計な塗料に触らない
フィニッシュマスターは綿棒よりも硬くて、スジボリの奥まったところに入っていきません。
しかも毛羽立っていないことで、墨入れした塗料に思いがけず付いて吸い取ってしまうことがなく、
狙ったところだけ・触りたいところだけ
拭き取ることが出来るのです。
細部のコントロールが楽
そして、フィニッシュマスターは斜めにカットされていて先が細いので、スジボリじゃないところのスミ入れ(パーツの凹部分)に流したスミを拭き取る際も、微妙なコントロールがききます。
綿棒では難しいですよね。
溶剤で洗えてコスパも良い
このフィニッシュマスターは500円ほどで10本ほどの交換用が付属しています。
ところが、当然スミを拭き取るとすぐに汚れてしまいますから、私はコスパが悪いと感じていました。
「こんなに使いやすいけど、さすがに高くつくなコレ」
と、思ってしまっていました。
でも、じつはこれ汚れても乾燥してしまえばまた再利用できるのです。
綿棒が汚れると、周囲を汚してしまうのですぐに交換です。
でも、
- 溶剤で洗うことができる
- 先だけカットして使える
- 乾燥すれば再利用
- 替えも付属
ので、けっこう長く使えます。
「これだけ長く使えるならコスパもいいし、何より便利だから使えるぞ!」
と思うようになりました。
スミ入れの拭き取りがうまくいく
もちろん、経験を積んで慣れてくると、綿棒でも上手に出来るようになるかもしれません。
私も今は綿棒とフィニッシュマスターを併用しています。
それでも、どっちが楽かと言われたらフィニッシュマスターのほうなのは間違いないですし、勝負どころでは綿棒では無理な場所もあります。
しかしなにより、スミ入れの拭き取りにまだ慣れていない初心者にとっては、フィニッシュマスターというのはとても心強い便利道具なんです。
使うことで格段に上手にスミ入れが仕上がるでしょう。
最初は全部これでやって、慣れてからは綿棒と併用してはいかがでしょう?
せっかく作ったキットが、最後のスミ入れで失敗するとガッカリします。
「スミ入れなんて嫌だー!」
とならないように、最初は道具の力を借りてやってみるのもいいと思いますよ。
⬇クレオスからも同等品が発売されています。使い勝手に差はないと思われます。