こんにちは、おらプラです。
PLAMAXのサーバインを製作しています。
前回まででファレホによる筆塗り塗装が終わったので、今回は油彩のドッティングをやって完成になります。
使った道具
⬆アマゾンで買った格安の油絵の具セットです。24色で1000円ちょっと(笑)
100均の筆
油彩ドッティング
油彩絵の具によるドッティングをやっていきます。
油彩ドッティングとは、油彩絵の具をランダムに置いていき、それを溶剤で溶かして色を載せていく手法です。
いろいろな色が加わることによって使用感とか退色感が出るので、戦車模型などでよく使われています。
今回は様々な色を加えるというよりも、レリーフなどの周囲に色を加えて際出たせたいと思ってやりました。普通にウォッシングでも良かったかもしれません。
まずは黄色を出しまして、足や手の生物的な場所に色を付けたいと思います。
油彩絵具を爪楊枝でちょっとずつ置いていきます。
そうしたら、テレピン(溶剤)をつけた筆で、溶かすようにします。
設定上正しいのかどうかはわかりませんが、下の写真のように、足首部分はそのままの色で、指のよな部分だけ黄色味をつけてみました。
私のようなセンスのない人間が、塗装でやろうとすると「わざとらしい」感じになりやすいのですが、ドッティングは「偶然」生み出されるランダム性が良くて、私は大好きです。
意図していない、自然の力に感謝(笑)
今回の油彩ドッティングのメインは茶色です。
今回は先程の黄色と茶色だけでやりますが、本来の複雑な色を生み出すためではなくて、ウォッシング的な使い方をしたいからです。
もしもウォッシングをしてしまうと、せっかくの白いボディが全体的に暗くくすんでしまうと考えて、部分的にだけ茶色を載せたいという狙いです。
汚くなりすぎないように、レリーフの際に少し残すイメージで溶いていきました。
レリーフが浮かび上がって見えれば嬉しいです。
油彩ドッティングの好きなところは、テレピン溶剤の量で比較的自由に出来るところですね。
「ちょっと絵の具を置きすぎたかな?」
と思ったときに、バシャバシャと多めに流してしまうことで調整できます。
完成です!
それでは、完成写真を見ながら、自分なりの反省と感想を書きます。
完成写真と感想
説明書にはないカラーリングで、ほとんどモノクロをイメージして塗ってみました。
胸のコクピットは茶色がかっていますが、羽根の裏の赤色だけワンポイントで目立つかなと思いながら塗りました。
個人的には気に入っております。
それにしても、さすが伝説のソフビキットと言われるだけあって、素晴らしい造形でカッコイイです。
「そうそう、こういうオーラバトラーが作りたかったんだよなあ」
と、少年時代に思いを馳せて感慨深いです。
やってはみたけど、なんと言っていいかわからないオーラコンバーターの赤。
普通に表面を赤く塗るのと、どっちが良かったのか??
キャノピーのクリアパーツに「スモーク」を塗ったのですが、こうやって見るぶんには筆ムラが目立ちませんね。
よかったよかった。
薄っすらと透けているんですが、あまり意味はなかったかもしれません。
手首は黄色で油彩しましたが、お気に入りの仕上がりです。
関節カッコイイ!
もっと影が際立つように色を考えればよかったです。
全体に塗った胡粉ジェッソの下地ですが、塗ってよかったと思っています。
オーラバトラーってこんな素材なのかもしれないな・・・と想像しています。
最近のマイルーチン野外撮影も
先日から始めて病みつきになっている、野外での撮影写真も載せてみます。
マイブーム。
できることなら・・・
今回、生物的な表現を施したオーラバトラーのキットを作ることが出来て、とても満足しています。
子供の頃に憧れつつ、お金も技術も足りないために手が出せなかった世界。
ただ、出来ることなら、こういう路線でその他のオーラマシンを作ってみたいものです。
ドラムロとかガラバとか好きだったなあ。
最後までお読みくださりありがとうございました。