こんにちは、おらプラです。
今回はMG百式ver2.0を作ります。
昔から「メッキのプラモは子供だまし」と思い込んで生きてきました。
「だってパーツ切ったらメッキないやん?」
ゲートのところはメッキしていないので、なんだかコレクターアイテムというかそういう位置づけにしか思っていなかったんですよ。
でも、現代のバンダイの技術力は違ってた!
初めての「全切り」
今回メッキパーツが多いので、ゲート処理がとっても大切です。
パーツを切り出すごとにやるより、「全切り」して集中的にやったほうが良さそうだと思いました。
全切りとは?
「全切り」とは、最初に全パーツを切ってランナーから外してしまう作り方です。
反対語は「都度切り」? 使わないけど。
全切りのいいところ
全切りのよいところは・・・
- 同じ作業に集中出来る。結果作業時間の短縮になる。
- 容量が減る。全切りして積みプラする人も?
ニッパーやヤスリなど、一気に使って一気に片付けることができるので、お茶の間プラモの人にはいい方法かも。
たくさん積み(罪)プラする人で、全切りして小さくして保管する人もいるらしい。
全切りの悪いところ
全切りの悪いところは・・・
- パーツの紛失のおそれが高まる
- パーツを間違えるおそれが高まる
- リセールバリューが低下
パーツをランナーから切り離してしまうので、無くしてしまったり間違える可能性は高くなってしまいます。
左右で微妙に違うパーツがあったりすると、気付かないで組み立てちゃうかも。
ただ、バンダイのガンプラはよほどのことがない限り間違えないように工夫されてますが。
メッキの味方アンダーゲート
今回メッキパーツてんこ盛りの百式を作ってみようと思った理由が、時代が変わってアンダーゲートが生み出されたからです。(ずいぶん前ですけども)
アンダーゲートについてよくわからない人に簡単に説明します。
アンダーゲートはパーツの表に出ない面(横ではなく下側)にゲートがあるものです。
当然切断したところはメッキがなくなりますが、見えないところなので組み立てると隠れてしまう、つまり問題なし!ってことです。
メッキパーツに限らず、ゲート跡が絶対に見えたくない場所などに、アンダーゲートは採用されています。
無塗装派の強い味方!
表側から見ると、まだ切断した場所はわかりますが、メッキはそのままでしょう?(このあと、ヤスリ掛けをして目立たなくします。もちろん見えないところだけヤスリます)
だが、しかし
ただ、製造上の問題なのでしょうが、全部がアンダーゲートになっているわけではないようです。
「これは組むと見えない場所なんだよな?」
不安になりますが、ここはバンダイを信じるのみ。
目立たないけど隠れない場所でした。他にもいくつかありました。顔のアンテナとか。
ああ、アムロ。ゲート跡が見える
フレームを組む
全切りも終わって、組み立てていきます。
MGは内部フレームだけで独立して組み立てて、外装を後からつけることができます。
百式は内部フレームが露出する場所がけっこう多いMSです。(腹部、脚下部、腕内側)
なので、今回内部フレームもスプレーでザッと塗装するつもりです。
何箇所か赤いパーツがあるのですが、上のように外しにくい場所は「スプレー後筆塗り部分塗装」にし、
あとで取り付けられるパーツは別にして筆塗りします。
スプレー塗装は、全部バラバラにしてやるのは大変なので、スプレー塗装しにくくならないギリギリまで組み立てて、一体化して塗装するつもりです。
脚部のピストンは、金ピカ装甲のスキマからすごく見えるカッコいいポイントなので、いろいろ考えたいと思います。
次回は
顔とバックパックをつけて、なんとなく百式っぽく見えてきたので記念撮影。
うん、かっこいいね。
百式ってけっこう人気あるMSだと思うのですが、実は私は好きではありませんでした。
友達がかっこいいと言うたびに、そうかなあと首をかしげていましたのですが、今回手にとって作っていくと、カッコよさがわかってきたように思います。
次回は塗装ですが、金メッキは塗装しないので、フレームや細かい場所だけを部分塗装します。