こんにちは、おらプラです。
私はプラモデルを作ることを楽しんだ後は、
まず撮影ブースでブログ用に写真を撮り、その後プラモ棚に入れて飾る
という感じです。
ところが先日プラモ仲間に、
「撮影ブースもいいけど、野外でプラモの撮影をすると格段に格好良くなるよ!」
と聞いて、やってみたんです。
天気の良い日を選んでプラモとカメラを持ち出して、パシャパシャと試行錯誤。
マジでいいですわ、野外撮影。
どんな作品だって構いません。塗装してあろうがなかろうが、上手だろうが下手だろうが。
それぞれの完成度に応じて、3倍カッコよく写真になるから驚きです。
私のプラモ撮影を例として載せますので、ぜひ見てください。
今度からキットが完成したら野外でも撮影して、スマホに入れておいたりすると楽しいですよ。
プラモの野外撮影をしよう!
それでは、私が実際に試行錯誤して撮影していった様子を見てください。
今回はすべて家の周りで撮ったので、背景にバリエーションがないです。
緑豊かな田舎であることがバレバレですが、例えばコンクリートの背景とかでも面白そうですね。
背景に映るモノに注意
私は最初にガンダムを撮影してみました。
日光の下で写しただけで、明暗がくっきりして格好よく見えてくるではありませんか。
ところが、背景に家の物干し台が写ってしまって、大きさがバレて、
「これはプラモだね」
となってしまったのです。
背景に木が映るのもちょっとイマイチですが、まだなんとかなるかもしれません。
でも、草が写ってしまうと、一気に「小ささ」を露呈します。
背景を見てもプラモの大きさが分かりづらい、そんな工夫が大切のようです。
とりあえず写真のボケを大きくして、物干し台を見えにくくしてみました。
完璧とはいきませんが、なかなかよくなったでしょ?
太陽の下では、明るいところと影が出やすいですし、細部まで見えやすいので、現実感が増すようです。
それでプラモが格好良くリアルに見えるのでしょう。
また、構図を工夫して、物干し台自体を範囲外にして撮ってみました。
庭の木製ベンチの上に置いてあるのですが、あまり違和感がないのではと思ってます。
逆光もいいかな?
次は、ズゴックを持ち出して庭石の上に置いてみました。
この方向だと、逆光(背中のほうに太陽があり、正面が影になる)になります。
今回はテストですので、家の周りのどこが撮影に使えるか探しながら撮影してます。
この場所で順光で撮ると、どうしても家が背景に入ってしまってダメでしたので、逆光で撮影します。
真っ暗にならないように気をつけて、パシャリ。
おお、なんかいいぞ!
ジャブローに潜入してきたズゴックのように見える、かな?
影になるとコッソリ感が出たようで、思いがけず逆光のモデルとしては良かったようです。
このプラモは少しだけデカールが貼ってあるのですが、けっこう目立っていい仕事してるかも。
個人的お気に入りポイントは、頭と肩に少し光が当たってる雰囲気が好きです。
戦車は実に良い
野外といえば戦車も撮ってみたいでしょう。
下からあおって(見上げて)撮れるようにベンチの上の角に置きますが、落とさないように注意ですよ。
自己満足なので聞き流してほしいのですが、
「これ、本当に自分が作ったあのプラモなの?」
って思うくらいカッコイイと思ってしまいました。
背景の木々のスケール感も、ガンダムより合ってるような気がします。
頑張ったウェザリングが、室内で観るよりよく見えます。
おれ、やるじゃん(笑)
自分の塗装の腕では表現できなかったフィギュアの顔が、太陽光のおかげで勝手に明暗くっきりの完成度に上がってます。
気づいたのですが、サビ塗装は太陽光だととてもいい感じに見えてきます。
これはもしかすると、自分が老眼で室内ではあまり見えていないだけかもしれません。
飛行機は難しいね
次は飛行機の撮影もしてみました。
ところが、飛行機は地上の目線ではうまく撮れず、飛行機全体が写るようにすると多少上から見る格好になり、地面や背景によほど気を使わないとダメのようです。
今回の環境ではイマイチ満足する写真が撮れませんでした。
せいぜい、アップで撮影して背景が入らないようにするしかなかったですね。
土台付きの場合は?
マシーネンクリーガーで草のビネット(土台、ジオラマ)の上に載せてあるものを撮影してみます。
土台の小ささがわからないように写すことが重要だと思いました。
今回は、ビネットの草には光が当たり、背景の地面には光が当たっていないので、偶然遠近感が出たように思ってます。
正直言うと、狙ってこうなったのではなくて、何枚も撮ってパソコンで見て初めて気づいた、偶然の産物です。
下手な鉄砲数撃ちゃ当たるの精神
細部の写真でも
別の場所でサーバインも撮影してみました。
この場所では木々があるおかげでサーバインの大きさがバレてしまって、イマイチな写真しか撮れませんでした。
でも、屋外の明るさを利用するだけで十分価値はあります。
例えば部分だけを拡大する場合とかですかね。
室内では上手な人が、良い照明とか工夫してやる撮影でも、野外では太陽の光量を生かして、プラモの向きを工夫するだけでなんとかなります。
首筋の明暗、室内では私は上手に撮れませんでしたから。
たまたま地面に生えていた苔があったので、その上に載せて足だけアップ撮影です。
苔はミニマムな世界なので、プラモのスケールを誤魔化せるかもしれませんね。
とくにオーラバトラーの世界観には合ってるような。
時間による違い・・・夕方はいいぞ
全部メタリックカラーで塗装したギャンは、夕方の遮光線の中で撮ってみました。
「夕陽に照らされてギラッとするイメージ」
で撮りたかったのですが、どうでしょうか?
上の写真以外はすべてお昼前後に撮ったものなのですが、夕方だとまた違った感じになってくれますね。
時間を変えて、いろいろ撮影してみるのも楽しいかもしれません。
プラモの野外撮影いいよ!
今回初めて、プラモデルを野外で撮影してみました。
撮影自体が楽しかったですし、なにより、撮影ブースよりもプラモが格好よく見えてくれるので、嬉しかったです。
自分の作ったキットに、さらに愛着がわきました。
次からは、
- プラモ製作自体を楽しみ
- 撮影ブースで記録用に撮影して
- 野外で撮影してスマホに保存
という楽しみ方をしようと思ってます。
今回はすべて家の周りで、緑あふれる田舎背景だけでしたが、違う雰囲気の撮影スポットも探したいなと考えています。
みなさん、プラモデルの野外撮影オススメですよ!
プラモを持ってウロウロするのは恥ずかしいかも
いい場所見つけたいね