こんにちは、おらプラです。
2体目のマシーネン製作でプラウラーを攻撃型で作っています。
前回、胴体は完成したのですが、そこで大きなミスに気づいてしまいました。
プラウラー独特のレーダーと、レーザー砲の装置(?)が干渉して付けられません。
しかも、すでに必要のない穴まで開けてしまっています。
ない頭を絞ってなんとか考えた修正方法と、マシーネンでは定番の改造をした様子をどうぞ。
今回で組立ては終了です。
使った道具
タミヤ・薄刃ニッパー
タミヤ・デザインナイフ
ヘッドルーペ
神ヤス
ファレホ・ホビースプレー(黒)
追加したもの
⬆WAVEさんのアルミ線・真鍮線は、太さも種類が多くて安いので、各種そろえてあります。
100均・エナメル線
100均・適当な配線コード
攻撃型変更のミスを修正
レーザー砲のチューブがつながる受けの部品(四角い箱)から、背中のエンジンに向けてパイプの部品を付けるのですが・・・
上の写真のように、本来の位置につけると、背中のエンジンにうまく付きません。
そこにはおそらくプラウラーにしかつかない円筒形のパーツが付けられていて、重なってしまいます。
しかも、説明書通りに作ってしまったものですから、余計な穴を開けてしまっています。
そこで、パイプを後方にスライドさせて、この位置で取り付けることにしました。
パイプが箱から出る位置が中心からズレますし、エンジンへの接し方もなんか適当な感じですが、まあ、誰が見るわけでもなし、マシーネンに詳しい人じゃなければ気づかないでしょう。
余計な穴が丸見えになっていますから、そこをパテで埋めることにしました。
ところが、パテは乾燥するとひけてしまって、穴がわかるんですよね。
もう一度塗り直して乾燥させるのが面倒だったので、ウェーブの丸リベットを接着して隠すことにしました。
私的にはあまり違和感がないと思いました。
リベットとしては大きいですが、なにかドーム状の突起があってもおかしくないでしょ。
むしろ、これなら最初からパテじゃなくてこのほうが簡単でした。
いきあたりばったりなんです。
マシーネンの定番改造
つづいて、私がネットで見て調べた、
「マシーネンでは当たり前の定番改造」
を施していきます。
「改造」といいますが、キット説明書の作例自体にもやってあることが多く、ある意味基本工作なのかもしれません。
背中の円筒のあわせ目消し
これは改造ではないですが、背中の円筒形のパーツがあわせ目が消しづらいです。
そこで、ハイキューパーツのG-LEP(ジーレップ)というエッチングパーツを貼り付けて、隠すことにしました。
1シート買っておくと、ガンプラなどでもディテールアップに使えて便利です。
たしか、ガンダムの関節に貼るのに買ったんだと思います。
少し奥まったところにあわせ目が出てしまうので、消しづらいのがおわかりかと。
もちろん、外側は消す必要がありますが、そちらは難易度は高くないので大丈夫でした。
足首のパイピング追加
説明書の写真を見ると、かかとから足首にかけて、2本ずつチューブが付けられています。
これはマシーネン作ってる人は「当たり前」にやる改造のようですよ。
手元にちょうどよい配線コードがなくて、エナメル線で作ることにしました。
かかとには、ちゃんと受けになる突起がついていますから、そこにピンバイスで穴を開けました。
そして、エナメル線を差し込むだけです。
方向性を2本同じにするために、よじって1つにまとめてあります。
足首のスキマにズボッと突っ込んで、足首を取り付けるだけ。
自然にエナメル線が曲がって、いい感じになりました。
マシーネンはほとんど固定ポーズですから、こんな感じの工作でも大丈夫だと思います。
これがもしガンプラだったら、動くたびにエナメル線が変形してしまうので、ビニールコードとかじゃないとダメでしょう。(もしかすると、他の方はビニールコードを使う場合が多いのかも)
ちょっと作例より細い感じがしますが、これで良しとしました。
背中エンジンのパイピング追加
次もまた、作例にもやってある背中エンジンのチューブを追加します。
これは取る付ける位置が悩みました。
バーニアのほうは、それっぽい位置がわかるので大丈夫ですが、上の方はいったいどこに付いているのかわからないんです。
燃料タンクに穴? それ以外?
最終的に、上の写真のところにあるミゾ(肉抜きの穴になっている)にコードを通して、プラパーツを接着しておくことにしました。
裏側から見れば丸見えですが、飾っても写真でも、まず見えないのでいいというわけです。
表から見れば、
「なんとなーく、それっぽい位置に伸びてるんじゃないか?」
って感じでしょ?
そのままだと、コードが直線状にしかならずかっこ悪いので、いい感じの曲げを調整して、思い切ってエンジンパーツに瞬間接着剤で固定してしまいました。
接着剤のあとは、どうせこの上からベタベタと塗装していくので、見えにくいはずです。
少なくても、老眼の私には現時点ですら見えません。
アンテナを真鍮線で
頭上には大きなアンテナがあるのですが、この支柱が細くて、絶対に折れそうな感じです。
飾っておいて倒れた場合に、助かるとは思えません。
そこで、真鍮線で作ることにしました。
胴体には、上からまっすぐ突っ込むだけに簡略化します。(本来は横から差し込む形・上写真のパーツ)
塗装のときに邪魔なので、ここでは固定しないで横に置いておくことにしました。
残りの組立て
ちょっと前後しますが、残りの部分の組立てを簡単に見ていきます。
脚はシンプルそのものな構造です。
あわせ目消しは全周に必要です。
胴体前面には、ファイアボールにはない装置が付きます。
おそらくカメラかなにか、偵察用の装置なのでしょう。
中心部から少し左にずれて付くのが、非対称でカッコいいです。
前回のマシーネン(フリードリッヒ)もそうでしたが、全体を組立ててから塗装するスタイルの時は、台座に固定してしまうのが便利です。
足の裏に穴を開けて、針金を差し込みます。
使いまわしている木材に差し込んで、脚を固定してしまうんですね。
塗装の時、持ち上げていろいろ傾けても大丈夫なので、塗装がしやすいです。
この木材にはいくつも穴が開けてあって(結果的に増えた)、好みの開脚具合で固定することが出来ます。
組立てが完了しました。
結局、余ったパーツは、
フィギュアの顔1つ、左腕一式、背中のタンク(1連)
です。
どのパーツも今後いろいろ使えそうな感じですね。
組立完成後の写真
それでは、サーフェイサー(ファレホ・ホビーペイントスプレー)を吹き付けた完成写真を見てください。
ポーズを調整したら、膝上が塗れていませんでした。
まあ、大丈夫でしょう。
工夫してなんとか取り付けた左後方周辺の様子を見てください。
丸リベットもそれっぽいディテールに見えますし、パイプとエンジンの接合部も目立たないと思っています。
左のレーダーは、本来の位置より上方にあり、また水平じゃなくやや上向き加減になっています。
このあたり、デザイン的に是非はあろうかと思いますが、私は大満足です。
本物はどうなっているのが正しいんだろう?(設定上は攻撃型プラウラーがあるらしいんですよね)
次回は
今回で組立ては完了です。
サーフェイサーは吹き付けてあるので、このあとは大好きな胡粉ジェッソを塗って、ファレホで筆塗り塗装していきます。
次回もよろしくおねがいします。