【1/144サイレンF⑤】信じるものは救われる?筆塗り塗装

FSS他
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こんにちは、おらプラです。

1/144レジンキット・谷明サイレンF作ってます。

前回は筆塗り塗装を始めてメインのボディ色以外を塗りました。

これから赤色を塗っていきます。

ちゃんと色が付くまで、なかなか果てしない旅です。

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赤色の塗装「未来を信じることって大切よ」

今回使ったフラットレッド

メインのボディ色はファレホモデルカラーのフラットレッドというのにしました。

「フラット」というとつや消しという意味合いで使われることが多いですが、ファレホは元々つや消ししかない。はて?意味はいまだにわかりませんが、少しオレンジがかったような赤に見えました。

これから筆塗りしていきますが、はじめに少しお断りを。

こうしてネットに垂れ流してはいますが、決して上手でも正しいテクニックの持ち主でもありませんよ。「自分はこうやってます」ってだけなのであまり参考にしないほうが身のためです(笑)

シャバシャバ

さて、いつも通り「ちょっとシャバシャバすぎるんじゃね?」くらいに水で薄めて、筆塗り開始です。

たぶん本当はもう少し濃い目で塗る方が早くきれいに出来ると思いますが、私はシャバシャバのほうがキレイに塗れる気がするのでそうしてます。とくに広い面を塗る時は。

細かいところは慎重に

相変わらずマスキングなどはしませんので、はみ出さないように全集中(もう古い?)です。

1回目だとこれくらい

シャバシャバな長所といえば、筆ムラが出にくいことです。

「全然色がつかないけど、何度もやっていけば必ずいつかは塗りつぶせる」

という感じでやってます。水性塗料は下地を絶対に侵さないので気が楽です。ラッカーは上手にやらないと下地が溶けて一進一退になっちゃう可能性がありますからね。

いつかは赤くなるのを信じる

狭めのところは濃いめで塗ってます(これで1回目)

私は比較的狭い部分を塗る時は、濃い塗料で塗ってます。たぶん本来のファレホの使い方?

筆ムラが出にくいし目立たないですし、何度も塗るとそのぶんハミだし確率上がりますから。

強い隠蔽力で短期決戦!

1回目終わって一服中

全然色がつかない(赤くならない)ので焦りますが、焦って濃くすると筆ムラ出やすいので、塗っては乾かし、塗っては乾かしします。

「こんなのいつまで経っても終わらないんじゃね?」

と思ったら負けです。(多数経験w)

濃い薄いあっても気にしない

均一にはなかなか塗れないので、どうしても斑というかマーブル状というか、濃い薄いが出てきてしまいます。でも、気にしない。

2回め終了~

薄いところはいつかは濃くなるし、早く濃くなったところは濃いまま(濃すぎるということはない)なので、最後には均一になってくれます。

私のようなオッサンでさえ、未来には常に希望を持ってるんだ~。

5回くらい?

細かいところも塗るよ

私が「先生」と呼ぶ筆。

サイレンのボディはほとんどが赤ですが、やはり塗り分けもあります。

目を黄色く・・・あ、はみ出した!

タミヤの一番細い筆(「先生」と呼んでます)にお出ましいただき、目の部分(中は黒のままで周囲だけ黄色くします)を塗ります。

【タミヤ・モデリングブラシPROⅡ超極細】下手でも塗れた!
タミヤのPROⅡ面相筆超極細を使っています。他の筆は安いセット物ですが、この細いのだけは高級品を使わせてもらっています。私のような下手ほど、筆に頼って解決するのも一つの方法かと。マスキングも筆塗りも下手なら、筆の性能にまかせましょう。

あ、はみ出した!「先生」でもミスはあるのです。(はみ出したのはお前だろ)

かっこいい横顔

まだ途中ですが、サイレンの横顔がかっこいいので思わず写真を撮ってしまいました。

ラルゴ・ケンタウリに似ている気がする。

盾のライン

盾のラインは、手持ちの中でそれっぽい色を選びました。1つは最初の頃に買った水性ホビーカラーです。貧乏性でとっておいてよかった。

塗り心地はやっぱ違うなあ

意図せず違う塗料を使うことになりましたが、同じように塗ってもファレホと水性ホビーカラーって塗り心地が違います。

↑の写真は1回目を塗ったときですが塗料の感じ違うでしょ?

あまりはみ出さず塗れました。

このラインの周りにはモールドが彫られているので、そこまでははみ出しても大丈夫。

あとで墨入れして黒くするので、キレイになってくれるはず。

白いところはコレ

白い部分は、場所も多いし短期決戦したいので、シタデルベースカラーのコラックスホワイトを使いました。

シタデルベースカラーの隠蔽力はとっても強いので、赤と黄色と白だけ使ってます。(容器がキライのなのでメインには使いたくない)

筆塗りでもすごい隠蔽力!「最強の黄色」と出会った
プラモデル塗装で一番隠蔽力が弱くて塗りにくいのが「黄色」。とくに筆塗りでは難しくて、なかなかキレイに出来ませんよね。そこで「噂の黄色」を使ってみて驚きました。シタデルのベースから、アヴァーランドサンセット、恐ろしい隠蔽力でしたので見てください。

実はグレーなのだ

シタデルの隠蔽力が強いのには秘密があって、赤も黄色も白も少し違う色なのです。

筆を洗うとわかりますが、白なのに実はグレーです。

「ほとんど白に見えるグレー」なので、隠蔽力が白のレベルじゃないということらしい。

一発、多くて二発で発色します

⬆グレーじゃないですよね。白ですよね。

たいてい2度塗りで完了させることが出来ます。すごいつかいやすい。

こんなの何度も塗り重ねたくないじゃないですか

細かいのを数多く塗るのは面倒ですから、こういうのはシタデルまかせ。

老眼だとはみ出しているかどうかの判定すら難しい

塗装終了!

スミ入れ

スミ入れの前に光沢スプレー

今回はスミ入れをしたいので、一度光沢クリアーを吹き付けました。

スミ入れして拭き取って

バッチリ

盾のラインや白く塗った箇所、スミ入れで境界を黒くすることで、塗り分けのミスを修正できます。

このあと、もう一度つや消しスプレーして塗装完全終了です。

終わった~。

次回は組立てて完成

あとはお楽しみの組立てです。

レジンキットは軸打ちのおかげで組立ては本当に組立てていくだけ。

作ってきたものが、いよいよ姿をあらわすという意味で、とてもドラマチックで楽しい時間です。

次回最終回です。最後までお付き合いくださいませ。

おらプラ
おらプラ

見せてもらおうか、天才のレジンキットの性能とやらを!