AFVとは?
プラモデルの世界では、AFV(エーエフブイ)という言葉を時々耳にします。
「私、AFVばかり作ってます」
「AFV面白くてさあ」
などなど。
AFVとは、「Armoured Fighting Vehicle」(アーマード ファイティング ビークル)の略語で、「装甲戦闘車両」のことです。(プラモ専用の用語ではないです)
つまり、戦車や装甲車などのプラモデルのことを指していて、「AFVプラモ」とか単に「AFV」などと言います。
ミリタリーの世界では、厳密には装甲のない車両(例えばジープやバイク)のことはAFVとは呼ばないらしいですが、プラモの世界では、そこまで区分けしていない人が多いと思います。
「タミヤのAFVプラモ大好きでさあ」
などと言えば、ジープやバイクも含んでいます。
独自の手法がある世界
プラモデルの世界って、ガンダムから始まり飛行機や艦船やAFVもあれば、バイクや車もあります。
さらに車の中でもF1ばかり作る人もいれば市販車好きな人もいるでしょう。
ジャンルの幅が広くて、しかもそれぞれに独自の手法というかノウハウがあるんです。
AFVプラモは、戦いで汚れて傷んだ姿を再現するのが魅力の1つだと思います。ピカピカの戦車プラモはあまり見たことがないでしょ?
丹念にウェザリングされた「歴戦の勇者」感で溢れた作品が多くて、その現実っぽさに「うまいなあ」と感心します。
ですので、例えばガンプラでも、
「AFVの手法で仕上げてますね」
という表現をよく使います。
じゃあ「AFVクラブ」とは?
さて、AFVプラモをいくつか作るようになると、「AFVクラブ」という単語を目にすることがあるかもしれません。
「AFV愛好家が集まった団体?」
と私は思いましたが、全然違っていて、
AFVクラブは台湾のプラモメーカーの名前
なんですよ。
AFVプラモは日本だけじゃなく世界的に人気があり、海外メーカーもすごく多いのです。
そして、リアルさだけでいえば、日本のタミヤよりも上位に上げられるようですよ。
大きな模型屋や通販では、当たり前に手に入るメーカーです。
プラモは日本製がほとんどだと思っていた、恥ずかしい私。
日本製はリアル至上主義というより、ユーザーフレンドリー優先だというのが、定評のようです。
↑とことん細かくリアルなんですよ。作りごたえありそう。