【プラモデル基礎用語】伸ばしランナー

プラモ用語集
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伸ばしランナーとは

不要なランナーから作れます

伸ばしランナーとは、プラモデル製作で余ったランナーをやわらかくして作る、細いプラ棒や糸状のものです。

作り方を知っていると、プラモ製作で役に立つことがあります。

伸ばしランナー作り方図解

伸ばしランナーの作り方を、図で解説します。

ランナーをライターなどであぶって、軟らかくします

まずはランナーを適当な長さに切り、その真ん中あたりを、火であぶります。

プラスチックなのですぐに軟らかく溶けてきます。

軟らかくなったら、両端を手で引っ張って広げます

十分に軟らかくなったら、両端を手で持って、引っ張っていきます。

軟らかいところがニューっと伸びていきます

お正月のお餅を引っ張っていくと、真ん中が伸びていくのと一緒ですね。

こうして出来たものが、伸ばしランナーです。

お餅よりも細く長く伸びます

伸ばしランナーの特徴

では、伸ばしランナーはどういう特徴があるのでしょうか。

太さが自在(慣れれば)

好みの太さが作れます

伸ばしランナーは、自分が好きな太さに作ることが出来ます。

細いプラ棒として作ってもいいですし、糸のようにすることも出来ます。

プラなので接着や塗装がしやすい

伸ばしランナーは、プラスチックなので接着も塗装も切断も、プラモ本体と同じように出来ます。

例えばこれが金属線や金属棒ですと、金属用の接着剤、プライマー、ニッパーなどが別途必要になります。

材料費がタダ

伸ばしランナーは不要なランナーを使って作るので、材料費がかかりません。

プラ棒や金属線は買わなければいけませんが、ランナーはほら、あなたの横にあるでしょう?

伸ばしランナー使用例

伸ばしランナーはどういうことに使われるのでしょうか。

よく使う例として上げておきます。

艦船模型の張線として

ロープを表現したり

アンテナとか

伸ばしランナーは練習が必要です

伸ばしランナーは、火を扱うので注意が必要です。

また、何度か練習する必要もあるでしょう。

ただ、決して難しいものではないので、マスターしておくといいですよ。

伸ばしランナーの作り方【「伸びずに切れる」失敗する理由も解説】
伸ばしランナーの基本的な作り方を解説します。そして初心者がやりやすい失敗「うまく伸びずに切れてしまう」の理由と対策を解説します。この1つのポイントさえ注意すれば伸ばしランナーは簡単です。ぜひ練習してマスターしてください。