もしかして・・・戦車にもツヤが必要なのか?

戦車
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こんにちは、おらプラです。

戦車プラモを作ったときに・・・

がんばって塗装して、あの手この手でウェザリングして、

「よし!完成だ~」

と眺めてみると、あれ?

「うまく出来たはずなのに、なんか上手な人の作品とは違うなあ」

と思うことが多いんです。

本を読んで基本は間違っていないつもりなんだけど・・・はて?

今回ちょっと気づいたことがあって試してみたので見てください。

もしかして、ツヤが違う?

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「戦車はつや消し」という思い込み

今回作ったチャーチルⅢAVRE。がんばったけどなにか足りない

先日AFVクラブという海外メーカーの戦車プラモ「チャーチルⅢAVRE」というのを作りました。

イギリスの戦車なのですが、ゴツゴツした車体に一目惚れして作ったものです。

さて、自分なりに塗装して、ウェザリングもして作りましたが、そこは私も少しずつ成長しているので、それなりに満足して眺めていました。

でも、なにかが足りない。

なにかが違う。

上手な人のプラモ作品と比べると、全体的にのっぺりして、メリハリがない印象を受けていたんです。

でも、なにが違うのかがわからない。

で、上手な人の作品と見比べた結果、(当然いろいろなところが違うわけなんだけど)、

「上手い人の戦車ってけっこうツヤがある?」

と思ったのでした。

「戦車模型はつや消し」と思っていて、最後は必ずつや消しスプレーで仕上げていたのですが、それは間違いなのかもしれません。

ツヤをつけてみる

砲塔の上

ツヤといってももちろん、戦車全体としてはつや消しでいいのです。

ただ上手な作品は、全体のつや消しの中に、アクセントのようにツヤが織り交ぜてあると思いました。

「少しツヤがある部分を作ることで、つやありとつや消しの差で全体的にメリハリがついてカッコよくなる」

ということなのだと思います。

試しにやってみました。

つやありのエナメル塗料

手元にあったエナメル塗料のクリヤーオレンジとスモークを使います。

少量出して混ぜて使う

今回は「車体についたオイル汚れ」という設定で実験してみます。

バルブ?の根本にオイル漏れ

適当に混ぜたエナメル塗料を、細筆でちょこんと置いてみました。

もうちょっと

なんかいい感じかもしれません。

たったこれだけですが、ツヤがある部分があることで、他の部分がよりつや消しになるというか、いい効果が出ているように思います。

どのくらいやればいいかわからないので、控えめに何箇所かやってみました。

小さなツヤが目を引きません?

写真を撮ってみると、ほんの小さなツヤなのに、なんか目を引くように感じました。

これがメリハリってやつなのかしらん?

下手なので不自然な感じはしますが、アプローチは間違っていないように思ってます。

「そうそう、上手な人の作品って、こんな感じするかも?」

ホイール軸にも少し

どこにどれくらいやればいいか?

オイル漏れ以外にもツヤがある部分はどこか?

まだまだ練習は必要なのはもちろんですが、一歩進めた喜びはあります。

仕事はどうでもいいのに、プラモに関しては向上心あるんだよな(ダメ人間)

「戦車はつや消し」と思い込まず、ツヤの違いを意識してみようと思ってます。

↓今回作ったキットではありませんが、「AVRE」というのはいろいろな作業をする工兵戦車のようです。普通の戦車よりゴテゴテしててカッコいい。