こんにちは、おらプラです。
マシーネンクリーガーのグローサーフント・アルタイルを作っています。
前回はプチ改造などを行いましたので、これから塗装していきます。
ファレホの筆塗り塗装ですが、結果的に「イメージと違う」ものが出来上がり、どうにも修正することもできなくなって、やり直しをすることになりました。
どんな愚作でも完成品は残りますが、塗装をやり直した場合はもう見れなくなるので、ブログに記録として保存しておきます。
失敗もいい教訓になりますな。
塗装のイメージ
キットの解説によると、グローサーフントという自立型兵器は、敵にとても恐れられたそうです。
凄腕の傭兵軍のパイロットにしてみれば、とっても強いうえに命がかかっていない機械は無限に製造できるわけで、あまり戦いたくないですよね。
グローサーフントは凶悪な殺戮兵器。
倒しても倒してもわいてくる、倒しがいのない恐怖感がありそうなので、無機質で不気味なイメージにしたいと思いました。
実際に塗ってみる
まずは下地塗装
まずは全身くまなく暗い色で塗っていきます。
黒とか茶とかで塗りつぶしておくと、このあとどんな色に塗装するにしろ、塗り忘れた場所が白く残ることはなくなります。
仮に本塗装で筆が届かなかったり、塗り忘れた場合に、白が見えると「塗り忘れ」ですが、茶色とかだと「影なのね」となります。筆が届かない場所って見えにくい影なので、むしろ自然なのかもしれません。
このときは丁寧に塗る必要はないわけで、古い筆で薄めの塗料で、バシャバシャと塗っていいそうです。
こう書くと簡単ですぐ終わりそうですが、実はただ塗りつぶすだけでも結構時間がかかるんですよね。いくつかマシーネンを作ってきて感じたことです。
ガンプラのようにバラバラにはしませんが、上半身と下半身に分けたりしないと、筆が届きにくい場所が出てきます。私は腕や脚はもう接着してポーズ固定してしまってますが、腰と首だけ未接着で可動(取り外しも可)します。
カッパー塗ってみるか?
下地に茶色を塗ったので、カッパーを上から塗ったら錆びた金属のようにならないかと想像して、やってみました。
下地はムラがありますし、ジェッソによる鋳造表現も施してあるので、なんだかおもしろい感じになってきました。
「お、いいかもね」
と調子に乗り、全身にどんどん塗っていきました。
古びた殺戮兵器の重々しく不気味な感じになってきた・・・わけではないですが、このまま続けていきます。
「ちょっと待て待て、これじゃただのブロンズ像だ。こうしたいわけじゃない」
と思い、銀色を加えていくことに。
迷彩塗装というわけではないけど、ランダムにまだら模様にしていきます。
その上からまたカッパーを塗ってみたり、試行錯誤していきます。
うーん、うまくいかない。
自分のイメージとは全然違うし、どうすればいいのかわからなくなってきました。
全体的に黒っぽくしたくて、薄く黒をウォッシングのように塗ってみました。
「でも、これでは古びたグローサーフントではなくて、グローサーフントの銅像が古びたものじゃん(泣)」
ジオラマとかで、破壊されてかなり朽ちたものならOKという可能性もありますが、とても実用で動いているとは思えません。
この上から例えば機体色を塗装していって、イメージ通り作ることが出来るのだろうか?
自分の腕で?
答えはノン。
(偶然)面白い表現にはなったと思いますが、今回やりたいのはこういうことじゃない。
力不足・・・やり直し
あきらめて、上から黒サフ(ファレホ・ホビーペイントスプレーの黒)で塗りつぶしてしまいました。
スプレーが届かない奥まったところには、塗装がまだ見え隠れしていますが、ほぼゼロにリセットです。
どう塗装すればいいのかな?
次回は
現時点で私のイメージで塗装をする技術もセンスもないことがわかったので、おとなしく全然違う塗装をすることにします。
次回、手持ちの塗料で行き当たりばったりで塗ってみます。
あ~あ、下手って悲しいね。塗装がうまくなりたいYO。