【1/20フリードリッヒ#03】胡粉ジェッソでザラザラ塗装下地

マシーネン作ろう
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こんにちは、おらプラです。

初心者がマシーネンのプラモデルを作る。

前回は、今後に便利な後ハメ加工と、真鍮線を使ったアンテナの小改造を行いました。

次は筆塗り塗装に入る前の、下地を準備します。

今回は塗装の下地として、サーフェイサーをスプレーして、さらに胡粉(こふん)ジェッソというものを使ってみます。

プラスティックに直接塗装するよりも、面白い表面になるので挑戦です。

どうぞ、お付き合いください。

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使った道具

ヘッドルーペ

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ファレホ・ホビーペイントスプレー(黒)

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タミヤ・モデリングブラシHFスタンダードセット

リキテックス 胡粉ジェッソ

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水性塗料ファレホ(フィールドグレー)

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自作ウォーターパレット

【水性塗料には必須】ウォーターパレットのかんたんな作り方
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今回行う塗装下地は3段階

今回、塗装の下地は3段階行います。

  1. サーフェイサースプレー
  2. 胡粉ジェッソ塗り
  3. 下地色の塗装

です。

その都度、その下地の意味合いなども書いていきます。

初めてのマシーネンというジャンルのプラモ製作なので、私自身よくわからずにやってみたのですが、効果の雰囲気が伝わればいいなと思います。

第一段階サーフェイサー

パーツを洗っておきました

パーツの合わせ目をヤスリで消すと、パーツが粉まみれになりますので、洗面器に入れて軽く洗っておきました。

100均の持ち手棒

サーフェイサーのスプレーをする時に、手などが汚れてしまうので、100均の持ち手棒(?)を使って、各部分ごとに準備しました。

ネコの手 などと呼ばれて、プラモデル専門メーカーから発売されていますが、100均にもありますし、amazonなどで安価なものもあります。

私はエアブラシやスプレーでは塗装せず、時々使うだけなので安物を買いました。

表面が統一されるので見た目が気持ちいいですね

サーフェイサーをスプレーすると、プラスティックの色が統一されて、凹凸などがわかりやすくなります。

俗に「サフ萌え」というらしいですが、たしかに、

「このまま飾るのも一興」

と思えるほど、きれいな感じがします。

もちろん、サーフェイサーには役割があって、

  • パーツの凹凸をチェックしやすい
  • 下地色が統一される
  • 塗料の食いつきがよくなる

などの効果が期待できます。

合せ目消しが失敗してたのでパテで修正

消したはずの合わせ目が見えていたので、そこにパテを盛り付けて修正します。

パテを塗って乾いてからヤスる

薄くパテを塗りつけて、乾いてからもう一度ヤスって合せ目を消します。

今回、接着剤のムニュッが少なくて、うまく消せていませんでした。

あとで修正するのは面倒だったので、1発で消せるようになりたいものです。

ファレホの筆塗りサーフェイサー

使い分ける必要はなかったのですが・・・

ファレホをセットで買った時に付属してきた筆塗り用のサーフェイサー(白)があったので、フィギュアの顔を筆塗りしてみました。

今回、とくに使い分ける必要はなかったと思いますが、お試しです。

第二段階胡粉ジェッソ

胡粉ジェッソってなんだ?

さて、次は胡粉ジェッソという物を塗ってみます。

ネットでマシーネンの作り方を調べているうちに見つけたもので、その作品がすごく好みだったので使ってみることにしたのです。

ツルツルのプラスティックに塗装すると、当然ツルツルになります。

「鋳造表現」とも言われるのですが、パーツにわざと凸凹を付けることで、リアリティを生み出す手法があります。

薄く溶いたパテを塗りつけたりするのですが、この胡粉ジェッソを塗ると、同じような効果が簡単に得られるということです。

激しい凸凹の溶きパテ、マイルドな凸凹の胡粉ジェッソと使い分けるみたいですよ。

ねっとりとした白いクリーム

塗り方は簡単で、筆にとってプラモに塗りつけていくだけです。

大丈夫かなと不安になる

胡粉ジェッソは細かい粒子が混ざったクリームのようで、塗るとザラザラしています。

筆ムラなどは気にせず、適当に塗りつけていくだけでOKです。

むしろ、ランダムで変化がある方が面白いのかな?と感じました。

不安半分、でも面白いですよ

全部塗り終わってしまった

「はたして、これでいいんだろうか?」

と不安に感じながら、全体に塗っていきました。

この凸凹がどういう効果になるのでしょう?

効果の程は、この時点では未知の世界。

第三段階下地色

下地には暗めの色がいいみたい

最後に、下地となる色を全体に塗っていきます。

今回はフィールドグレーという色を選んで塗っていきますが、これは最後には見えなくなります。

「じゃあ塗る意味あるの?」

と思いますが、戦車などでは一般的な塗装方法らしいです。

ガンプラではあまりしませんよね?

色を塗り重ねれば塗り重ねるほど、塗装に現実味がまして、「深ーい」色になるということらしいです。

実のところ、私にはまだ違いがわかっていません。

下地色なので筆ムラ関係なし

適当に全体を塗るだけです

ここで、

「胡粉ジェッソを塗ってからサーフェイサーすれば、黒だし下地塗装にもなったのかな?」

と疑問に思いました。

それでも良かったのか、サーフェイサーで凸凹が消えてしまうのか、どうなんでしょう?

またそのうち実験してみます。

白いところがなくなるまで

胡粉ジェッソの白いのが見えなくなるまで、ペタペタと塗り重ねていきました。

ものすごく筆ムラあります。

たしかに凸凹感あるかも!

でも、その筆ムラが気にならないほど、パーツ表面が胡粉ジェッソで凸凹です。

「筆ムラが気にならない効果もある?」

と思いました。

塗装下地を終えて

ガンプラでやってきた塗装は、

「いかにツルツルに、美しく仕上げるか」

というものでした。

今回、マシーネンを作るに当たって調べたことは、それとは違うものでした。

「ザラザラはリアル感を生む」

なんて、嘘のような話です。

完成後にこの記事を書いていますが、実際はとてもハラハラしながら作業していました。

胡粉ジェッソの効果、お楽しみに。

私は今度、

「ガンプラにも胡粉ジェッソ使ってみようかな?」

と思いました。

次回は、筆塗り塗装をしますが、筆塗りでの迷彩塗装という挑戦です。

どうぞお付き合いください。