【プラモデル基礎用語】スナップフィット

プラモ用語集
スポンサーリンク
スポンサーリンク

スナップフィットとは?

プラモデルキットの分類で、

接着剤を使わず組み立てられるものをスナップフィット・キット

といいます。

スナップフィットではないキットは、接着剤がないと組み立てられないということになります。

スナップフィット、私の勘違い

野球で「スナップを効かせて」なんて表現を使います。

手首をクイッと動かすことを言うのですが、これで私は勘違いしてました。

「手首を動かしてハメ込んでいくからスナップフィット」

だと思っていたんですよ。

でも、スナップのほんとうの意味の1つに、

「1組の凹凸を組み合わせること・もの」

というのがありまして、

「凹凸を組み合わせていくキットだからスナップフィット」

というのが正しい意味のようです。

ガンプラはすべてスナップフィット

ガンプラは全部スナップフィットです

現在、すべてのガンプラはスナップフィットです。

HGもRGもMGも、初心者向けから上級者向けまで、全部接着剤なしで組み立てることが出来ます。

ただし、さらに仕上がり具合を追求したい人は、合わせ目を消すために接着剤をあえて使って組み立てる場合があります。

「接着剤使ってもいいけど、なくても組み立てられるよ!」

というのが正しい表現かな?

誰でも楽しめるようにという、バンダイの基本姿勢がよく現れていますね。

スナップフィットの欠点

スナップフィットにするためには、必ず対になる凹凸(ダボ)が必要になります。

そのために、とっても小さなパーツは使いづらくなります。

例えばガンプラには、戦車や艦船模型のような超細かいパーツはありません。

そんな小さなパーツを使わなくても再現できる形がガンダムの世界だからで、もしも、もっと細かいところ(例えば内部のメカ類とか)を再現しようとすれば、スナップフィットでは無理かもしれません。

逆に、最近は艦船模型でもスナップフィットのものがあるのですが、作りやすい反面、ダボがあるためにリアルさは多少落ちてしまうのが現状です。

スナップフィットと接着剤は、適材適所ということです。

↓フジミの艦NEXTシリーズはスナップフィット!