こんにちは、おらプラです。
FGガンダムを筆塗り全塗装で作っています。
前回は、開封から組み立て開始まででした。
今回、脚部だけパーツの合わせ目を消すことに挑戦しましたので、接着乾燥の待ち時間が長く、なかなかはかどりませんでした。
脚をやったり他の部分を作ったり、右往左往しながら作業を進めましたが、今回は脚部だけに焦点を絞って、ご紹介します。
どうぞお付き合いください。
使った道具
タミヤ・薄刃ニッパー
タミヤ・デザインナイフ
ヘッドルーペ
神ヤス
ウォーターパレット
タミヤ・セメント(接着剤)
脚の全体像
まずは簡単に、足全体の組み立て構造を見ておきましょう。
ももをすねで挟み込み、すねを足首で挟み込みます。
このために、一気に組み立てると塗装がしづらいので、順次塗装しながら組み立てていくことにしました。
もも
接着する
最初に、もものパーツを接着剤で接着します。
目玉クリップで圧をかけながらやると、しっかりと固定されます。
乾燥時間は長いほうが間違いないらしいですが、私はまる1日待つのが限界でした。
パーツに塗った接着剤がプラスティックを溶かして、それが合せ目にムニュッと出ます。
「ムニュッが出ない」=「接着剤が足りない」=「合せ目が消えない」
ということですから、塗り過ぎぐらいが良いようです。
両側のパーツに接着剤をたっぷりと塗り、少し時間を待って、プラが溶けた頃を見計らって押し付けます。
合せ目をヤスる
とりあえず神ヤスの240番でヤスッてみました。
往復させるのではなく、一方方向へヤスリを動かすのが基本です。
番手が粗いと、みるみるうちに合せ目が低くなっていきます。
400番までヤスると、パーツの合わせ目が見えにくくなってきました。
爪で触っても、コツンと当たる感触はありません。
とりあえず今回は800番までヤスることにしました。
これで塗装した時に合せ目が消えていれば大成功です。
関節の塗装
いよいよ塗装に入ります。
初めて使う水性塗料、ファレホの使い心地はどうでしようか?
1回目の塗装をしたときは、なんだか薄くシャバシャバで、
「これは何度も塗らないとだめかな?」
と思っていましたが、2回目を塗るとかなりしっかりと塗装できて、安心しました。
ちょっとの量ですごく伸びる感じで、フィールドグレーという濃い色だったせいもあり、あっという間に透けなくなりました。
そして、驚くことに臭いがほぼしません。
ファレホ、いいかも。(後日詳しく書きたいと思います)
私たち、塗装してたことに気づかなかったからね
どうせ待つならと、手脚の各関節にある、丸いところを黒で塗装しておきました。
すね
接着します
塗装が終わったももを、すねのパーツで挟み込んで接着します。
組み立てるとやはり関節が中に入り込んでしまうので、後からでは塗りにくい感じです。
また接着剤をたっぷり塗って、目玉クリップで圧着します。
待ち時間に、さきほど塗った黒いところ、かなりはみ出していますので、デザインナイフで削り取っておきました。
デザインナイフの刃をパーツに垂直にあてて、横に往復して削ります。
カンナがけするような感じです。
「おおっ、うまくいった!」
どうせ最後に白を塗るので、その時に補修できるかもしれませんが、なるべく透けないようにしたほうがベターだと思いました。
合せ目消し
接着乾燥が終わったら、ももと同じように合せ目を消していきます。
奥まったところは私には難しいので、やりませんでした。
すると、気になるところが出てきました。
それはここ、裏側ふくらはぎの四角く切れ込んだところです。
ここは狭くてヤスリが入らないので、他のところと一緒に放置しようと思ったのですが、本で読んだ知識を思い出しました。
『デザインナイフのカンナがけで、合せ目を消す方法がある』
ということです。
狭いとはいえ、ちょうど四角い形ですから、よい実験になるかもしれません。
刃がズレるキュッという音は苦手ですが、なんとか削れました。
とりあえず、接着後のムニュッは削れて平らになりました。
「でも、これでヤスッたことになるのかな? 粗く見えるけど?」
という印象ですが、とりあえずこれで塗装後を楽しみにします。
足首
すねの関節の塗装が乾いたら、最後に足首のパーツで挟み込んで接着です。
「これで面倒な作業からは開放される・・・まさに一歩一歩だったからなあ」
とホッとしました。
そうそう、思いつきで足首にあるサスペンションのような部分を、金と銀で塗りました。
ここは以前買ったラッカー塗料でしたが、家の外に行って、サッと終わらせました。
塗料がまだたっぷり残ってて、もったいないんです。
赤いところを塗装して、残るところを白で塗るだけになりました。
写真で見るとわかりませんが、赤色は難しくて、ムラムラだらけです。
先に塗ったところを塗りつぶさないように、白色を塗装していきました。
プラが白で塗装も白だったので、塗り忘れが見えづらかったですね。
「白は塗装しなくてもいいんじゃないか?」
と思っていましたが、やっぱり塗装した質感とプラの質感ではちょっと違いました。
やってよかったです。
そうそう、デザインナイフで削ったあの四角いところ、こうなりました。
- 合せ目は薄くなっていますが、無いわけではない
- 端っこに削りカスが残ってしまった
- まだまだ未熟だけど、やったほうが良かったような
といった感じです。
それ以外のところは、まあまあ合せ目は消えてくれたようで、頑張ってよかったと思います。
もちろん、奥まったところや細かいところは放置ですので、いつか出来るようになりたいとは思いますが、壁は高そうです。
次回は塗装全体をみていきます
以上、今回は脚に焦点を絞って作業の様子を書きました。
実際は他の場所と交互に、待ち時間を交えながら作業しています。(白は全パーツ一気に塗りました)
合せ目消しと、私には複雑な組立て塗装手順、なんとかこなした感じです。
つくづく、HGのガンダムに施された工夫に感動しました。
さて、次回は脚以外の全塗装の様子をご紹介します。
ガンダムの顔、シールド、ボディ、塗装の難関でした。
どうぞお付き合いください。