こんにちは、おらプラです。
HGドムを作っています。
前回は開封組み立てを行って、塗装の下地をするところまで行いました。
次は楽しい筆塗り塗装の時間です。
最終的に仕上がるまで、どのように変化して迷走していったか、見てください。
決して褒められた塗装じゃないので、恥ずかしいのですが、筆塗りの自由さとか楽しさが伝わればいいかなと思っています。
ツヤを隠すという作業
![](https://oremoplamo.com/wp-content/uploads/2023/05/R0006123.jpg)
前回ここまで
前回は黒スプレーの上から胡粉ジェッソを塗って下地を作るところまでいきました。
写真にはないのですが、どうやらこの後もう一度黒スプレーの残りをぶっかけたような気がします。
「少し残ってるけど使い切って捨てちゃおう」
と思ったんだと思います。(記憶にない)
余ってた塗料
![](https://oremoplamo.com/wp-content/uploads/2023/05/R0006143.jpg)
何かを塗っていた余り
何か別のプラモを塗ったあと、ウォーターパレットに残っていた塗料を全身に塗りたくっていきます。水で薄まってシャバシャバ過ぎますが、色付けぐらいにはなるでしょう。
![](https://oremoplamo.com/wp-content/uploads/2023/05/R0006144.jpg)
とにかく黒ツヤを隠せってかんじ
黒スプレーはツヤありだったので、ツヤはどうしても消しておきたいです。
この後本塗装に入ったときに、塗りそびれたところからツヤが見えると変なので。
![](https://oremoplamo.com/wp-content/uploads/2023/05/R0006145.jpg)
超適当です
パレットに余っていた色を全部混ぜているので、得体のしれない色になっています。
写真を見ればおわかりだと思いますが、でかい100均の平筆で乱暴に塗りつぶしているだけです。
グレーでチェック
![](https://oremoplamo.com/wp-content/uploads/2023/05/R0006218.jpg)
ツヤが隠しきれていないので
余った塗料では黒ツヤを隠しきれなかったので、グレーを少し出してスキマを塗りつぶしていきました。
![](https://oremoplamo.com/wp-content/uploads/2023/05/R0006219.jpg)
こんなふうに
「最初からつや消し黒のほうがいいんじゃね?」
と思うでしょうが、まったくその通り(笑)
余ってた黒スプレーを捨てきれない貧乏人の悲しさと思ってください。
![](https://oremoplamo.com/wp-content/uploads/2023/05/R0006220.jpg)
なんとかツヤなくなったぞ
黒い部分、光が反射するツヤの部分を全部塗りつぶして、いよいよ本塗装に入ります。
迷彩の迷走スタート!
ちなみに、このドムは陸戦用で塗ろうと思っていましたが、どのような塗装にするかは未定でした。
「迷彩塗装がいいかな?砂漠じゃなくてジャングル系にしよう」
とボンヤリと考えてはいました。
最初にプランを立てて、色を決めて、ゴールに向かって一直線という塗装ではないので、ハッキリ言ってお恥ずかしい。こんなものネットに流していいものか?
やり直しも含めて、過程を写真中心に載せます。
「この人、楽しんでるなあ。腕はアレだけど(クスッ)」
と感じてもらえたら嬉しいです。
![](https://oremoplamo.com/wp-content/uploads/2023/05/R0006222.jpg)
この3色でいこうかな?
とりあえず3色を使った迷彩塗装にしようと、色を選んでみました。
ところが・・・
![](https://oremoplamo.com/wp-content/uploads/2023/05/R0006223.jpg)
これ、変だな
いきなり1色目が合わないのを感じました。
うーん、コレは違うかも。
![](https://oremoplamo.com/wp-content/uploads/2023/05/R0006224.jpg)
色変更
茶色を変えてみます。
![](https://oremoplamo.com/wp-content/uploads/2023/05/R0006227-1.jpg)
これはいいかもしれない
さっきのは赤っぽかったけど、こちらはそれっぽい色だと思いました。
ただ、モビルスーツの迷彩ってよくわからなかったんですよ。
全身を迷彩にするのか、部分的なのか?
戦車とかだとお手本がたくさん見つかるので真似できるんですが。
![](https://oremoplamo.com/wp-content/uploads/2023/05/R0006229.jpg)
コレ、仕上げられる自信がない
2色目を塗ってみましたが、どう塗ってけばいいのかわかりません。
![](https://oremoplamo.com/wp-content/uploads/2023/05/R0006231.jpg)
胴体部を塗りつぶしてしまった
「迷彩塗装じゃなくて、3色で塗り分ける感じにしようか?」
と早くも迷彩塗装に見切りをつけて、まずは胴体部を塗りつぶして色分けしてみました。
地上戦用のモビルスーツの色ってこんな感じが多くて、迷彩ってあまりないような気もしてきました。
![](https://oremoplamo.com/wp-content/uploads/2023/05/R0006233.jpg)
緑の方がいい?
砂漠色が多いとジャングル仕様にならないと思って、緑を増やしてみました。
![](https://oremoplamo.com/wp-content/uploads/2023/05/R0006235.jpg)
あ、いい感じかも!
塗ってみて「砂漠色はいらない」と判明。
緑と茶色の2色のほうがカッコよく感じました。
![](https://oremoplamo.com/wp-content/uploads/2023/05/R0006236.jpg)
やめておけばいいのに(笑)
ここでまた、迷彩塗装への誘惑が出てきます。
「緑色系だけで迷彩塗装するとどうなる?」
そして、やめておけばいいのに、思い切ってちょっと派手目?な緑色をチョイスしてみました。
その名もグリーンスカイ! 絶対迷彩に使う色じゃないだろコレ(笑)
![](https://oremoplamo.com/wp-content/uploads/2023/05/R0006237.jpg)
いや、いいかも?
ところが、恐る恐る塗ってみると、けっこう自分的にいい感じに思えました。
「どうや、オレの選択眼!」(乗る)
![](https://oremoplamo.com/wp-content/uploads/2023/05/R0006238.jpg)
迷彩模様
![](https://oremoplamo.com/wp-content/uploads/2023/05/R0006239.jpg)
派手なパンツみたい
迷彩模様は、まずは薄くデザイン重視で塗ってみました。
似合わなかったら塗りつぶすので、丁寧にやっても仕方がないですから。
![](https://oremoplamo.com/wp-content/uploads/2023/05/R0006241.jpg)
下半身から順番に
脚から始めましたが「どこまで迷彩塗装にすればいいのか?」を意識しながら進めていきました。
結果的には上の写真のように、手足は全部、ベルトのところ、頭、を迷彩にすることにしました。
ようやく全身像が見えてきました。
モノアイは別途赤で塗ってあり、ワンポイントになればいいなと思っています。
![](https://oremoplamo.com/wp-content/uploads/2023/05/R0006242.jpg)
濃い緑
デザインが大まかに決まったので、2つの緑を交互に上塗りしていって、仕上げていきました。
![](https://oremoplamo.com/wp-content/uploads/2023/05/R0006244.jpg)
ジャングル戦っぽいですか?
![](https://oremoplamo.com/wp-content/uploads/2023/05/R0006246.jpg)
グレーのところを黒
迷彩していないグレーのところが、なんかあいまいで弱く見えたので、黒(もしくはジャーマングレー?)で塗ってみました。
メリハリがついてカッコよくなったと思ってます。
![](https://oremoplamo.com/wp-content/uploads/2023/05/R0006261.jpg)
肩の内部も
肩の内部も迷彩塗装をやめて黒で塗りつぶしました。(お腹も)
![](https://oremoplamo.com/wp-content/uploads/2023/05/R0006264.jpg)
モノアイ装着
これ、なかなかいい出来になったと思いました。
頭部の赤パーツをはめると、これまた似合うではないですか。
個人的に気に入っているのは、胸とスカートの茶色のところですが、何度も塗り重ねた結果偶然にも、緑と茶色が混ざりあった微妙な迷彩ぽくなったところです。
![](https://oremoplamo.com/wp-content/uploads/2023/05/R0006405-1.jpg)
少しだけデカール貼った
少しデカールを貼ってみましたが、ミリタリーっぽく機体番号も入れてみることに。
「迷わず塗れよ。塗ればわかるさ」(猪木風)
こうしてなんとなく形になってきたドムですが、もし私が最初からこのようにしようと考えて塗ろうとしたら、思いつかなかったと思うんですよね。
ここはこう塗って、ここを迷彩にして、この色で・・・
そんなプランを建てられるのは、センスの良い人だけでしょう。
私含めセンスのない人間は、お手本を真似するか、まずは塗って、目で見て、修正していくしかないのですよ(笑)
そして、それが出来るから、私は筆塗りが好きなんですよね。
故アントニオ猪木さんがおっしゃってました。
「この道を行けばどうなるものか。危ぶむなかれ。危ぶめば道はなし。踏み出せばその一筆がみちとなり、その一塗りが道となる。迷わず塗れよ。塗ればわかるさ」
![おらプラ](https://oremoplamo.com/wp-content/uploads/2021/01/in257830106301101213334.jpg)
ん?違ったかな?(笑)
次回は
このままではキレイすぎるので、次回はウェザリングをして完成させます。
泥臭いジャングル戦を戦い抜いてきたドムにしたい。