【IMS1/100破烈の人形10】完成写真と感想と反省

FSS他
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こんにちは、おらプラです。

前回まで、初めてのFSSプラモとしてIMS1/100破烈の人形を作ってきました。

今回はその後撮影した完成写真を見ながら、製作を振り返っていきます。

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初めてのFSSプラモ

まず最初に撮影に関してですが、今回の1/100破烈の人形は大きいので、いつもの100均撮影ブースでは無理でした。

そこで、大きなプラモ用(ガンプラだとMG以上)のために、通販で暗幕を購入し、撮影のバックに使いました。

破烈の人形の1/100は、本体の大きさはだいたいMGガンプラと同じですが、見ての通り頭のツノがめちゃくちゃ長いです。私のプラモ棚には入り切らなかったので、ツノの部分だけ棚の横板に穴を開けて、ツノだけ上段に突き出させて飾ってます。

ボークスさんごめん

製作を振り返って最初に一つ、誤解していたことを書きたいと思います。

FSSのプラモキットはボークスさんが製造していますが、作る前に集めた情報では、

「精度が悪い!不親切!バンダイのようには組めない!・・・でも、めちゃくちゃカッコいい!」

という評判でした。

実際作ってみると、たしかにそう感じました。

「ただ、思ってたよりはちゃんとしてた(何様?)」

とも思いました。

しかもこの1/100破烈の人形は、ボークスさんのシリーズの第一作目らしいです。

「最初はひどかったけど、今はそうでもない」

と聞きますので、このキットの段階でこの程度なら、今はすごく作りやすいんだろうなと推測してます。

ガンプラのようにはいかないかもしれませんが、この程度でこのカッコよさが手に入るなら無問題ですわ。むしろもっとデザイン重視で、関節無くして欲しいくらい。

1/100か1/144か

今回のキット選びでは、

  1. キットとして出てるのはまだMHだけか~
  2. 好きなMHから選ぶかな~
  3. 破烈の人形は大小あるのか~
  4. 大きい方にしよう

というふうにこのキットになりました。

作りにくいと評判の1/100にするか、安心の1/144にするか?

「もしかすると難しくて二度と作らないかもしれないから、迫力と満足感のある1/100だろ!」

と決めましたが、正解だったと思っています。

大きいってことは、それだけでカッコよさが倍増なんですよ、プラモって。

こじんまりとしているより、デデーン!と存在感が違います。

立体だからわかる永野護デザイン

原作が好きで読んでいますが、漫画や設定資料では見えない、わからない、そんな細部を観察できるのはプラモを作ってよかったことです。

例えばシールドは手で持っていないのは初めて知りましたし、腕が左右で構造が違ったり、背面もかなり凝ったデザインだったりするのは、プラモでしか見えませんよね。

製作中開封から完成して棚に置くまで、ずっと頭の中にあったのが、後頭部の3つのツノです。

「これが折れたらアウト」

といつも意識していました。それでも、何度か袖口に引っ掛けたり、危機はありましたね。

ガンプラでは絶対にないこのツクツク具合。

デザイン重視で作られていて妥協していないのは、FSSファンには嬉しいところです。

作り終わっての正直な感想

ポージングについて

途中までは、エネルギーソードを右手で杖のように立てている、説明書完成見本どおりのポーズで作ろうとしてました。

あのポーズが一番破烈の人形っぽくてカッコいいですからね。もしくはボックスアートにある、直立ではなく右脚を前にやや上げたあのポーズ。

「破烈の人形のカッコよさは、あのポーズに全部つまってる!」と言えます。ただ、作るためにネット記事を検索して読ませてもらっていると、みなさんあのポーズで作られているものですから、正直見飽きてしまったんです。

「同じように作って同じように写真撮っても、絶対自分のプラモのほうが出来が悪い・カッコ悪い」

そう思えてきて「なんかポーズだけでも変えとこうかな~」って思っちゃいました(笑)

ソードを構えるための手首も付属していましたし、案外かっこいいじゃないですか。

ラッカースプレー塗装について

今回珍しくラッカーの缶スプレーでメイン塗装を行いました。

理由は塗装の記事を読んでもらえればわかりますが、簡単にいえば筆塗りで美しく仕上げる自信がなかったということです。

さて、その結果あらためて勉強になったのですが、ラッカー塗装って本当に塗膜が強いってことです。

物理的にもちょっとやそっとじゃ傷つきませんし、科学的にも下地として最強です。

今回ルーン文字の塗装や部分塗装をファレホ(水性塗料)でやったり、スミ入れをエナメル系塗料でやったりしましたが、はみ出し修正が楽でした。

爪楊枝でこすって落としたり、エナメル溶剤で拭ったりするときに、下地がラッカーだととても安心感ありますね。

ファレホの蛍光塗料

今回初めて使ったファレホの蛍光塗料、なかなか気に入りました。

今まで、蛍光塗料ってどこに使うんだ?フィギュアとか?

って思ってて、縁がないものだと感じていました。

今回エネルギーソードの塗装で指示通り使ってみましたが、ちゃんと蛍光だし、案外他でも使えるかもしれないと思っています。例えばガンプラのモノアイとか、少し光って欲しいところとか、ワンポイントで使ってみたいです。

車やバイクを作る気分

今回初めてFSSのプラモを作って、完成品の満足感は120%でしたが、そのぶんすごく疲れました。

ガンプラのようにスジボリや改造でディテールアップを楽しんだり、戦車のように汚しを楽しんだり、マシーネンのように筆塗りをペタペタ自由に楽しんだり出来なかったのです。

ミスが許されないバイクや車の製作に近かった印象があります。

「ミスなくありのままの姿に仕上げることが唯一の目的」

「完成されたデザインの前には改造なんてマイナスにしかならない」

と思えて、悪く言えば作業感が強かったと感じてます。

FSS次はある?

ガンプラのハンブラビを作って永野デザインを作りたくなり、それならば当然FSSにいき、それで選んで作った破烈の人形。

いまの正直な気分は、

「ゴティックメードのレジンキット(ガレージキット)作りてえ!」

となっています。

それだけFSSのデザインに改めて惚れました。(作業感が強いと言ったばかりなのに・・・それだけカッコよいのさ)

でも、レジンキットは数万円~数十万円もするお値段ですから、とても手が出せません。

レジンキット➡数年後にそれを原型としたプラモキット

という流れみたいですし、貧乏人は大人しくそれを待つことにします。

「今あるキットは買わないの?」と言われたら、今すぐは買わないと答えます。

なぜなら、しばらくは積みプラを消化したいと考えているからです。

積みプラ=罪プラ?「消化できず部屋を占拠。でも買っちゃう心理」
「積みプラ」つまりプラモデルを買っては積み上げて、どんどん溜まっていくこと。積ん読や積みゲーと一緒ですね。罪プラなんて言われますが、どうしてプラモは積み上げてしまうのか?心理面や原因などを、ゆるーく分析したいと思います。積みプラの幸せ。

私の積みプラなんて10個もないですが、それらを一度作ってやっつけてから、

「作りたいものがあったら買ってすぐに作る!」

という体制にしていきたいと思ってるんですよ。

手に入らなくなる・・・という恐怖を捨てて、手に入るものを作ればいいやと。

話は戻りますが、FSSのキットは間違いなくまた作りたいです。1/100破烈の人形作れたら、他のキットは大丈夫なはず。だからボークスさん、どしどし発売してください。

最後まで読んでくださったみなさん、ありがとうございました。

私の拙い製作を見てくれている人は、きっと、「自分でも作れるのかな?」と購入前で不安になった方だと思うんです。

先にも書きましたが、「評判で聞くほど酷い作りではない」ですし、「圧倒的にカッコいいキット」なことは保証しますので、作ってみてください。大丈夫ですよ~。ではでは。