アンダーゲートとは?
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アンダーゲート
アンダーゲートとは、プラモデルのゲートの形状の1つで、パーツの横ではなく下側に付くものを言います。
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通常のゲート
プラモデルには必ずゲートという「余計なもの」が出来てしまいます。
余計なものということは、なるべく目立たないように、製作の邪魔にならないようにしたいのです。
そのために生み出されたのが、アンダーゲートというわけです。
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アンダーゲートの違い
アンダーゲートのメリット
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ゲート跡ができる場所が違う
基本的にゲートを切り離した跡というのは、必ず残ってしまいます。
代表的なものが「白化」です。(ゲートの跡が白く見えてしまうこと)
アンダーゲートはパーツを組み立てた後に見えにくい場所(ほとんどの場合、側面ではなく下面)にゲート跡を持ってくることで、結果的にゲート跡を消してしまう効果があります。
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アンダーゲートのゲート跡は隠れてしまった
また、ガンプラの限定品で金メッキ仕様とかスペシャルコーティング仕様というのがあります。
その場合はキットそのもののメッキやコーティングをそのまま活かして製作したいので、ゲート跡はとっても邪魔なんですね。修正が不可能ですから。
アンダーゲートは切断跡(ゲート跡)が見えないので、メッキやコーティングを100%活かしてカッコよく作ることが出来るというわけです。
アンダーゲートのデメリット
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アンダーゲートは切断回数が増える
アンダーゲートはゲート跡を隠すための画期的なアイデアで、多くのメーカーが採用しています。
しかし、すべてのゲートがアンダーゲートになっているかといえば、そうではありません。
1つのキットの中でも、通常のゲートとアンダーゲートが混在していることがほとんどです。
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アンダーゲート別角度から
「どうして全部アンダーゲートにしないのか?」
それは、デメリットがあるからなんですね。
- 切断回数が増えてしまう
- ゲート処理を失敗したときにリカバリーがやや難しい
という問題が、人によってはかえって邪魔になるのです。
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アンダーゲートはパーツ側面に影響しない
「1」はゲート跡なんて気にせず手軽に作りたい人にとっては、手数が増えることは嫌でしょうし、「2」は通常のゲート処理とは違う方法が必要になるので、ノウハウが必要になります。
ですから、メーカー側もそのキットの特徴をふまえて、選んでアンダーゲートを採用するというわけです。
私は個人的に「アンダーゲートなんていらない」と感じることが多いかな?
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