【Ⅲ号突撃砲b型3】荷台を作って荷物を積みます

戦車
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こんにちは、おらプラです。

タミヤ1/35Ⅲ号突撃砲B型を作っています。

前回は古いキットならではのゴム履帯を、たるませる工作をしました。

今後はゴム履帯は消えていくのでしょうが、あるうちに経験できたのは良かったと思ってます。

さて、今回はⅢ号突撃砲の後部に荷台を作って、そこに荷物を積んでいきます。

戦車模型では「お引っ越しモード」みたいに言うらしく、戦闘中というより移動中といった雰囲気を再現するわけです。

戦車単体の形を楽しむのもいいですが、移動手段としての戦車を情景として楽しむのもいいですね。

どちらも格好いいと思ってます。

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使った道具

タミヤ・デザインナイフ

【タミヤ・オルファ】デザインナイフの使い方とカッターとの違い
プラモデル作りに昔はカッターを使っていましたが、デザインナイフを知ってからはあまりに使いやすくてビックリです。完全に上位互換です。刃も頑丈で鋭く力がいらないので、切ったり削ったりがラク。「刺して持つ」という使い方もプラモならではかな。

ヘッドルーペ

【ヘッドルーペ】老眼でのプラモデル作りには欠かせない拡大鏡
老眼になってくると、プラモ作りが辛いです。そこで、拡大ルーペを使います。スタンド型とヘッドルーペ型がありますが、私はヘッドルーペが使いやすいですね。拡大ルーペは長所も短所もありますが、実際、もうこれなしにプラモデルライフは考えられません。

タミヤ・ピンバイス(&ドリルセット)

【タミヤ・ピンバイス】ドリルセットを選ぶポイントは径の多さだ!
プラモデル作りに便利なピンバイス。精密な穴を開けられるこの道具は、オンリーワンで他では代用できない仕事をしてくれます。私の愛用しているタミヤ精密ピンバイスの詳細と、一番重要だと思うドリルセットの選び方についてアドバイスします。ドリルは質より量!

デジタルノギス

【デジタルノギス】何でも簡単に測るぜ!プラモデル作成での使い方
プラモデル作りにデジタルノギスは超便利です。直径のわからなくなったドリルの刃を判別したり、真鍮線の直径を正確に測ったり、ケガキにも使えます。プラモデル用に生まれた道具じゃないかというくらい使い道はさまざまです。一度買うと一生モノ。

使った材料

まずは荷台を作ります

長さを図ってますが基本現物合わせです

Ⅲ号突撃砲に荷台を作る工作は、上級者さんたちの作例がたくさんネットに転がっていますので、参考にしました。

プラ板を切ります

Pカッター使いました

最初に、適度な幅にプラ板を切り出しました。

これは現物に置き換えてみれば鋼材です。

荷台などは戦場で臨機応変に取り付けられたものだと想像すると、同じ幅の鋼材から切り出して作ったなんだと推測できます。だとすると、この切り出したプラ板を適度な長さでカットして作っていくのがいいのではないかと。(楽して作りたいだけ?)

こんな感じかな?

車体が傾斜しているので調整します

Ⅲ号突撃砲の後部は後ろに向かって傾斜していますから、水平に荷台の柵を作るためには、柱の高さを調整してやる必要があります。

測らずに現物合わせで作りました。

こういう部材も切り出して

これも現物合わせ

先を斜めにした部材も切り出して、これも現物合わせで傾斜を合わせてくっつけました。

私は車体に直付で接着しましたが、細かく作るなら溶接跡なども作ったほうがいいのでしょう。

そのあたりは省略しましたが、個人的に気をつけたことは、

「荷台の手すりが邪魔でエンジンハッチが開かないのだけはおかしい」

ということだけですかね。

荷台の完成です。

荷台に荷物を積んでいく

ドイツ軍だけど連合軍のもの

連合軍?

以前38tのときに購入した「タミヤ連合軍車両アクセサリー」の残りを使うことにします。

「USA」という刻印が見えたりすることがないようにだけ気をつけます。

詳しい人だと、カバンや燃料携行缶なども見ただけで連合軍ってわかるのかな?

気になる人はドイツ軍の装備を使ったほうがいいでしょう。

試行錯誤して

パーツを切り出して

好きなパーツを切り出して、荷台に配置していきます。

配置を決めていきます

ビシッと整頓して積むよりも、雑多な感じに積んだほうが雰囲気あると思ってます。

燃料携行缶の向きを逆にしたり転がしたり、ね。

最後に布をかぶせて覆うので、見えなくなる部分も多いのですが、下に何かあったほうが凹凸がリアルにできるのでいいと思います。

最終的にこの配置にしました

最終的に配置を決定したら、接着してしまいました。

別々に塗装してから配置するほうが塗装もしやすいと思うのですが、布を被せる時にガチャガチャ動いてしまうのが嫌で、私は固定することにしました。

布を被せる

エポキシパテで布を作って、「荷物の上からかぶせて見え隠れ」というのがカッコいいので、布を作りました。

これは長くなるので事前に別記事で解説しました。

【初心者でも簡単】エポキシパテを使った「布」の作り方とポイント
プラモで布の表現をしたいとき、エポキシパテが手軽ですし最初に使ってみるといいでしょう。こねてから薄く伸ばしていくだけなのですが、最初は厚みを間違えてしまい失敗することがあります。私の失敗例と成功例でコツやポイントをご紹介しましょう。

作り方がわからないという人がいたら参考にどうぞ。

エポキシパテの布

被せるときはなかなかの一発勝負

エポキシパテはプラにくっついてしまうので、形状を決めるときは一発勝負です。

剥がす時に破れてしまうと思いますから、失敗したら布づくりからやり直し。

個人的に、布の下から燃料携行缶がはみ出したりしてるところがお気に入り。

アンテナも付けます

アンテナは真鍮線

あと、定番改造として、アンテナを真鍮線で作ります。

ピンバイスで穴を開けておいて

アンテナが生えているところはパーツがあるので、それにピンバイスで穴を開けて、真鍮線を差し込むだけです。

アンテナ完成

作ってみて気づいたのですが、サイドにある長細いところは、アンテナが収まるところだと思います。アンテナを倒したときは、そこに収まるのでしょう。

つまり、アンテナはそのレールよりも短くするべきでしょう。

次回は

荷台を作って荷物を積み込んでみました。

アンテナも作ってこれで工作は完了です。

次回は塗装していきますが、今回もファレホで筆塗りしていきます。

今回はファレホのチッピングメディウムを筆塗りで再挑戦してみましたが、結果はまたもや失敗です。