こんにちは、おらプラです。
HGUCズゴックを、スジ彫り初挑戦をテーマに作っています。
前回は組立てからあわせ目消しまで終了しました。
今回はスジ彫り・・・といきたいところですが、その前にちょっとした改造を行いました。
それは、
「モノアイを自由に動かせるようにしたい!」
からで、なぜかというと、
「撮影するポーズごとに、モノアイの位置を変えたほうがカッコいいから!」
です。
改造自体は簡単(1時間もかかりません)ですし、効果も抜群だと思いましたので、改造の方法をご紹介します。
カッコいいポーズは視線が大事!
モノアイを好きな位置に動かして、お気に入りのポーズをとらせましょう。
使った道具
ヘッドルーペ
神ヤス
100均・瞬間接着剤
使ったアイテム
⬆ハイキューパーツさんのエッチングパーツです。別目的で買ってあったものですが、裏面をモノアイにしました。薄くて丸い金属だったらこれ以外でもOKです。
⬆超強力な磁石、ネオジム磁石。私はダイソーで買いました。ダイソーのは薄いのがなくて、模型用の薄いもののほうが使いやすいです。
HGズゴックのモノアイを動かしたい!
ガンプラに格好良いポーズを取らせる時、視線の向きは大切ですよね。
他のMSならば顔の向きを動かせばいいのですが、ズゴックは顔は動きません。
そうなると、視線の向きを表現するのは、モノアイの位置だけなんです。
「ズゴックのモノアイを自由に動かしたい!」
ところが、HGUCズゴックのモノアイはシールですので、一度貼ったら動かせません。
さて、どうするか?
案➀モノアイをネオジム磁石
最初に浮かんだのは、モノアイをネオジム磁石(超強力な磁石)で作って、モノアイレールの裏側に金属を仕込んでくっつける方法でした。
ネオジム磁石はとっても強力なので、プラパーツを挟んでもくっつくらしい。
でも、ネオジム磁石は厚み(薄くても2mm以上)があるので、そのままだとモノアイが出目金のようになってしまいます。
また、正面などのポール(?)があるところには動かせません。
私は格好悪いと思いましたし、奥に引っ込めようとすると大改造になりそうです。
よって却下。
案②モノアイはエッチング、裏側にマグネットテープ
次に、発想を180度転換して、モノアイを金属板にして、パーツの裏に磁石を仕込もうと思いました。
薄くて柔らかなマグネットテープを貼って・・・と思いましたが、これは磁力が弱くてプラパーツを挟むとモノアイがくっつきません。
よって却下。
案③モノアイはエッチング、裏側にネオジム磁石
そこで、分厚いけれどネオジム磁石をパーツの裏に固定して、モノアイを金属板にしようと思いました。
ネオジム磁石は薄いものを買えば2mm程度の厚みのものがありますが、どうもお値段高めです。
私は100均ダイソーで買いましたので、厚みが5mmもあります。
「とりあえずやってみよう」
とこれを採用して、改造してみることにしました。
モノアイ可動改造開始
それでは、実際の改造の様子を最初から御覧ください。
ネオジム磁石を接着します
最初にネオジム磁石をモノアイレール裏に固定します。
ネオジム磁石は強力すぎて、隣のネオジム磁石とくっついてしまいます。
そこで、1個ずつ時間を置いて、瞬間接着剤で固定していきます。
完全に固定されてから次を
「乾燥したな?」
と思って次を接着しようとすると、動いてしまうことがありました。
待つといっても数分程度でしょうから、じっくりいきましょう。
私は上の写真のように4つのネオジム磁石を固定しました。
瞬間接着剤の跡が、お恥ずかしい。
私の苦戦の様子がおわかりかと(笑)
エッチングパーツ5mmを裏返しに
モノアイ本体は、エッチングパーツを使います。
もともとディテールアップのための便利パーツですが、とても薄いステンレスでいろいろな直径の円形をしています。
付属のシールの大きさを測って、同じ5mm径のものを使うことにしました。
もちろん、モールドは使わないので、裏返してツルツルな面を表にします。
最終的にはここにクリアー塗料(私は手元にあったクリアーレッド)を塗るのですが、エッチングパーツ自体がピッカピカなので、モノアイが光を帯びるのも予定外に良かったですよ。
このままではダメ
ところが、問題が発生しました。
モノアイを中心に持ってくると、モノアイレールがとんがっているものですから、左右どちらかに傾いてしまいます。
これでは、正面から見たときに、モノアイが正面を向かないことになって格好悪いでしょ。
そこで・・・。
モノアイ周辺をヤスリます
「このトンガリがなければいいんだよな」
とヤスリで平面(なだらかな曲面)に整えることにしました。
モノアイレール全体をなだらかな曲面にできればいいのでしょうが、私はトンガリの部分だけをヤスリました。
それでも十分自然な感じになりましたし、最終的に黒で塗装すると奥まって見えにくいので、「ある程度」で大丈夫ですよ。
これでモノアイが正面を向くことが出来るようになりました。
モノアイ自体がとっても薄いことも、わかっていただけるかと思います。
モノアイ可動改造完成!
これでモノアイの可動改造が完成しました。
- 薄い金属の丸板(今回はエッチングパーツ)
- ネオジム磁石
があれば、1時間もかからず出来ます。
テクニックとしてはヤスリでトンガリを落とす程度の簡単なもの。
- 目が飛び出さない
- クリア塗料を塗ればピッカピカで目立つ
- かんたん
- お金もかからない(エッチングパーツは他に流用しましょう)
と、「いいとこづくし」だと思っています。
モノアイを自由に稼働できて、しかもピカピカに目立つ改造。
HGUCズゴック作るなら、ぜひやってほしい簡単な改造だと思いました。
次回はスジ彫りです
モノアイも格好良くなったし、次はいよいよ今回の製作のメイン「スジ彫り挑戦」です。
今回のモノアイ改造とは順序が逆になっていますので、すでにスジ彫りをした写真もありました。
このスジ彫り、まあ私は下手で、いかにも初心者らしいミスもしました。
リカバリーもうまく出来ないところも多かったです。
1から10まで順番に説明していきますので、お手本じゃなく反面教師として御覧くださいね。
次回、どうぞおつきあいください。