【ガンタンク初期型#2】サフ萌え?その後ファレホで筆塗り塗装

ガンプラ作ろう
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こんにちは、おらプラです。

HGガンタンク初期型を作っています。

今回は戦車模型を作ったときの経験をもとに、戦車っぽい感じに仕上げられたらと思って作りました。

前回は、開封から組立て完了まで進みました。

今回は、まずはサーフェイサー(ファレホのホビーペイントスプレー)をスプレーして、いわゆる「サフ萌え」を味わった後、ファレホで筆塗り全塗装していきます。

のちのち迷彩塗装を加えるのですが、まずはその手前、基本塗装まで行っていきます。

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使った道具

ヘッドルーペ

【ヘッドルーペ】老眼でのプラモデル作りには欠かせない拡大鏡
老眼になってくると、プラモ作りが辛いです。そこで、拡大ルーペを使います。スタンド型とヘッドルーペ型がありますが、私はヘッドルーペが使いやすいですね。拡大ルーペは長所も短所もありますが、実際、もうこれなしにプラモデルライフは考えられません。

筆各種

【100均から高級品まで】私が使ってる筆をさらす「使い分け」
私は筆塗り塗装でプラモを作っていますが、100均の筆から高級筆まで幅広く使っています。高級品と安物それぞれの使い方や使い分けについて、私の場合を例に書きます。とくにタミヤのモデリングブラシの種類の違いもあわせて解説します。筆は使い分けが大切。

水性塗料ファレホ

【水性塗料ファレホ】基本的な特徴と使い方をレビューします
「奇跡のカラー」と言われる水性塗料ファレホ。安全性が高い水性塗料が、素晴らしい発色性を手に入れたのです。しかしファレホには、知っておくべき特徴や使い方、そして欠点もあります。使ってみての感想も含めて、これから使う人のご参考になればと思います。

ファレホ・ホビーペイントスプレー

ファレホのサーフェイサー「ホビーペイントスプレー」の特徴と使い方
水性塗料ファレホには、とても便利なサーフェイサースプレーがあります。サーフェイサーでもあり、プライマーでもあり、下地塗装でもあるマルチなスプレーです。ファレホだけではなく水性塗料ユーザーみんなに知ってほしいです。値段も安い!

自作ウォーターパレット

【水性塗料には必須】ウォーターパレットのかんたんな作り方
水性塗料でプラモデルを塗装している人に絶対に使ってほしいウォーターパレット。ほとんどの人はご存知でしょうが、もし使っていない人がいるなら、簡単に自作できるので絶対に使うべし。乾燥遅いし作業中断できるし、デメリットがありません。自作方法を紹介。

紙コップ

ガンタンク初期型塗装レシピ(ファレホ)

本体基本色・ミディアムグレー

迷彩塗装・ニュートラルグレー

肩・イラクサンド

履帯(キャタピラ)・キャタピラ下地色

バルカン砲など・ダークスティール

頭部センサー部・ダークレッド

サーフェイサーで「サフ萌え」

ポーズはこれで固定しました

ガンタンク初期型をどのようなポーズで飾ろうか考えたのですが、箱絵のようなポーズしか思い浮かびません。

「それならば、いっそ」と、各関節を接着剤で固定してしまいました。

そのうち記事にしてみたいと思っていますが、戦車やマシーネンの製作のおかげで、

「固定ポーズで塗装することの楽しさ・ラクチンさ」

に気づいたからです。

キャノン砲は上下で

キャノン砲は角度は固定したものの、取り外しは出来ます。

箱絵が格好良かったので、なるべくその躍動感が再現できるようにポーズつけをしたつもりですが、どうでしょうか。

サフ萌え?

サーフェイサーはファレホのホビーペイントスプレーを使いました。

カラーが豊富で、これは「パンツァーグレー」というもので、かなり暗めのグレーです。

全体が均一に塗られた結果、パーツの形がくっきりと見えるようになります。

いわゆる「サフ萌え」というのですが、たしかにカッコいいですね。

「ここでやめて、塗装しないほうがいいんじゃないか?」

という疑問すら湧いてきます。(初級者あるある?)

ファレホのサーフェイサーいいよ!

このファレホのサーフェイサーは、適当に吹き付けてもボテッと厚くならず、パーツの細かいディテールが埋まることがないので、とっても使いやすいです。

金属でもくっつくんですよね。

さらにファレホの塗膜の強さも強くなるし、水性塗料を塗るなら絶対にオススメです。(ラッカーはダメみたい)

ファレホのサーフェイサー「ホビーペイントスプレー」の特徴と使い方
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塗装開始

基本色1度塗り目

基本色はミディアムグレー

今回は新しいカラーは買わず、手持ちの物を使いました。

多少設定色とは違うかもしれませんが、似たものを選んだつもりです。

本体の基本色はミディアムグレーです。

1度塗り開始!

「なるべく薄く、何度でも」

を忘れないように、ペタペタと塗りつぶしていきました。

スケスケですが

これまでファレホで塗装してきて思ったのは、筆ムラの少なさです。

最初はムラムラに見えますが、何度か塗り重ねているうちに、キレイな塗面になるんです。

少ない回数でキレイにしようという欲が働くと、つい厚めにドボッと塗ってしまいます。

そうすると、それがムラになってしまうようです。

少し水を含みすぎた

ウォーターパレットに染み込ませた水が多すぎて、薄くなりすぎました。

ファレホは、水で薄まりすぎると、弾いたようになってしまうんですよね。

でも気にせず塗りすすめます

それでもやっぱりそこで塗り直すことはしないで、そのまま塗りすすめます。

「1度目でダメなら2度目、2度目でダメなら3度目」

という気持ちが大切ですよ。

うっすらと色がついているでしょ?これが大事

一見無駄に見えるかもしれませんが、この1回目の塗装はちゃんと2度目の塗装の食いつきをよくしてくれるので、無駄ではないんです。

ちゃーんと色は重なっていきますので、ご安心を。

どんどん塗りましょう

シャッバシャバ

履帯の奥

履帯の奥は?

戦車塗装の面倒なところ、履帯の奥の方を塗装します。

パンツァーグレーのサーフェイサーで色がついていますし、そもそも目立たない場所なので、強引に筆を潜り込ませるように、塗料を付けていきます。

この時はボサボサになっても惜しくない筆を準備しましょう。

筆を強引に潜り込ませます

最終的な完成写真を見てもらえばわかりますが、履帯の奥なんて、

「ライトを当てて、見ようとしない限り見えない」

ものです。

キレイに塗装しようとしなくても、なんとなく塗料がついていれば大丈夫だと思います。

筆がどうしても痛みます

私は古くなって1軍から落ちた筆か、100均の筆を使うことにしています。

筆が届くところ=見えるところ

履帯の奥の方にミディアムグレーが付いていますが、ハッキリ言って、自分でもどういう状態なのかわかっていません。

「筆が届くところに塗料がついていれば、見えるところはカバーできてるはず」

ぐらいにしか思っていません。

誰かに審査されるわけでもなし、これでいいと思いますよ。

こだわりのある方ならば、履帯取り付け前に塗装しちゃうのかな?

サフ後、アイカメラのマスキングは外してあります

首もこれで固定します

2度塗り開始

2度塗り開始

全体を塗り終えたら、2度塗りを開始します。

頭部前の胸部中央から塗り始めましたが、2回目はしっかりと濃い塗装になっているでしょ?

ファレホは重ね塗りがラク

ファレホはラッカー塗料と違って、下地の色が溶け出さないので、塗り重ねは簡単です。

重ねれば重ねるほどきれいになる・・・つまり、どれだけ焦らず回数を重ねられるかが勝負だと思いますよ。

2回目の塗装終了時

2度塗りでは、かなり濃くなったものの、まだ下地が透けていますね。

全体的に3度塗り、部分によっては4度塗りで終了しました

このガンタンク初期型の場合は、3度塗りもしくは4度塗りでキレイになりました。

色によって違ってくると思いますが、グレーなのでかなり隠蔽力が強かったと思います。

肩の塗装

イラクサンド(イラクの砂漠色?)

肩の布またはラバーで覆われた感じのところは、イラクサンドという色を使いました。

箱絵より明るめですね

箱絵よりも明るめの色になってしまいましたが、あとでウェザリングすると暗くなるので、ちょうどよい感じにできると思います。

履帯(キャタピラ)の塗装

キャタピラ下地色(トラックプライマー)

履帯は何色にするか迷いましたが、戦車の時にうまくいって気に入った「キャタピラ下地色」というのを使いました。

焦げ茶色のような

こんな感じになります

まずはこの色を塗って、ウェザリングで色を重ねていけば、よくなるはずです。

本当にこの色気に入っています。

内側も見えるところだけ塗りました

履帯の内側も、見えるところは塗らないといけません。

奥の方はどうせ影になって見えないので、やはりここでも手抜きです。

見えないところも塗る派? 見えるところだけ塗る派?

あなたはどっち?

次回は筆塗り迷彩塗装です

これで一応、設定に近いガンタンク初期型としては塗装が完了です。

ただ今回は、筆塗り迷彩塗装をやってみたいと思ったので、このあとに追加していきます。

グレーの2色で迷彩塗装をしますが、お手本がない状態で自分で模様を描き込むのは初めてで、自分としてはかなり緊張モノだったんですよ。

それでは次回もお付き合いください。