こんにちは、おらプラです。
HGアッガイを作っています。
ど派手な改造はしない(できない)で、簡単に出来るディテールアップだけで作る方針です。
前回は仮組みまで終わって、いよいよ工作に入っていきます。
今回はまずは穴あけモールドです。
ピンバイスで穴あけをするだけなのですが、一応「ちょっとした基本のコツ」がありますので、そのあたりも説明していきます。
使った道具
ヘッドルーペ
タミヤ・精密ピンバイス
精密ドリルセット
穴あけモールドは超簡単
私でも出来る、誰でも出来る超簡単なディテールアップ工作ナンバーワンは、穴あけモールドです。
ピンバイスとドリルさえあれば、手間も技術も必要ないので、超おすすめですよ。
ピンバイスに精密ドリルの0.5mmをセットしました。
この精密ドリルセットは、すごい本数がついていて1000円ちょっとという安さ(たぶん精度はそれなりですが、模型には必要十分!)で、私は愛用してます。
穴あけモールドといっても、要は、場所を選んで穴を開けるだけです。
この「場所を選んで」というのが少し注意が必要なのですが、これはあとで解説します。
このアッガイのお腹のパーツのように、あるパターンが連続する場合は、それぞれに同じ位置に穴を開けると統一感が出るような気がします。
厳密に穴あけの位置を計測してやってもいいのですが、私は面倒なので適当です。
「なんとなーく」左右同じようになるようにしています。
よく見ると左右違うのですが、このスケールでは大丈夫と思ってます。
上の写真は塗装後の写真です。
たったこれだけ、時間にすると15分もかからないような作業ですが、ぐっと情報量増えたような気がしませんか?
今回はアッガイのシンプルさを活かしたいので、あまりたくさん開けていませんが、いい感じになったと思ってます。
穴あけモールド場所選びのコツ
穴あけモールドは簡単な作業ですが、そのぶん、開ける場所によって左右されると思います。
センスの良い人は気分次第で開けていいと思うのですが、私のような(センスに自信のない)人は、位置決めのセオリーを覚えておくといいかもしれません。
失敗しない近道です。
鋭角よりも鈍角に
私が一番気をつけていることは、鋭角の部分には開けないで、鈍角の部分に開けることです。
90°以上の角度の所に寄せて穴開けモールドを作ったほうが、なんとなく似合うんです。
アッガイのお腹のパーツで言えば、上の写真のように、じゃばら(?)の上側じゃなくて下側に開けるのです。
理由はよくわかりませんが、とにかく似合う(笑)
これは以前作ったズゴックの頭部の写真ですが、これも鋭角じゃなく鈍角に開けてます。
丸い部分の横も似合う
丸いところ(上のズゴックで言えば胸の排気口)の横に、ポツンと1つ穴あけモールドを作るのも似合うと思います。
丸いところには上下左右がないので、円のどこに開けてもいいと思いますが、私は少し斜め(上の場合ですと排気口の真横より少し下)がカッコイイと思ってます。
連続する部分
アッガイのお腹のパーツもそうでしたが、連続する部分があるところにも、穴あけモールドは似合うと思います。
動きが出来るというか流れが出来るというか、いい感じになるんです。
私の場合は以上3つの法則を頭において、それに反しないように穴あけモールドを開けていくようにしています。
他にもいくつか開けましたが、詳しくは完成写真を見てください。
ほんとうに簡単で誰でもディテールアップできますから、初心者の方ほどオススメですよ!
次回は
誰でも出来る簡単ディテールアップで、まずは穴あけモールドを開けました。
私なりの場所のコツを書きましたが、どうぞいろいろな人のものを参考にしてください。
いろいろな流儀があると思いますが、共通するのはお手軽な工作だということ。
ぜひやってみてください。
次回は簡単ディテールアップの2つ目、シンプルなスジボリをやっていきます。