【1/20フリードリッヒ#02】後ハメ加工とアンテナの小改造

マシーネン作ろう
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こんにちは、おらプラです。

子供の頃に憧れつつも、作れなかったマシーネンのプラモデルを作っています。

前回は開封して、ガンプラとは違う雰囲気にワクワクしながら組み立てました。

次は、塗装に入る前に、

「ここは後ハメ加工しておいたほうが塗装しやすいよ」

という場所の加工と、アンテナの小改造を行っていきます。

とくに後ハメ加工は、塗装のしやすさが全然違ってくるので、やって良かったです。

こういう知識を残してくれているマシーネン好きの方々に感謝です。

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使った道具

タミヤ・薄刃ニッパー

【タミヤ薄刃ニッパー】安物とは違うプラモ専用に感動
プラモデルには専用のニッパーを使いましょう。爪切りやハサミはもちろん、安物の一般用ニッパーではストレスがたまります。プラモデル専用のニッパーはどこが違うのか?5000円を超える高級品は必要なのか?初めて買うならこれくらいがいいですよ。

タミヤ・デザインナイフ

【タミヤ・オルファ】デザインナイフの使い方とカッターとの違い
プラモデル作りに昔はカッターを使っていましたが、デザインナイフを知ってからはあまりに使いやすくてビックリです。完全に上位互換です。刃も頑丈で鋭く力がいらないので、切ったり削ったりがラク。「刺して持つ」という使い方もプラモならではかな。

ヘッドルーペ

【ヘッドルーペ】老眼でのプラモデル作りには欠かせない拡大鏡
老眼になってくると、プラモ作りが辛いです。そこで、拡大ルーペを使います。スタンド型とヘッドルーペ型がありますが、私はヘッドルーペが使いやすいですね。拡大ルーペは長所も短所もありますが、実際、もうこれなしにプラモデルライフは考えられません。

タミヤ・ピンバイス(&ドリルセット)

【タミヤ・ピンバイス】ドリルセットを選ぶポイントは径の多さだ!
プラモデル作りに便利なピンバイス。精密な穴を開けられるこの道具は、オンリーワンで他では代用できない仕事をしてくれます。私の愛用しているタミヤ精密ピンバイスの詳細と、一番重要だと思うドリルセットの選び方についてアドバイスします。ドリルは質より量!

デジタルノギス

【デジタルノギス】何でも簡単に測るぜ!プラモデル作成での使い方
プラモデル作りにデジタルノギスは超便利です。直径のわからなくなったドリルの刃を判別したり、真鍮線の直径を正確に測ったり、ケガキにも使えます。プラモデル用に生まれた道具じゃないかというくらい使い道はさまざまです。一度買うと一生モノ。

後ハメ加工➀サイドキャノピー

操縦席両側の透明サイドキャノピー

操縦席の両サイドにつくサイドキャノピーの透明パーツ。

これを先に取り付けてしまうと、その後の塗装をする時に、つねにマスキングしなくてはならず、面倒です。

そこで、後ハメ加工を行うことで、すべての塗装が終わってから透明パーツを取り付けられるようにするのです。

やり方は超簡単です。

透明パーツに付いている3本のダボピンのうち、下側の2本を短くするのです。

本来この長さのダボピンを

半分から1/3にカットする

半分から1/3程度でいいでしょう。

試してみればわかりますが、ほんの少しダボピンが残ってさえいれば、しっかりハマりますのでご安心を。

本来透明パーツの後に付けるこのパーツ

本来は、上の写真のパーツを先につけると、透明パーツが付けられません。

でも、後ハメ加工をしておけば

ハメられるんです!

透明パーツに塗料が付かないようにするうえで、とっても便利な加工ですよ。

加工に1分! 絶対にやるべき加工です。

考えた人のヒラメキに感謝です。

後ハメ加工②座席シート

座席につけるシート2パーツ

操縦席の中には、最後にパイロットのフィギュアを乗せますが、シートのパーツも後ハメ加工しておくと塗装が簡単です。

ダボピンを2つ全カットしておくだけ

これも加工は超簡単で、シートのパーツのダボピン(下側)を2本を切っておくだけです。

これも加工1分!

この中につけた状態で塗装するのは面倒ですよね

これも絶対にやったほうがいいですよ。

アンテナを真鍮線に改造

フリードリッヒのアンテナ

マシーネンには写真のようなアンテナが付いています。

これは縮んだ状態ですが、写真の作例を見ても伸びていたほうが断然格好いいです。

作例もこんなふうに

思い切ってカット!

そこで、アンテナの部分を写真のようにカットして、真鍮線と金属スプリングで改造するのです。

この改造はみなさんそれぞれのやり方があるみたいですが、いずれにしろアンテナは伸ばすのが定番のようですね。

ウェーブさんの真鍮線とスプリングパイプを使いました

私は安価で手に入りやすいWAVEさんの真鍮線とスプリングを使用しました。

両方で250円だったかな。

スプリングNO.1は外径1mm

このスプリングは、サイズ表を見れば内径が計算できます。

外径1mmのもので、だいたい内径0.6mmですから、0.5mmの真鍮線が入るだろうという計算で買いました。

こんな感じです

外径1mm

まずはパーツにピンバイスで1.0mmの穴を開けてみます。

真っ直ぐに開くかな?

試しにスプリングを挿入してみたら、ちょうどいい感じでした。

うん、いいかんじ。

適当な長さに切って、アンテナの先を付けてみました

作例や箱絵を参考に、だいたいの長さでカットして付けてみました。

「このアンテナが伸びるんだから、当然先っちょにはこれが付くんだよな?」

と円筒形の部分を付けてみたんですが、どうにも格好悪いです。

何も付けないほうがいいのかな?

先に何も付けない

そこで、円筒形のパーツを取り除いてみました。

うん、こっちのほうがシンプルで格好いいような気はしますね。

私はこれで良しとします。

とりあえずアンテナが真っ直ぐに立ってよかったと安心しました。

後ハメ加工・小改造まとめ

透明パーツもシートもまだ付いていません

先人の知恵を拝借して、後ハメ加工と定番のアンテナ改造を行いました。

上の写真はすべて塗装した後ですが、透明パーツもシートも、フィギュアも最後に取り付けます。

シートはこんな感じになります

難しい加工が必要なら、塗装順序を変えたりマスキングで対応するのでしょうが、なにしろニッパーでパチンパチンするだけで完了という手軽さですから、ぜったいにやったほうが便利ですよ。

次回は、サーフェーサーをスプレーしたり、下地を塗装したり、筆塗り全塗装の準備をしていきます。

初めて使う「胡粉(こふん)ジェッソ」というものも塗っていきますよ。

どうぞお付き合いください。