こんにちは、おらプラです。
ハセガワ1/350長門を、ポントスディテールアップセットで作っています。
前回は開封をして製作のための準備をしました。
今回は製作を進めていくのですが、正直言うと私のような素人が製作のことを書いても参考にはならないと思います。
艦船模型を上手に作りたい人は、絶対他の人をお手本にしたほうがいいです。
ただ、素人は素人なりに感じたことがありますので、そのあたりをお伝えできたらと思ってます。
今回はずばり、
「これって艦船模型を作るときのコツじゃないか?」
と感じたことを中心に書いていきたいと思います。
艦船模型の特徴「同じものを大量に作る」
機銃・砲塔・艦載機
艦船模型の特徴の一つですが、船には同じものが大量につくことが多いです。
機銃とか副砲とか艦載機などです。
純正のままでもそうですし、特にエッチングパーツを利用する場合はとても大変です。
私がプラモデルを作ってきた経験上では、艦船模型以外でこんなことはないのではと思います。
ガンプラのファンネルとか、戦車の車輪ぐらいかなあ?
精神的に辛いのです
艦船模型に慣れている方には当たり前なのでしょうし、もしかするとそれが楽しいポイントなのかもしれません。
でも、私は嫌でしょうがないです。精神的に辛いのです。
1個作るのは楽しいのですが、それをあと20個作りましょうって言われたら、それは苦行でしかない。説明書に「×30」なんて気軽に書いてあるだけでイラッとします(笑)
それでも完成させるためにはやるしかないわけですが、問題は・・・
どんどん適当になって手抜きや失敗が増える
ことでした。
船がほとんど完成して姿が出来たあと、それから機銃を何十個も作れって言われたら、
「もういいや、早く完成させたいし」
という気持ちになっちゃうんですよね。
今回空母赤城をあきらめたのは、大量の飛行機を作って塗装するのが嫌だったというのも理由です。お恥ずかしい。
艦船模型コツ
大量生産を先に終わらせる
前回の雪風のときに思い知った私は、今回、説明書の組み立て手順は無視して、
「大量生産するものを先に全部作ろう」
と思いました。
最初のうちはまだ集中力がありますから、大量生産もなんとか乗り切れると思ったのです。
面倒なことを先になんとか(完成度を保って)終わらせようと。
お楽しみは最後に
甲板とか、艦橋とか、煙突とか、組立自体はエッチングパーツも含めて複雑で大変ですが、「1つだけ作ればいい」となると、それは新鮮で楽しいんです。
形ができていくたびに、「おおー」と手にとって眺めたりする。
嫌なのは細かい作業ではなくて、同じことを何度も繰り返すことなんですよ。
今回の長門はこういう作り方でやりましたが、個人的に正解だったと思ってます。
主砲
主砲は4つあります。
「箱から棒が2本飛び出てる」のは砲塔のイメージですが、エッチングパーツを利用すると、付属品がとても多くて複雑な構造をしていることがわかります。
これはなんなんでしょう?
ハシゴとか手すりとかたくさん付きます。人が乗ったり入ったりする建築物なんですね。
艦載機
長門には艦載機が3機乗ります。エッチングパーツでフレームやワイヤーまで再現されていて、3機作るだけで半日くらいかかりました。
空母だとこれを何十機もやるんでしょう?
しかも全部塗装してデカール貼りもするわけですよね?
やっぱ空母は無理だな。
船もたくさん搭載されています。
駆逐艦ではボートみたいなものしかなかったのに、戦艦になるとこんなデカい船も載せているんですね。
終わったものはチェック
キットの説明書とエッチングパーツの説明書を見比べながら作っていますが、エッチングパーツのほうは終わったところから順番にマジックで消しながらやりました。
どこまでやったかわからなくなりますし、モチベーションにもなります。
次回は
次回は艦船模型でとても活躍する彫刻刀での作業を中心に書きたいと思います。
エッチングパーツを付けるときには、もともとのモールドを削り落とす事が多いので、彫刻刀作業はとても多いです。