【HGザク・ハーフキャノン#04】ファレホで筆塗り全塗装

ガンプラ作ろう
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こんにちは、おらプラです。

HGザク・ハーフキャノンをファレホ筆塗り全塗装で作っています。

前回は、パーツ接着後の合わせ目消しを行い、モノアイの簡単な改造もやってみました。

モノアイはパーツを壊してしまって、このあとの塗装で誤魔化すしかないのですが・・・。

今回は、筆塗り塗装で全塗装に挑戦です。

塗料は全てファレホです。

HGはパーツ分けが細かいので、各パーツごとに塗っていけば大丈夫なはずです。

それでは、お付き合いください。

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使った工具

今回も引き続き以下の工具を使っています。

タミヤ・デザインナイフ

【タミヤ・オルファ】デザインナイフの使い方とカッターとの違い
プラモデル作りに昔はカッターを使っていましたが、デザインナイフを知ってからはあまりに使いやすくてビックリです。完全に上位互換です。刃も頑丈で鋭く力がいらないので、切ったり削ったりがラク。「刺して持つ」という使い方もプラモならではかな。

ヘッドルーペ

【ヘッドルーペ】老眼でのプラモデル作りには欠かせない拡大鏡
老眼になってくると、プラモ作りが辛いです。そこで、拡大ルーペを使います。スタンド型とヘッドルーペ型がありますが、私はヘッドルーペが使いやすいですね。拡大ルーペは長所も短所もありますが、実際、もうこれなしにプラモデルライフは考えられません。

神ヤス

【神ヤス5mm厚】初心者の「神ヤス」頼み【スッキリ!】
プラモデルの曲面をヤスリがけするのは難しいです。曲面がガタガタになっちゃった経験ありますよね。そこで便利なのがスポンジヤスリですが、とくに「神ヤス」は便利です。私のような初心者や下手ほど、腕を磨くよりまずは「神ヤス頼み」でいいんじゃないですか?

タミヤ・モデリングブラシHFスタンダードセット

水性塗料ファレホ(イラクサンド、フラットアース、チョコレートブラウン、ブラック、ダークスティール、ライトスティール、ニュートラルグレー、フィールドグレー、ホワイト)

【水性塗料ファレホ】基本的な特徴と使い方をレビューします
「奇跡のカラー」と言われる水性塗料ファレホ。安全性が高い水性塗料が、素晴らしい発色性を手に入れたのです。しかしファレホには、知っておくべき特徴や使い方、そして欠点もあります。使ってみての感想も含めて、これから使う人のご参考になればと思います。

自作ウォーターパレット

【水性塗料には必須】ウォーターパレットのかんたんな作り方
水性塗料でプラモデルを塗装している人に絶対に使ってほしいウォーターパレット。ほとんどの人はご存知でしょうが、もし使っていない人がいるなら、簡単に自作できるので絶対に使うべし。乾燥遅いし作業中断できるし、デメリットがありません。自作方法を紹介。

塗装開始の前に色選び

塗装を始める前に、やっておかなければいけないことがあります。

それは、どの色を塗るかという選択です。

色は混ぜません

私は、このキットを塗装するために、いくつか色を買い足しました。

ただ、手元に届くまでは、正確にどんな色なのかわかりませんので、これから選ぶ必要があるのです。

私はいくつかの塗料を混ぜて、イメージ通りの色を作り出すこと(調色という)は出来ません。

なので、手持ちのカラーから、一番合いそうなものをチョイスするしかないんですね。

私はサンプルを作ります

こういうサンプルを作らないと選べないんです

このキットを塗装する時、茶系の3色を準備しなければいけません。

そこで、手持ちの茶系カラーをプラ板に塗って、どれを塗装するか選びます。

私はこうしてパーツと合せないと色が選べません。

イラクサンドは今回のために買ったものですが、ピッタリでした。

フラットアースは微妙ですが、これでいきます。

チョコレートブラウンはなかなか合ってるような気がしています。

私は新しいカラーを買うたびに、こうしてサンプルを作っていますが、これはオススメのやり方ですよ。

おらプラ
おらプラ

色って難しいですよね

使った色と部位一覧

今回、ザク・ハーフキャノンの塗装に私が使った、ファレホカラーの一覧です。

イラクサンド 装甲基本色➀
フラットアース 装甲基本色②
チョコレートブラウン 装甲基本色③
ブラック モノアイ・装甲内部
ホワイト ランドセルの一部
ダークスティール 関節部・バルカン砲
ライトスティール 関節部
ニュートラルグレー 動力パイプなど
フィールドグレー 武器類

関節部などの塗装

ライトスティール

関節部は、ライトスティールとダークスティールという、2色の金属色で塗り分けることにしました。

「ファレホのメカカラーのメタリック系はおすすめ」

と、公式パンフレットに書いてあったので試してみました。

ガンダムの時は関節を金と銀で塗り分けましたが、

「ザクに金色は似合わないだろう」

と渋めの選択です。

ダークスティール・・・いいぞ!

腕の関節

腕の関節を見てください。

今回は、ダークスティールを外側、ライトスティールを内側で塗りました。

どうでしょうか?

私的にはお気に入りなのですが。

脚の関節

脚(ひざ)の関節部は、ライトスティールで塗ったものを、挟み込んで接着します。

関節のここが見えてしまう

関節の一部が見えてしまうので、そこは接着後に合せ目を消す必要があるのです。

こういう場合に、

関節を最大に動かした場合にどこまで見えるか?

を確認しておき、広めに塗らないと失敗します。

「ありゃ、ここまで見えるのか! 塗装追加だ~」

という失敗、私はガンダムでやって学習しました。

奥さん
奥さん

プラモに関しては学習するのね

合せ目消しは見えるところだけでOKですよ

黒の塗装(モノアイと装甲内部)

問題のモノアイ

次に黒色の部分を塗っていきました。

まずは、モノアイです。

加工に失敗して壊してしまったパーツなので、うまく傷が隠れてくれればいいのですが。

装甲の内側

また、装甲の内側の見えそうな部分にも、黒を塗っておくことにしました。

隙間からプラの色が見えると、ちょっと格好悪いですからね。

ド素人なりに全塗装に挑戦しているからには、こういうところもちゃんとしたい気持ちはあります。

ただ塗りつぶすだけなので簡単ですし。

あとは、腰の装甲板の裏も塗ってあります。

ランドセル・動力パイプの塗装

ランドセル、動力パイプはニュートラルグレー

ランドセルと動力パイプは、ニュートラルグレーという色を塗りました。

老眼には塗ったところがわからない・・・

このカラーに関しては、選択がバッチリだったのはいいとして、そのおかげで、

「どこまで塗ったか見えない!」

という問題がありました。

こうして写真ならわかるのですが、夜に電灯の下で老眼では、区別がつきづらいんです。

昼間だとわかるので、いかに太陽が偉大かとわかりますよ。

武器類の塗装

武器類は色を変えました

武器類は、ニュートラルグレーで塗ろうと思ったのですが、ちょっと緑色がかったフィールドグレーというカラーも買っていましたので、せっかくなのでそれを使うことにしました。

バルカン砲の塗り分け

私はこのザクを、キャノン砲じゃなくバルカン砲を選択して組み立てています。

その理由は、バルカン砲を金属っぽく塗装して、格好良く作りたかったからです。

ある意味、一番楽しみにしていた部分かもしれません。

そこで、砲身はダークスティールで塗っておきました。

あとで、ウェザリングマスターの段階で、熱による青やけなどを追加してみたいと考えています。

うまくいくといいんですけどね。

合せ目は消えてました

合せ目を消したところは、うまく消えてくれてました。

こういうとき、思わずニンマリしちゃいます。

ランドセルのスモークディスチャージャー

ランドセルについているスモークディスチャージャー(たぶん発煙筒?)を、ワンポイントで先っぽだけ白く塗りました。

本体装甲の塗装

さて、いよいよ本体の茶系3色の塗装に入ります。

技術は不要、根気だけ

塗装は根気?

HG以上(RGとかPGとか)のキットは、各色ごとにパーツが分かれているので、

組立は時間がかかるけど、塗装は簡単になっている

と初級者レベルでは感じます。

「1つのパーツを2色以上」で塗り分けるのは、マスキングとか筆使いとかの技術が必要です。

でも、「1つのパーツを1つの色」なら、丁寧に塗るだけである程度うまくいくのです。

私はまだマスキングできませんし・・・。

塗り分けの順番

今回、失敗というか、あとで悩んでいることがあります。

それは、一部だけ塗り分けるときの順番です。

トンガリの一部を塗り分けに挑戦

例えばこの肩アーマーですが、トンガリの根本を金属色で塗り分けてみたのです。

「これくらいなら出来るかな?」

と。

最初に金属色で塗って、まあ、ある程度塗ることができました。

でも、そのあとでイラクサンドを塗った時に、はみ出さないように気をつけるのが大変だったんです。

「これ、あとで金属色を塗ったほうが楽だったかな?」

うまく塗れたと思いますが・・・

脚のバーニアもはみ出しまくり

同じく、脚のバーニアっぽいところも、先に金属色を塗って、後で苦労しました。

こういうところは、細かい部分をあとで重ね塗るほうがセオリーなんでしょうか?

本体塗装

色が濃いのでキレイに塗れました

しっとりした感じでお気に入り

腰のアーマー(裏側は黒です)

股間も奥まったところは黒で塗りつぶし

一番多いイラクサンド部分

いい色だと思います

シールドの裏

シールドの裏は凹みの部分を金属色で塗り分けました。

こういうところは塗料がはみ出さないので、簡単にできます。

塗り分けなきゃ損ですよ!

最初ライトスティールで塗ったんですが、なんかシールドが軽くて柔らかい感じがしたので、暗めのダークスティールで塗り直しました。

塗装完了!

とりあえず、すべてのパーツを塗装し終わりました。

毎日少しずつ、1週間ほど塗っていたと思います。

完成したものをご覧ください。

後ハメ加工したところ

ガシーン!

腕の関節の金属色、なかなかいい感じ。

肩アーマーはまだ付けません(取り外し不可)

美味しいチョコみたい

足首の部分、チョコとクッキーのお菓子みたいで、とてもうまそうです。

脚の後ハメ加工は

完璧やー

写真を見ると、脚の内側にイラクサンドがはみ出していますね。

組み立てると見えにくいから、すっかり忘れてました。

モノアイ、いいじゃん!

改造したモノアイ、自分では満足です。

シールよりは光ってるし、デコシールよりは平面的です。

ただ、モノアイの下にパーツの割れた跡がしっかり見えています。

遠目にはわからないから、今回は良しとしましょう。

次回はシールとウォッシング

これで、本体すべての塗装が完了しました。

このあと、スミ入れをほどこして、シールを貼れば完成ですが、今回はもう少しがんばります。

ウォッシングという、塗装全体の色調を整える(書いていますが何を言ってるかはわかっていない)作業をやってみるのです。

いわゆるウェザリング(汚し加工)の一部と考えても良さそうですが、どんな効果があらわれるかはこの時点ではわかりませんでした。

次回は、シール貼りとウォッシングです。

どうぞお付き合いください。