【タミヤ仏軽戦車R35#3】デカール貼り場所は私には難しい

戦車
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こんにちは、おらプラです。

タミヤの1/35仏軽戦車R35を製作しています。

前回はこの戦車、個人的にメインイベントと考えていた、独特の迷彩塗装を行いました。

ボヤけるような迷彩塗装じゃなくて、クッキリと塗り分けられた迷彩塗装にあこがれてやってみましたが、思った以上に「見れる」出来になったと満足しています。

さて今回は、デカールを貼ったりウェザリングをして完成させます。

迷彩塗装を活かすために、軽め軽めでやっていきます。

デカール貼りなんですが、1箇所私には難しい場所があったので、場所は変更しました。

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使った道具

ヘッドルーペ

【ヘッドルーペ】老眼でのプラモデル作りには欠かせない拡大鏡
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筆各種

【100均から高級品まで】私が使ってる筆をさらす「使い分け」
私は筆塗り塗装でプラモを作っていますが、100均の筆から高級筆まで幅広く使っています。高級品と安物それぞれの使い方や使い分けについて、私の場合を例に書きます。とくにタミヤのモデリングブラシの種類の違いもあわせて解説します。筆は使い分けが大切。

ファレホ・ファレホウォッシュ(ダークグレー・ヨーロピアンダスト)

【水性塗料ファレホ】基本的な特徴と使い方をレビューします
「奇跡のカラー」と言われる水性塗料ファレホ。安全性が高い水性塗料が、素晴らしい発色性を手に入れたのです。しかしファレホには、知っておくべき特徴や使い方、そして欠点もあります。使ってみての感想も含めて、これから使う人のご参考になればと思います。

タミヤ・ウェザリングマスター(A、B、C、D)

【ウェザリングマスターの使い方】初心者も失敗しない・修正出来る
ウェザリングマスターを愛用しています。初心者でも簡単ですし、技術が要らないし、なにより失敗してもリセットできるのが心強いです。使い方や修正方法、種類などを解説しています。初心者が初めてウェザリングに挑戦するなら絶対おすすめ!

クレオス・プレミアムトップコート(ツヤ消し・光沢)

【違いで助かる】初心者は迷わずプレミアムトップコート!
クレオスの水性トップコートには、通常版とプレミアムがあります。プレミアムトップコートはどこが違うのか?私の感想では、美しさや耐久性というより、スプレーしすぎ、足りなすぎのミスをカバーしてくれる範囲が広いと感じます。そう、初心者ほど使うべきです。

タミヤ・デカールピンセット

【タミヤ・デカールピンセット】初心者は太めが使いやすい
プラモデル用のピンセットを買おうとしたとき、あまりにも種類が多くて何を買っていいかわかりません。しかし「細すぎるよりもある程度太いほうが便利」というアドバイスを知りタミヤのデカール用ピンセットを買い愛用しています。初めてのピンセットを買う前に読んでください。

クレオス・Mr.マークセッター

【意外と誤解されてる?】マークセッターとソフターの違いと使い方
水転写デカールを貼る時に、マークセッターとマークソフターはもはや必須とも言える便利アイテムです。デカールを貼るときのミスが格段に減りますし、キレイに仕上がります。マークセッターとソフターの違い、使い方、効果の例を図と写真でくわしく解説します。

綿棒

デカール貼ります

デカールは多くはありません

このキットのデカールは、2種類の車体に仕上げることが出来るようになっています。

私は箱絵と同じものを選びましたが、一応理由を書いておきますと、フランス語筆記体のデカールがおしゃれで、それを貼りたかったからです。(ちなみに迷彩塗装もそちらを選択しています)

小さなデカールだけなので安心

小さめのデカールしかない戦車なので、初心者でも比較的簡単なデカールだと思います。

トップコートしてあります

今回、私は初めての試みで、デカール貼りの前にトップコートの光沢をスプレーしてあります。

というのは、コピックモデラーで黒い線を描いていますが、それがマークセッターで溶けるかどうかわからなかったからです。

ファレホはマークセッターではよほどのことがない限り溶けませんが、コピックに関しては情報がなかったので、不安だったのです。

トップコートで保護しておけば、安心ですからね。

車体ツヤツヤでしょ?

「bupple」?フランス語で「しなやか」らしい

⬆このフランス語「le bupple」は、グーグル先生の和訳では「しなやか」だそうです。

「屈強」とか「虎」とかじゃなくて、「しなやか」っていうところがなんとなくフランスっぽいなあ(笑)。

デカール貼りの場所を変える

1箇所難しいので変えました

基本的には説明書に書いてあるとおりに貼りたかったのですが、1箇所難しいところがあって、失敗したくないので変えました。

車体前方のフランスマーク「◎」です。

すっごい凸凹で

本当は上の写真のところに貼るのですが、そこには凸凹のパーツがあって、その上から馴染ませるように貼らなければいけません。

そういうときには、デカールを柔らかくする「マークソフター」を使えばいいですし、持っているのですが、今まで経験のない凸凹なんでビビってしまいました。

「ミスってデカールが破れたらイヤ」

というわけで、場所を変えてしまいました。逃げたということです、ハイ。

後ろ姿はこんな感じです

フィルタリング&ウォッシング

フィルタリング

デカールを貼り終えたところ

次に、ファレホウォッシュを使って、フィルタリングをします。

フィルタリングとは、全体に薄く色をかぶせることで、別々に塗った色に調和感をもたらす効果があります。文字通り、一枚フィルターを掛けたようになるわけですね。

ヨーロピアンダストという色

ジャバジャバと全体に塗って

全体にジャバジャバと塗りたくっていきますが、本当にラフに濡らすような感じで。

綿棒で拭き取ります

あとは綿棒を使って拭き取っていくだけです。

全部拭き取るつもりで拭き取っても、すこーし塗料が残るので、それがフィルター効果となる理屈。

一応注意することは、綿棒を重力方向に動かすことです。

拭き取り後が多少残った場合に、横に流れるのはおかしいですから。

雨も汚れも上から下へ流れるものですからね。

フィルタリング終了!

車体全体、塗装にもデカールにも、うすーく茶系の色がかぶさりました。

バラバラだった色どうしが、統一感のある感じになったでしょうか?

とくに今回は緑色が明るすぎて浮いていたので、多少はマシになったと思います。

これでフィルタリング終了です。

ウォッシング

ファレホウォッシュのダークグレー

次にウォッシングを行います。

実のところ、先程やったフィルタリングとやることは同じようなもので、言葉の違いだったりするのですが、私の中では、

「全体的にやるのがフィルタリング、部分的に墨入れのようにやるのがウォッシング」

と理解しています。(あくまでも自分の場合)

人によって違う言葉の使い方をする場合もありますので注意です。

例えば後部の排気口?まわりが

こうなります

ファレホウォッシュをラフに塗って、それを綿棒で拭き取ると、凹凸やスジに塗料が残って、目立つようになります。

ガンプラなどでいう墨入れと同じですが、スケールモデルではウォッシングとかピンウォッシュと呼ぶことが多いようです。

ウォッシング終了

パネルラインやパーツの境界が目立って、メリハリが出ますね。

いい感じ

後部

ウェザリングは控えめに

いつものウェザリングマスター

戦車模型といえば、ドロンドロンに汚したり、使用感満載にするのが醍醐味ですし、とっても格好良いものです。

でも今回は、迷彩塗装がメインなので、あまり汚さないようにします。

フランスらしい(あくまでもイメージ)、

「戦争するのにも、ファッションやデザインが大事」

というスタイル、機能美にあふれるドイツ戦車とは違う感じで、完成としておきたいと思いました。

足回り

ウェザリングマスターのシルバーだけを使って、かる~く塗装ハゲだけを付けていくことにしました。

凸部や角にちょっとだけ

迷彩を邪魔しない程度で

ウェザリングって、とっても気持ちいい作業ですし、やればやるほどそれっぽくなります。

だからこそ、私のようなセンスのない人間は、やりすぎないように気をつけるわけですが、今回はとくに少なめ少なめに。

泥汚れやサビもなし!

最後はトップコート

最後はトップコートつや消し

最後はプレミアムトップコートのつや消しをスプレーして完成です。

途中でスプレーした光沢コートが残っていますので、全てをつや消しに戻すため。

あと、ウェザリングマスターは粉を付けているだけなので、触って落ちないようにトップコートは絶対必要です。

これですべての製作工程が完了です。

次回は完成の感想と反省など

今回デカール貼りと汚し加工を終えて、仏軽戦車R35は完成となりました。

次回は、完成写真を見ながら、製作工程を思い出して感想や反省などを書いて振り返ります。

あと少し、お付き合いくだされば幸いです。