こんにちは、おらプラです。
初めての戦車プラモに挑戦で、タミヤの38tを作っています。
前回は、定番のかんたんな改造と、塗装の下地を作りました。
続いてファレホ筆塗りに入っていきますが、私は戦車について詳しく知りません。
戦車プラモ初心者のかたは私以外も同じだと思うのですが、
「戦車のどこが何なのか、そして何色をしているかわからない」
のが困るところです。
説明書の指示を頼りに、どのように塗装していったのか書いていきます。
使った道具
ヘッドルーペ
水性塗料ファレホ(ジャーマングレー、ブラック、キャタピラ下地色、ダークレッド、インターミディエイトグリーン、ダークスティール、サドルブラウン)
自作ウォーターパレット
紙コップ
塗装のプランについて
戦車模型は、
「塗装はまだ下地みたいなもの。汚し加工こそが本番」
という雰囲気です。
酷使されて汚れた感じこそが、戦車のかっこよさですからね。
しかし、私などはいきなりそれをやろうとしても、無理があります。
そこで、まずは説明書の指示通りに、基本通りに塗装して新品の戦車を作り、その上に重ねるように少しだけ汚し加工を加えていきます。
しかもドロドロの土汚れなどは出来ないので、
「何度か戦場で使われて古くなっているけど、整備と洗車をされて再出動する戦車」
を作ることにします。
ドイツのグレーはジャーマングレー
子供の頃から、ジャーマングレーという色は耳にしてきました。
でもそれが、
「ドイツ軍の使うグレーだからジャーマングレー」
という感覚はありませんでした。
そこまで深く考えずにいましたね。
どこの塗料メーカーもジャーマングレーはラインナップしていますし、ドイツ軍の戦車がいかにプラモデル界で大きな存在かということでしょうか。
とにかく塗りつぶす
この戦車は、マフラー、ホイールのゴム部分、履帯以外は、ほとんどすべてジャーマングレーです。
鼻歌まじりに何も考えずにペタペタやっていくのは、楽しかったです。
筆ムラ関係なし
ジャーマングレー自体が暗い色ですし、下地に胡粉ジェッソがあるおかげで、筆ムラなどは気にしません。
2度塗りすると、多少胡粉ジェッソの白が透けていたところも見えなくなって、キレイになりました。
履帯の奥は鬼門!
そうそう、私は履帯を接着してしまっていますので、履帯の影に隠れたところは、筆をスキマに突っ込んで塗らなければいけませんでした。
上級者は履帯を脱着可能にしておきますが、それはこの部分を上手に塗装するためです。
サスペンションなども塗れるでしょうね。
私はもう手遅れですから、なんとかするしかありません。
私は筆の届く範囲だけ塗りましたが、プラ成型色がグレー、サーフェイサーが黒なので、胡粉ジェッソの白だけ見えなくすれば、ほとんど見た目にはわかりません。
「なんとかなったかな?」
と安心しましたよ。
ただし、無理やり筆を突っ込むので、筆先がボサボサに痛みます。
私は1軍のタミヤ筆は温存して、100均の筆を投入しました。
捨て駒にされるボールやジムみたいなものね
・・・すまん
履帯の色はどんな色?
ファレホ頼みの色選び
実のところ、戦車の履帯ってどんな色をしているか知ってます?
私は知らないんです。
そもそも塗装してあるのか、金属むき出しなのかも知りませんし、作例を見てもドロドロや汚しが激しくて色が想像つきません。
そこで、ファレホのカタログを見て探しているうちに、いいもの見つけたんです。
その名も「キャタピラ下地色」!
これがどんな色かも知りませんが、名前だけを頼りにこれを買いました。
ファレホは具体的な塗装場所の名前が付けられているものも多くて、こういうときは便利です。
履帯は塗りにくい
履帯は凹凸が多くて、なかなか塗料が行き渡らずにうまく塗れませんでした。
そこで、塗料をたっぷり筆に含ませて、ベチャベチャに塗っていきました。
キャタピラ下地色は赤茶けた色だったんですが、全体的に暗くて車体との差が最初はわかりにくかったです。
重ね塗りをすると、少しずつ車体との区別が付いてきたように思います。
履帯がこのような色でいいのかはわかりません(なにしろ「下地色」なので)。
でも、「なかなか格好いい感じになったな」と、思っています。
その他の塗装
ホイールの外周はゴム製ですので、そこは黒を塗りました。
組立てのときにパーティングラインを消したところですね。
あとでウェザリングをするときに、ここがゴムだと覚えておかないといけません。
間違って金属ハゲのシルバーとか塗っては台無しですから。
機銃はガンメタルの指示でしたが、手元にあったダークスティールを塗りました。
車体後部のパーツに赤と緑を塗ります。
ブレーキランプとかでしょうか?
かなりはみ出していますが、最後に修正しました。
マフラーの塗装
マフラーは高温の排気ガスで錆びるので、茶系の色を指示されています。
私はサドルブラウンという色を、以前マシーネンクリーガーの排気口に塗っていい感じでしたので、気に入ってます。
名前からすると革の色だと思います。
胡粉ジェッソの凹凸が、こういうサビたところにはピッタリです。
ウェザリングで上手にサビっぽくしたいと思います。
次回はデカール貼りの失敗とフィギュアの塗装
以上、小物とフィギュア以外の筆塗り塗装が終了しました。
塗り分けもほとんどなく、広い面を適当にペタペタ塗っていく感じはとても楽しいです。
キレイにするというより、ジャーマングレーの面積を広げることに夢中になった感じ。
次回はデカール貼りと、フィギュアの塗装を行います。
大きなデカールは難しい
私は水転写デカールは得意だと思っていたのですが、それは間違いでした。
私が出来るのは小さなものだけでした。
詳しくは次回お見せしますが、大きめのデカールを思いっきり破ってしまい大失敗!
おっさんに命を!フィギュア塗装
あと、フィギュアのおっさんを塗装します。
マシーネンの1/20とはちがって、1/35の小さなフィギュア。
しかも全身。
うまくできるでしょうか?
次回もどうぞお付き合いください。